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南京事件

 読むと気分が悪くなる本を紹介します。
岩波書店から出されている「南京事件」。著者は笠原十九司。
本の書き方が下手な訳ではない、内容も真実の様だ。
それなればこそ、読めば読むほど情けなくなる。
本当に日本人は醜(みにく)い国民であったのだろうか。
いや過去形でなく今もそうだろうか。
現在に至るも、それを認める教科書に反対するなど反省の声は小さい。
醜い上に狡(ずる)いのだろうか。

 大戦に負け悲惨さを経験し、男女平等が当時よりは進んだ現代の若者は違うと思う。
(女性の人権を無視していたのもこの事件を大きくしている)
原爆を2発も落とした国を、好きな国の筆頭に挙げるくらい大らかなのだから。
「南京事件」での惨たらしい事実を知らないので反省も無いのだと思う。
やられた方は大げさに言ってるのも事実だが、この本では犠牲者は10万〜20万人と述べている。仮にこれの1/10としても大変な事件である。

 一度読んでみては如何でしょう、寝つきが悪くなるのは覚悟のうえで。
平和で大らかな時代が終わらぬように祈ります。
   
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ひろあき
最後の70代、1年1年を楽しみ生きる
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