2017年02月23日
高梨、通算勝利数53でシュリーレンツァウアーに並ぶ(ワールドカップ第18戦)
第18戦では高梨沙羅が逆転で優勝、通算勝利数を53としグレゴア・シュリーレンツァウアーに並んだ。
今シーズンの出だしを考えるともっと簡単に記録達成なるかと思われたが、苦しんでようやくつかんだ最多タイ記録。
改めてジャンプ競技の難しさを痛感するとともに高梨のすごさが浮き彫りになった。
まずこの試合1回目2回目ともに非常に難しい風の条件の中での安定したジャンプ。
1回目は記録的には向かい風のポイントだったが強い横風を受けての99.5mは立派。
2回目はスタートゲートを2段下げられたうえ、着地付近で追い風を受けての97.0mは高梨の技術のレベルの高さをみせつけた。
伊藤の2回目の111.0mは向かい風特に着地付近での向かい風という好条件に恵まれた。
ただその好条件を生かして大ジャンプにつなげたのは立派だし力がついてきた証といえる。
記録についてはいろいろな意見がある。
例えば選手層について。
どんな競技でもその競技が熟成するまでの創世期はあったはずだ。
その創世記に卓越した能力を発揮すれば結果は出ているはず。
さらにジャンプという自然条件に大きく左右される競技の特殊性。
力があっても簡単には勝てない。
男子と比べて約半分の試合数。
ラージヒルが主流でさらにフライングヒルもある男子(今シーズンノーマルヒルは僅か1試合)。
今の女子では技術的にノーマルヒルがやっとなので仕方ないが、ラージヒルの試合がもっと増えたらとは思う。
そんな中での記録、単純に比較はできないが決して簡単に生まれるものではないし誰もができることではないことは確かだ。
まだ20歳という年齢を考えるとどんなすごい記録を積み重ねていくのか楽しみだ。
転倒してしまったエマ・クリネツ、怪我を乗り越えここまできただけにちょっと心配だ。
今シーズンの出だしを考えるともっと簡単に記録達成なるかと思われたが、苦しんでようやくつかんだ最多タイ記録。
改めてジャンプ競技の難しさを痛感するとともに高梨のすごさが浮き彫りになった。
まずこの試合1回目2回目ともに非常に難しい風の条件の中での安定したジャンプ。
1回目は記録的には向かい風のポイントだったが強い横風を受けての99.5mは立派。
2回目はスタートゲートを2段下げられたうえ、着地付近で追い風を受けての97.0mは高梨の技術のレベルの高さをみせつけた。
伊藤の2回目の111.0mは向かい風特に着地付近での向かい風という好条件に恵まれた。
ただその好条件を生かして大ジャンプにつなげたのは立派だし力がついてきた証といえる。
記録についてはいろいろな意見がある。
例えば選手層について。
どんな競技でもその競技が熟成するまでの創世期はあったはずだ。
その創世記に卓越した能力を発揮すれば結果は出ているはず。
さらにジャンプという自然条件に大きく左右される競技の特殊性。
力があっても簡単には勝てない。
男子と比べて約半分の試合数。
ラージヒルが主流でさらにフライングヒルもある男子(今シーズンノーマルヒルは僅か1試合)。
今の女子では技術的にノーマルヒルがやっとなので仕方ないが、ラージヒルの試合がもっと増えたらとは思う。
そんな中での記録、単純に比較はできないが決して簡単に生まれるものではないし誰もができることではないことは確かだ。
まだ20歳という年齢を考えるとどんなすごい記録を積み重ねていくのか楽しみだ。
転倒してしまったエマ・クリネツ、怪我を乗り越えここまできただけにちょっと心配だ。