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ルンビュ今シーズン4勝目(第15戦)、アルトハウス初優勝(第16戦)

高梨沙羅不在のジャンプ女子ワールドカップ第15・16戦リュブノ大会。
はたして誰が優勝するのか、表彰台に上るのは誰か、秘かに注目していた。

期待以上の白熱した戦いは第15戦はマーレン・ルンビュが4度目の、第16戦はカタリーナ・アルトハウスが初優勝を飾った。
あらためてジャンプ競技の面白さを感じた試合となった。

このリュブノ大会、高梨・伊藤・勢藤は世界選手権を見据え調整のため欠場。
他に有力選手としてサラ・ヘンドリクソンも調整のため、イリーナ・アブバクモアは第14戦での転倒の大事をとってともに欠場している。
そんな中出場の上位選手がその実力通りのジャンプを見せた。

第15戦は白熱した戦いの中、ルンビュが一歩抜け出し今シーズン4勝目をあげた。
こんなジャンプをされると高梨もうかうかできない。



第16戦はドイツ勢が表彰台を独占、札幌五輪での日の丸飛行隊を思い起こした。
なかでも初優勝を飾ったアルトハウスは今年頭角を現し始めた高梨と同い年の20歳の選手。
とくにここ数試合、素晴らしいジャンプを見せている。
高梨同様小柄な特徴を生かした空中姿勢に入るまでの完了の速さが魅力。
そして安定した美しいテレマークは高梨を凌駕するものがある。



世界選手権・平昌五輪に向けて新たな強力なライバルの出現といえる。

ともあれまずラハティでの世界選手権、高梨を中心に動くのは間違いない。
ワールドカップ今シーズン4勝のルンビュ、3勝の伊藤、初優勝のアルトハウスがまずは当面の最大のライバル。
さらに前回の世界選手権の覇者でソチ五輪の金メダリスト、カリーナ・フォークト。
2014-15年シーズンの総合優勝のダニエラ・イラシコシュトルツ。
そして今年のジュニア世界選手権の覇者マヌエラ・マルジナー(19歳)も勢いがある。
同じく2位のエマ・クリネツ(18歳)、ニカ・クリジュナル(16歳)も注目の選手。
またワールドカップ優勝経験のある中堅のジャクリーン・ザイフリーズベルガー、イリーナ・アブバクモアも気になる。

まもなく五輪のプレ大会となるワールドカップピョンチャン大会が始まる。
   
プロフィール

アレアッチャ
高校生になる息子を抱えるシングルファーザーです。生活してゆく上で一人親ならではの悩みや工夫等を含め日々感じたことを発信したいと思います。
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