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高梨、総合優勝逃す

ジャンプ女子ワールドカップ2020-21個人で総合優勝を目指した高梨沙羅だったが、最終戦となったチャイコフスキー大会2日目で1回目7位と出遅れたものの、2回目のジャンプに期待がかかった。
クリジュナルが3位のままであれば高梨が5位以内であれば総合優勝が決まるチャンスは残されていた。
しかし2回目はキャンセルとなり、1回目の成績がそのままの順位となった。
その結果、クリジュナルが初の総合優勝に輝き、高梨は総合2位となった。
3位には今シーズン最多勝のクラマーが続いた。



特筆すべきは女子のレベルが年々上がり、特に今年は若い選手がどんどん優勝または優勝に絡むハイレベルな争いとなる中で。10シーズン連続の優勝をとげた高梨の安定した成績だ。
1シーズン活躍したからといって次のシーズンもいい成績を残せるとは限らないジャンプ競技にあってこの記録は価値がある。
来シーズンは総合優勝のクリジュナル、今シーズン特に終盤の試合で圧倒的なジャンプで他をよせつけなかったクラマー、シーズン通して好調だったオップセット、今シーズン初勝利をあげたものの怪我で戦列を離れてしまったクバンダル等の若い選手に加え、昨シーズンまで3連覇したルンビの復活があれば、ますます熾烈な争いとなることは間違いない。

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アレアッチャ
高校生になる息子を抱えるシングルファーザーです。生活してゆく上で一人親ならではの悩みや工夫等を含め日々感じたことを発信したいと思います。
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