2016年02月20日
高梨、文句なし3度目総合女王に輝く(ワールドカップ第15戦)
ワールドカップ第15戦、高梨沙羅選手は文句なしのジャンプを2本飛び、4戦残して今季の総合優勝決めた。
ここ2戦優勝という結果を出せていなかった高梨選手。
しかしこのジャンプ台はK点90mヒルサイズ100mと普通サイズ・普通の形状なのでリュブノよりはいいジャンプを期待していた。
その通り1本目で96.5mとヒルレコードを出し、さらに2回目はその記録をさらに上回る99.5mで記録を塗り替えた。
結局今シーズンはリーダービブを一度も譲ることなく頂点に返り咲いた。
他の日本選手も3位に伊藤有希選手、6位に岩渕選手と日本チームにとって素晴らしい大会になった。
とくに岩渕選手は過去最高の順位。
高梨選手一人では国別得点ランキングでトップに立つことはできない。
日本チームとしては今回のような結果を続けることが今後国別得点ランキングでトップに立つには不可欠な要素。
今シーズン12回目の君が代が競技場に流れた。
そして第15戦、上位5人および岩渕選手の成績は以下の通り。
高梨沙羅 96.5m 124.7pt(−2.3) 99.5m 251.3pt(−5.4)
マヤ・ブティッツ 94.0m 118.8pt(−2.2) 96.0m 238.7pt(−4.6)
伊藤有希 93.5m 117.1pt(−4.4) 92.0m 232.2pt(−2.9)
ダニエラ・イラシコシュトルツ 93.0m 117.5pt(−2.0) 91.5m 231.6pt(−2.9)
ジャクリーン・ザイフリーツベルガー94.5m 116.0pt(−4.0) 91.0m 226.4pt(−4.6)
岩渕香里 90.0m 107.3pt(−1.7) 96.5m 225.6pt(−3.7)
( )内はウィンドファクター
今シーズンは高梨選手の際立った強さがクローズアップされたが、各国の若手も力をつけてきておりこのまま独走できるとは思えない。
来年の世界選手権、2年後のオリンピックにはどんなライバルたちとデッドヒートを繰り広げるのだろう。
ライバルの一番手はダニエラ・イラシコシュトルツ選手であることには間違いない。
今シーズンは準備不足で結果の出ていないカリーナ・フォークト選手も大きな大会には強いのでこのまま低迷するとは思えない。
さらに今季初優勝を果たしたマヤ・ブティッツ選手は飛型点に定評があるだけに何かをつかみかけて怖い存在だ。
さらに度重なる膝の手術等で戦列を離れているサラ・ヘンドリクソンがどの程度復調してくるのかも興味深い。
エマ・クリネツ選手をはじめユースオリンピック出場のため今大会欠場している18歳以下の若手選手も着実に力をつけておりもっとも怖い存在になってくる気がする。
世界選手権ではまだ思うような結果を出していない高梨選手。
ワールドカップと違い一発勝負、天候次第で本当に1本で決まる可能性もある。
より強くなるためにはスロベニアの選手のような安定したスムーズなランディングとテレマークが身につけることが接戦のときの重要なファクターとなる。
もちろん周りから言われなくても自身がよくわかっていることだろう。
ただ来シーズンのここで行われる世界選手権に向けていいイメージをもてたのは心強い。
ぜひとも世界選手権での優勝を見たい。
ここ2戦優勝という結果を出せていなかった高梨選手。
しかしこのジャンプ台はK点90mヒルサイズ100mと普通サイズ・普通の形状なのでリュブノよりはいいジャンプを期待していた。
その通り1本目で96.5mとヒルレコードを出し、さらに2回目はその記録をさらに上回る99.5mで記録を塗り替えた。
結局今シーズンはリーダービブを一度も譲ることなく頂点に返り咲いた。
他の日本選手も3位に伊藤有希選手、6位に岩渕選手と日本チームにとって素晴らしい大会になった。
とくに岩渕選手は過去最高の順位。
高梨選手一人では国別得点ランキングでトップに立つことはできない。
日本チームとしては今回のような結果を続けることが今後国別得点ランキングでトップに立つには不可欠な要素。
今シーズン12回目の君が代が競技場に流れた。
そして第15戦、上位5人および岩渕選手の成績は以下の通り。
高梨沙羅 96.5m 124.7pt(−2.3) 99.5m 251.3pt(−5.4)
マヤ・ブティッツ 94.0m 118.8pt(−2.2) 96.0m 238.7pt(−4.6)
伊藤有希 93.5m 117.1pt(−4.4) 92.0m 232.2pt(−2.9)
ダニエラ・イラシコシュトルツ 93.0m 117.5pt(−2.0) 91.5m 231.6pt(−2.9)
ジャクリーン・ザイフリーツベルガー94.5m 116.0pt(−4.0) 91.0m 226.4pt(−4.6)
岩渕香里 90.0m 107.3pt(−1.7) 96.5m 225.6pt(−3.7)
( )内はウィンドファクター
今シーズンは高梨選手の際立った強さがクローズアップされたが、各国の若手も力をつけてきておりこのまま独走できるとは思えない。
来年の世界選手権、2年後のオリンピックにはどんなライバルたちとデッドヒートを繰り広げるのだろう。
ライバルの一番手はダニエラ・イラシコシュトルツ選手であることには間違いない。
今シーズンは準備不足で結果の出ていないカリーナ・フォークト選手も大きな大会には強いのでこのまま低迷するとは思えない。
さらに今季初優勝を果たしたマヤ・ブティッツ選手は飛型点に定評があるだけに何かをつかみかけて怖い存在だ。
さらに度重なる膝の手術等で戦列を離れているサラ・ヘンドリクソンがどの程度復調してくるのかも興味深い。
エマ・クリネツ選手をはじめユースオリンピック出場のため今大会欠場している18歳以下の若手選手も着実に力をつけておりもっとも怖い存在になってくる気がする。
世界選手権ではまだ思うような結果を出していない高梨選手。
ワールドカップと違い一発勝負、天候次第で本当に1本で決まる可能性もある。
より強くなるためにはスロベニアの選手のような安定したスムーズなランディングとテレマークが身につけることが接戦のときの重要なファクターとなる。
もちろん周りから言われなくても自身がよくわかっていることだろう。
ただ来シーズンのここで行われる世界選手権に向けていいイメージをもてたのは心強い。
ぜひとも世界選手権での優勝を見たい。
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