2016年02月18日
高梨、今季初めて表彰台逃す(ワールドカップ第14戦)
第14戦リュブノ大会、高梨沙羅選手は1回目トップに立ったものの距離を伸ばせず今シーズン初めて表彰台を逃した。
ここはK点85mヒルサイズ95mとコンパクトでポイント差がつきづらいジャンプ台。
上位選手の争いは僅差となり非常に見ごたえのあるスリリングな試合となった。
そんな中優勝できなかったとはいえ高梨選手の2位と4位は立派な成績。
単純に数字だけで比較できないが、参考までに昨年の第12戦と第13戦の同リュブノ大会でのポイントを振り返ると
第12戦
高梨沙羅 88.0m 90.0m 248.5pt
ダニエラ・イラシコシュトルツ89.0m 88.0m 245.4pt
サラ・ヘンドリクソン 86.0m 87.0m 237.1pt
マーレン・ルンビュ 85.0m 85.0m 234.8pt
エバ・ピンケルニッヒ 85.5m 89.0m 233.7pt
第13戦
高梨沙羅 88.5m 89.5m 244.9pt
ダニエラ・イラシコシュトルツ88.0m 87.5m 244.9pt
サラ・ヘンドリクソン 89.0m 88.0m 243.8pt
シュペラ・ロゲイユ 85.0m 88.5m 242.7pt
ジャクリーン・ザイファルト 85.0m 89.0m 237.3pt
が上位5人の成績
それに対し今季第13戦は
マヤ・ブティッツ 91.0m 91.0m 267.7pt
高梨沙羅 91.5m 91.5m 263.2pt
シュペラ・ロゲイユ 87.5m 90.0m 258.7pt
キアラ・ヘルツル 91.0m 92.5m 256.3pt
ジャクリーン・ザイフリーツベルガー87.0m 88.5m 250.0pt
そして第14戦、上位5人の成績は以下の通り。
ダニエラ・イラシコシュトルツ91.0m 128.6pt(+1.6)95.0m 264.0pt(−1.1)
マヤ・ブティッツ 92.5m 129.1pt(+1.6)95.5m 260.3pt(−2.3)
キアラ・ヘルツル 94.5m 130.5pt(+2.0)94.0m 259.0pt(+0.5)
高梨沙羅 93.0m 131.1pt(+2.6)92.5m 255.9pt(−2.7)
シュペラ・ロゲイユ 88.5m 125.6pt(+1.6)89.5m 250.6pt(−0.5)
( )内はウィンドファクター、ヘルツルのみコーチリクエストによるゲートファクターポイントがプラス
いずれも上位5人250点以上と昨年と比べると20ポイント前後伸びていて全体のレベルが上がっているのがわかる。
改修されたばかりでタイミングが取りづらいので昨年より得点が伸びないのかと思いきやこの結果である。
決して高梨選手の力が落ちた訳でも運が悪かったわけでもない。
だからこそそんな中での高梨選手の10連勝がいかにすごいことかあらためて実感した。
いよいよ今シーズンの総合優勝は目の前に迫ってきた。
ここはK点85mヒルサイズ95mとコンパクトでポイント差がつきづらいジャンプ台。
上位選手の争いは僅差となり非常に見ごたえのあるスリリングな試合となった。
そんな中優勝できなかったとはいえ高梨選手の2位と4位は立派な成績。
単純に数字だけで比較できないが、参考までに昨年の第12戦と第13戦の同リュブノ大会でのポイントを振り返ると
第12戦
高梨沙羅 88.0m 90.0m 248.5pt
ダニエラ・イラシコシュトルツ89.0m 88.0m 245.4pt
サラ・ヘンドリクソン 86.0m 87.0m 237.1pt
マーレン・ルンビュ 85.0m 85.0m 234.8pt
エバ・ピンケルニッヒ 85.5m 89.0m 233.7pt
第13戦
高梨沙羅 88.5m 89.5m 244.9pt
ダニエラ・イラシコシュトルツ88.0m 87.5m 244.9pt
サラ・ヘンドリクソン 89.0m 88.0m 243.8pt
シュペラ・ロゲイユ 85.0m 88.5m 242.7pt
ジャクリーン・ザイファルト 85.0m 89.0m 237.3pt
が上位5人の成績
それに対し今季第13戦は
マヤ・ブティッツ 91.0m 91.0m 267.7pt
高梨沙羅 91.5m 91.5m 263.2pt
シュペラ・ロゲイユ 87.5m 90.0m 258.7pt
キアラ・ヘルツル 91.0m 92.5m 256.3pt
ジャクリーン・ザイフリーツベルガー87.0m 88.5m 250.0pt
そして第14戦、上位5人の成績は以下の通り。
ダニエラ・イラシコシュトルツ91.0m 128.6pt(+1.6)95.0m 264.0pt(−1.1)
マヤ・ブティッツ 92.5m 129.1pt(+1.6)95.5m 260.3pt(−2.3)
キアラ・ヘルツル 94.5m 130.5pt(+2.0)94.0m 259.0pt(+0.5)
高梨沙羅 93.0m 131.1pt(+2.6)92.5m 255.9pt(−2.7)
シュペラ・ロゲイユ 88.5m 125.6pt(+1.6)89.5m 250.6pt(−0.5)
( )内はウィンドファクター、ヘルツルのみコーチリクエストによるゲートファクターポイントがプラス
いずれも上位5人250点以上と昨年と比べると20ポイント前後伸びていて全体のレベルが上がっているのがわかる。
改修されたばかりでタイミングが取りづらいので昨年より得点が伸びないのかと思いきやこの結果である。
決して高梨選手の力が落ちた訳でも運が悪かったわけでもない。
だからこそそんな中での高梨選手の10連勝がいかにすごいことかあらためて実感した。
いよいよ今シーズンの総合優勝は目の前に迫ってきた。
【スポーツの最新記事】
この記事へのコメント