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高梨、連勝記録は2ケタに(ワールドカップ第12戦)

スキージャンプ女子ワールドカップ第12戦も高梨選手の圧勝劇に終わった。
風にも恵まれた1回目、ヒルサイズをはるかに超える98mヒルレコードの大ジャンプで早くも2位に11.9ポイントの大差をつける。
このヒンツェンバッハはコンパクトなジャンプ台で飛距離の差があまり生まれづらくテレマークが大事という台だそうだ。
それでもこれだけ差ができてしまう。

2回目もコーチリクエストでただ一人17番ゲートからのスタート。
参加選手唯一2本とも90m超えのジャンプで2位と18.1ポイントの差をつけ今シーズン11勝目、連勝記録も2ケタの10に伸ばした。

高梨選手の連勝を止めるのは誰なのか?
16、17歳の若い選手も結果を残しつつあり楽しみだ。
また結構大きな怪我から復帰した選手も多く、今後高梨選手とどこまで差を詰めるか期待したい。



上位5人の成績は以下の通り。
高梨沙羅           98.0m 133.3pt(−3.2)90.0m 260.1pt(+2.3)
ダニエラ・イラシコシュトルツ    88.5m 118.8pt(−1.7)90.0m 242.0pt(−0.3)
ジャクリーン・ザイフリーツベルガー90.0m 121.4pt(−3.6)88.0m 240.3pt(−1.1)
マーレン・ルンビュ         90.5m 120.8pt(−4.2)88.0m 239.3pt(−1.5)
エマ・クリネツ           86.5m 116.0pt(−1.0)90.0m 236.9pt(−2.6)

( )内はウィンドファクター、2回目は高梨選手のみコーチリクエストによるゲートファクターの加算

総合優勝に向けてまた一歩前進した。
もちろん高梨選手がこのままの状態を維持することが大前提だが、2位のイラシコシュトルツ選手の成績いかんでは第14〜16戦あたりで決まりそうな勢いだ。

またこの試合ではトップテンにオーストリア勢とスロベニア勢がとも3人ずつと、この2カ国の層の厚さが光った。

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アレアッチャ
高校生になる息子を抱えるシングルファーザーです。生活してゆく上で一人親ならではの悩みや工夫等を含め日々感じたことを発信したいと思います。
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