2016年02月07日
高梨、連勝記録を9にのばし通算40勝目(ワールドカップ第11戦)
スキージャンプ女子ワールドカップ第11戦ヒンツェンバッハ大会。
ラージヒルをとんだすぐ後のノーマルヒルの試合。
その切り替えと疲労が心配された。
そんな心配をよそにまたまた圧倒的な強さをみせ9連勝で通算40勝今季10勝目をあげた。
今回も2位に18.3ポイントの差をつける圧勝劇。
ヒンツェンバッハはK点85m、ヒルサイズ94mのジャンプ台。
一昨日のラージヒルの大会と比べるとヒルサイズが40mも違う。
天候にも恵まれ穏やかなコンディションで条件もよく比較的大きな差がない中での試合。
屋外競技でこれだけ連勝することはあまり考えられないなかのこの強さ。
いずれも大きな声援を受けて距離を伸ばす地元の選手を破っての勝利は評価される。
上位5人の成績は以下の通り。
ここ2戦トップ5はそれぞれ5カ国の選手となった。
高梨沙羅(日本) 93.5m 129.9pt(−2.6)93.0m 257.2pt(−1.2)
ダニエラ・イラシコシュトルツ(オーストリア)88.0m 117.4pt(−2.6)88.5m 238.9pt(+0.0)
マーレン・ルンビュ(ノルウェー) 87.5m 116.6pt(−1.9)89.0m 238.5pt(−0.1)
マヤ・ブティッツ(スロベニア) 88.0m 118.5pt(−1.0)86.5m 232.2pt(−0.8)
イリーナ・アブバクモア(ロシア) 85.5m 111.5pt(−2.0)87.5m 230.5pt(+0.8)
カリーナ・フォークト(ドイツ) 88.5m 116.0pt(−4.0)86.5m 230.5pt(−1.0)
( )内はウィンドファクター
ここのところ調子がいいのはルンビュ選手とアブバクモア選手、そしてフォークト選手が久々に上位に食い込んだ。
高梨選手は2本ともヒルサイズに迫るジャンプを見せた。
90mを超えたのは彼女だけ。
それでも本人は踏切りのタイミングに納得いっていないということだった。
また自国の選手だけでなく声援を送ってくれるのは嬉しい。
表彰式ではあらためて高梨選手が他選手に比べて相当小柄なことがわかる。
表彰台に上ってはじめて同じ位の背の高さになる。
まさに小さな大選手だ。
※選手名の表記について
外国人の選手の表記は非常に難しい。
疑問がある選手の表記についてNHKに問い合わせてみた。
オーストリアのザイフリーツベルガー選手について、NHKでも民放でもザイフリーズベルガーとしていたのでどっちが一般的なのか尋ねてみた。
以下その答え
「前文略……
外国人選手の日本語表記は非常に難しく悩ましい問題です。
NHKではその国の言語の専門家が作成した資料を元に
在日大使館や現地の放送局などに確認した上で選手名を制作しています。
場合によっては現地で選手ご本人に確認する場合もあります。
しかし所詮は日本語に存在しない外国語の音を日本語の文字に無理に当てはめたものなので
人によっては聞こえ方が異なる場合が多々あります。
お尋ねのオーストラリアのSEIFRIEDSBERGER選手についても
ドイツ語通訳の資料を元に「ザイフリーズベルガー」とNHKで定めたものです。
ご指摘のように「ザイフリーツベルガー」と表記しているメディアもありますが、
在日オーストリア大使館の見解では「ザイフリーズベルガー」でも「ザイフリーツベルガー」でも
どちらでも間違いではないということです。
……後文略」
ということでこのブログでは「ザイフリーツベルガー」で通したいと思う。
NHKはいつも丁寧に答えてくれる。
残念ながら民放は返事が返ってこないことが多い。
以前同じ質問をNHKと民放にぶつけてみたがNHKは丁寧に答えてくれたのに対し民放は答えすら返ってこなかった。
スポーツコーナーやニュース等でも勉強不足なコメントや報道が目につく。
放送局に対する見方がちょっと変わった。
ラージヒルをとんだすぐ後のノーマルヒルの試合。
その切り替えと疲労が心配された。
そんな心配をよそにまたまた圧倒的な強さをみせ9連勝で通算40勝今季10勝目をあげた。
今回も2位に18.3ポイントの差をつける圧勝劇。
ヒンツェンバッハはK点85m、ヒルサイズ94mのジャンプ台。
一昨日のラージヒルの大会と比べるとヒルサイズが40mも違う。
天候にも恵まれ穏やかなコンディションで条件もよく比較的大きな差がない中での試合。
屋外競技でこれだけ連勝することはあまり考えられないなかのこの強さ。
いずれも大きな声援を受けて距離を伸ばす地元の選手を破っての勝利は評価される。
上位5人の成績は以下の通り。
ここ2戦トップ5はそれぞれ5カ国の選手となった。
高梨沙羅(日本) 93.5m 129.9pt(−2.6)93.0m 257.2pt(−1.2)
ダニエラ・イラシコシュトルツ(オーストリア)88.0m 117.4pt(−2.6)88.5m 238.9pt(+0.0)
マーレン・ルンビュ(ノルウェー) 87.5m 116.6pt(−1.9)89.0m 238.5pt(−0.1)
マヤ・ブティッツ(スロベニア) 88.0m 118.5pt(−1.0)86.5m 232.2pt(−0.8)
イリーナ・アブバクモア(ロシア) 85.5m 111.5pt(−2.0)87.5m 230.5pt(+0.8)
カリーナ・フォークト(ドイツ) 88.5m 116.0pt(−4.0)86.5m 230.5pt(−1.0)
( )内はウィンドファクター
ここのところ調子がいいのはルンビュ選手とアブバクモア選手、そしてフォークト選手が久々に上位に食い込んだ。
高梨選手は2本ともヒルサイズに迫るジャンプを見せた。
90mを超えたのは彼女だけ。
それでも本人は踏切りのタイミングに納得いっていないということだった。
また自国の選手だけでなく声援を送ってくれるのは嬉しい。
表彰式ではあらためて高梨選手が他選手に比べて相当小柄なことがわかる。
表彰台に上ってはじめて同じ位の背の高さになる。
まさに小さな大選手だ。
※選手名の表記について
外国人の選手の表記は非常に難しい。
疑問がある選手の表記についてNHKに問い合わせてみた。
オーストリアのザイフリーツベルガー選手について、NHKでも民放でもザイフリーズベルガーとしていたのでどっちが一般的なのか尋ねてみた。
以下その答え
「前文略……
外国人選手の日本語表記は非常に難しく悩ましい問題です。
NHKではその国の言語の専門家が作成した資料を元に
在日大使館や現地の放送局などに確認した上で選手名を制作しています。
場合によっては現地で選手ご本人に確認する場合もあります。
しかし所詮は日本語に存在しない外国語の音を日本語の文字に無理に当てはめたものなので
人によっては聞こえ方が異なる場合が多々あります。
お尋ねのオーストラリアのSEIFRIEDSBERGER選手についても
ドイツ語通訳の資料を元に「ザイフリーズベルガー」とNHKで定めたものです。
ご指摘のように「ザイフリーツベルガー」と表記しているメディアもありますが、
在日オーストリア大使館の見解では「ザイフリーズベルガー」でも「ザイフリーツベルガー」でも
どちらでも間違いではないということです。
……後文略」
ということでこのブログでは「ザイフリーツベルガー」で通したいと思う。
NHKはいつも丁寧に答えてくれる。
残念ながら民放は返事が返ってこないことが多い。
以前同じ質問をNHKと民放にぶつけてみたがNHKは丁寧に答えてくれたのに対し民放は答えすら返ってこなかった。
スポーツコーナーやニュース等でも勉強不足なコメントや報道が目につく。
放送局に対する見方がちょっと変わった。
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