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高梨、自己最高の8連勝をマーク(ワールドカップ第10戦)

スキージャンプ女子ワールドカップ第10戦オスロ大会は今季唯一行われるラージルヒルの試合。
ジャンパーにとってはあこがれの場所であるホルメンコーレンジャンプ台で行われ、高梨選手が他を圧倒する強さを見せつけ、自身の連勝記録を8にのばし今季9勝目を挙げた。

この大会はK点120m、ヒルサイズ134m、1mにつき1.8ポイントずつの増減となる。
普段なら予選ラウンド40人出場するが、今大会はワールドカップランキング30位以内の選手しか出場できない。

過去ラージヒルを勝っているのは
12−13 サラ・ヘンドリクソン
13−14 高梨沙羅
13−14 高梨沙羅
14−15 高梨沙羅
と二人のサラ、高梨沙羅とサラ・ヘンドリクソン選手のみ。

特に高梨選手が突出した強さは今大会のポイント差をみれば一目瞭然。
2位と20.7、3位とは51.1ポイント差と高梨選手の独壇場。

1本目29番でスタートしたゲートは残り上位7人で27番と2段下げ、残り2人イラシコシュトルツ・高梨沙羅選手のところでさらに2段下げ25番ゲートからのスタートとなった。
2本目27番ゲートでスタート、残り3人で1段下げさらに高梨選手1人だけ2段下げスタート。

上位5人の成績は以下の通り。
高梨沙羅        137.5m 154.4pt(+ 7.9)136.0m 305.8pt(+8.6)
マーレン・ルンビュ    136.5m 143.7pt(− 0.5)134.0m 285.1pt(+2.2)
イリーナ・アブバクモア   130.0m 133.0pt(+ 2.5)125.0m 254.7pt(+0.2)
ダニエラ・イラシコシュトルツ128.0m 140.7pt(+13.8)126.0m 253.1pt(+2.1)
エマ・クリネツ       123.5m 125.0pt(+ 6.2)126.0m 253.1pt(+3.8)
( )内はウィンド/ゲートファクター



空中での姿勢もスローでみると他選手が揺れる中本当に安定した美しい姿勢であることがわかる。

残り9戦、独走態勢を加速する高梨選手の総合優勝は最終戦を迎えることなく決まりそうだ。
連勝の記録は、中一日で開催される次のヒンツェンバッハでの大会がポイントとなるだろう。
ラージヒルからノーマルへの切り替えと疲労が心配されるここを乗り切ればよほどのことがない限り表彰台を外すことはないだろう。

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アレアッチャ
高校生になる息子を抱えるシングルファーザーです。生活してゆく上で一人親ならではの悩みや工夫等を含め日々感じたことを発信したいと思います。
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