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高梨、自己最高に並ぶ7連勝で今季8勝目

スキージャンプ女子ワールドカップ第9戦は強い雨、風も一瞬で変わる厳しいコンディション。
カメラレンズを叩きつける大粒の雨がその激しさを物語っている。

そんな悪条件をものともせず、高梨選手が自身の記録に並ぶ7連勝で今シーズン8勝目をあげた。

ここまでの高梨選手の戦いを振り返ってみると、1本目を終わった時点はすべて1位。
逆転を許したのは2戦目のみ。

2位との差は
1戦目 1.3
2戦目 9.3
3戦目11.4
4戦目14.0
5戦目 5.0
6戦目16.2
7戦目 1.2
8戦目12.7
9戦目11.8
と10ポイント以上の大差をつけている試合が非常に多く今季の安定した強さを示している。
この結果が気持ちに余裕がもたらし好成績につながっている一因でもあるだろう。

上位5人の成績は以下の通り。
高梨        102.5m 138.1pt(+ 7.1) 97.0m 271.2pt(+14.1)
イラシコシュトルツ  98.0m 125.0pt(+ 5.0) 98.0m 257.6pt(+12.6)
ルンビュ      94.0m 121.4pt(+11.4)104.0m 254.1pt(+ 0.2)
クリネツ       97.0m 124.8pt(+ 6.3) 98.0m 253.2pt(+ 7.9)
ザイフリーツベルガー 97.5m 125.2pt(+ 6.2) 93.0m 251.5pt(+17.3)
( )内は1本目ウィンドファクター、2本目ルンビュ選手以外ウィンド/ゲートファクター
プラスの値が大きければ大きいほど不利な条件であることを示す。



今シーズン高梨選手は不利な条件でも勝ち切ってしまう強さがある。
昨年から取り組んできた課題と地道なトレーニングで体幹を鍛えたことでジャンプの安定性が増しテレマークも入れられるようになったことがその強さの要因。

そのほか他の日本選手も着実に力をつけてきているのは心強い。

今週末にはオスロで行われるラージルヒルの大会で自身最高のWカップ8連勝に臨む。

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アレアッチャ
高校生になる息子を抱えるシングルファーザーです。生活してゆく上で一人親ならではの悩みや工夫等を含め日々感じたことを発信したいと思います。
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