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訪問介護、70歳以上が13%も 新「複合型サービス」が対応策か/浅川澄一氏

介護保険の訪問介護員(ホームヘルパー)の高齢化がますます高まっている。団塊世代が後期高齢者となるとともに利用者は増えているが、サービス提供者も「老人」になりつつある。
公益財団法人介護労働安定センターが公表した2022年度の「介護労働実態調査」で明らかになった。介護事業所と介護労働者の2本立てで構成。昨年10月に調査を実施し、全国8708の介護事業所と1万9890人の介護労働者から有効回答を得た。
調査によると、ヘルパーの13.5%、ほぼ7人に1人が70歳以上となった。平均年齢は54.7歳。全介護関係職員の平均50歳よりも5歳近く上回る。
70歳以上の比率を職種別に見ると、施設やデイサービスの介護職員は4.9%に止まっており、その平均年齢は47.3歳である。ヘルパーはそれよりも7.4歳も年長ということになる。
高齢者の自宅を一軒一軒訪ねながら活動するヘルパーは、施設内での職員よりはるかにハードワーク。それなのに7歳以上も年齢が上の担い手たちに頼らざるを得ない。
ヘルパーに次いで70歳以上の比率が高いのは看護職員だが、その比率は13.5%を大きく下回り
6.8%である。介護支援専門員(ケアマネジャー)は4.8%だ。

https://www.koureisha-jutaku.com/20230906_03_02/?fbclid=IwAR0N25TfX_ZpLxDrMFQoOXDVR-XdxSWHD6oBUG5xev83jWkQUPouf20h5oA

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