アフィリエイト広告を利用しています

乗り物酔い

 ワインの旅で久し振りに、ひどい乗物酔いに襲われた。
これは病気ではないのですぐに回復し、夕食には心地よくワインに酔えたのだが・・・。
この悩みは子供の頃からです。

  母は「満洲から引上げる時は玄界灘で相当揺れたのに、船員さんにおにぎりを貰って喜んでたのよ」と云っていた。
母は船室でグロッキー状態だったそうだ。
可愛そうに思ってのお恵みだったのだろう、4才の子供にとって久し振りのご馳走だった。
小学校の頃、母に連れられ市電で蛍見学に行き、酔ったのを記憶している。そのため帰りは徒歩、2才下の弟には相当きつかったのだろう。大人になっても「兄貴のせいで、しんどい目にあった」と言われてます。
小学校でのバス旅行の時は先生が「先にバスに乗って慣れておけば酔わないよ」といわれ、
皆より先に乗って待っていたのだが、皆が乗り込んでくる頃には気分が悪くなり、帰宅した事がある。先生は暗示に掛ければと思ったのだろうが、当時のバスは排気ガスが独特の臭いでそれが堪えたのだろう(いい臭いだと言う者もいたが)
そんな事で中学、高校の修学旅行は断念した。

 暗示で思い出すのは初めて飛行機に乗った時の事、40年ほど前の1ドル300円の時代だ。
伊丹から羽田まで確かYS(戦後初の国産、プロペラ機)だったと思うが、全然揺れも無く、富士山が綺麗に見え感動した、当然気分も爽快。乗換えて羽田からアメリカに行くのだが、YSより大きいジャンボ飛行機。
絶対酔わないよと仲間に言われ、私もその気になり機内食を食べウトウトしていると気分が悪くなり、スチュワーデスに介護された事がある。(仲間は羨ましがったが)
酔う酔うと心配するとダメなのだと言う人もいるがこれは完全に誤りだ。

 事ほど左様に小学校から色々な乗り物に悩まされております。
自分が運転している自転車(ほとんど漕がずに坂を下っていた時)
学生のとき、近くの池でボートを漕いだ時(バックに進むのが影響する)
下手なビデオ映像(画面がゆれまくる)途中でトイレに行った。
立体映像の映画で飛行機遊覧の画面でも気持ちが悪くなり、しばらく黙とう状態。
ブランコ、メリーゴーランド、ジェットコースター等もダメ。
立って乗るジェットコースターなら大丈夫と思いチャレンジしたが、下車後すぐゲロ。
チャレンジといえば在職時、会社のヘリコプターに乗れるチャンスがあり早速乗った。
尾道から三原なのだが、風でかなり揺れ、やはりダウン。(希望して乗ったので誰にも文句は言えない)昼からの会議を欠席。

 具合が悪くなるリスクが絶大なのに、あほな事と後悔する好奇心旺盛な私である。
製薬関連の方、私に効果のある薬なら万人に効くと思いますよ。
因みに現在飲んでいるのが、エスエス製薬「アネロン」です。長時間効果がありますが、
たまには気分が悪くなります。それより長時間効くためか、短時間の乗車で飲酒すると悪酔いの気配を感じます(乗物酔いほど不快ではないが)。

 この弱みのお陰で、人の優しさを覚えたと思えば有難い事だ。中には皮肉混じりの慰めもあったが、それをも有難く思えば良いのだろう。
歩くことが苦にならぬのも乗り物に弱い為かも、お陰で70過ぎても元気にうろつける。
感謝、感謝。
母は晩年、乗り物に強くなり、飛行機に乗ってもバスに揺られても平気だった。
歳をとると、揺れにも鈍くなるのだろうか、大いに期待している私です。
【(カテゴリなし)の最新記事】

この記事へのコメント

   
プロフィール

ひろあき
最後の70代、1年1年を楽しみ生きる
リンク集
ファンブログのおすすめサイト

Powered by ファンブログ

<< 2024年05月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新記事