2014年10月11日
老海賊 ハーレーを駆る
届きましたあ !!
まあ、何というか、手に入るまでは焼きもきしますよね。
それが手に入った途端、まだ音を一切聴いていないうちから漂ってくる、この「ほっ」とした感はなんでしょう。
この感覚、実はしばしば経験しています。
ここで、その安堵感に身を任せていると、そのうち、もう聴き終えたかのような錯覚まで起こったりします。
怖いですね。
年を重ねるとは、こういうことでしょうか?
1. Kickstart Your Mojo (Johnny Spence)
2. Keep My Motor Running (Ken Beal, Bruce Channel)
3. Get Me To The Doctor (Johnny Spence)
4. Up Jumped The Devil (Ronnie Dawson, James Barnaby Koumis)
5. Blues About You Baby (Delbert McClinton, Al Anderson)
6. Voodoo Thing (Colin James)
7. Restless (Wadmore, Kidd, Dale)
8. Going Back Home (Mick Green, Wilko Johnson)
9. Rockin' My Life Away (Mack Vickery)
10. Crazy Personality (Johnny Spence)
11. Roll On (Wall, Ball)
12. Let It Rock (Chuck Berry)
今回のアルバムは、Johnny Spence & Doctor's Order名義での3枚目で、先月末に目出度くリリースされました。
さて、私は、彼らを一貫して4人組のバンドだと認識していますが、一部では、Johnny Spenceとそのバック・バンドと見ている方もいるようです。
ラインナップは、以下の通りです。
Johnny "The Pirates" Spence : vocals
Grande-Archie" Hämäläinen : guitar
Teddy Bear Nättilä : bass
Mighty Man Oikarinen : drums
今回改めて、過去作を含めて聴き返したところ、なるほど、一部の方の考え方も分からなくはない、と思いました。
Johnny Spence不参加のDoctor's Order単独盤とでは、聴いた印象が少し違うからです。
その大きな違いは、何よりも、トリオ盤では、収録曲の多くがメンバーのオリジナルで占められていることです。
そのスタイルの多くは、Wilko直系の、魅力的なフックを持つサイド・プレイを中心に、加えてサイド、リードが混然とした、アイデア溢れるギター・ブレイで構成されています。
対して、4人組盤ではカバー曲が大半なのです。
いきおい、アルバムの印象は変わってきます。
これらカバーの選曲を、Spence主導と見れば、一部の方が持たれる認識も、自然なものと言えなくもないです。
Wilko直系の曲は、あくまで全体の一部で、トリオ盤と比較すれば、若干しつこさが薄まっている気がします。
とは言え、普通のバンドに比べれば、まだまだ濃厚です。
トリオ盤では、耳に残る魅力的なビート曲が目立ち、わくわく度が高い気がします。
しかし、昔から止むことのない、「ドカドカうるさい」、「同じような曲ばかり」という意見にも納得できます。
一方で、4人組盤では、曲の構成がバラエティに富み、自然と聴きとおせます。
しかし、くだんの「ドカドカうるさい曲」が希少になると、むしろ新鮮に思え、愛おしくなって、思わず「このタイプの曲をもっと」とおねだりしたくなるのでした。
人間って、めんどくさいですね。
さて、今作のラインナップです
トリオ盤と違って、なかなかに興味深い構成です。
なかでも、今の私の趣味と気分で、以下の曲に注目です。
意識してSpenceが書いた曲は外しました。
2. Keep My Motor Running (Ken Beal, Bruce Channel)
5. Blues About You Baby (Delbert McClinton, Al Anderson)
6. Voodoo Thing (Colin James)
7. Restless (Wadmore, Kidd, Dale)
8. Going Back Home (Mick Green, Wilko Johnson)
9. Rockin' My Life Away (Mack Vickery)
これを、仮に次のように分類します。
海賊セット
7. Restless (Wadmore, Kidd, Dale)
8. Going Back Home (Mick Green, Wilko Johnson)
55年組セット
2. Keep My Motor Running (Ken Beal, Bruce Channel)
9. Rockin' My Life Away (Mack Vickery)
ブルース・ロック・セット
5. Blues About You Baby (Delbert McClinton, Al Anderson)
6. Voodoo Thing (Colin James)
以上です。
まずは、海賊セットから
7. Restless (Wadmore, Kidd, Dale)
8. Going Back Home (Mick Green, Wilko Johnson)
この2曲は、どちらもパイレーツのレパートリーです。
ただし、同じパイレーツでも、別のバンドというべきで、セット扱いは強引かもません。
"Restless"は、Johnny Kidd & The Pirates時代のレパートリーで、作者にKiddの名前があります。
Johnny Spenceは、Kidd時代の第二期(多分)からのメンバーで、原曲の録音時は加入前ではないかと思いますが、加入後のライヴでよく演奏した可能性はあるでしょう。
ちなみに、ジェリー・リー・ルイスに同名曲がありますが、別の曲です。
"Going Back Home"は、作者名クレジットのとおり、Mick GreenとWilko Johnsonの共作曲で、お互いに、自身が所属するバンドで吹き込んでいます。
しかし、私などは、ほとんどWilkoの曲という認識しかありません。
それだけ、Wilkoらしさの感じられる作品です。
本盤でも、この曲のイントロが始まると、期待で目が覚めるような、新鮮な気分になります。
ちなみに、この曲は、Wilko JohnsonがRoger Daltreyと組んで作り、本年リリースしたアルバム、"Going Back Home"のタイトル曲として、当該CDの1曲目を飾っています。
Dr. Feelgood盤、The Pirates盤、Wilko+Roger盤、そして本盤と、このあたりの録音は、一挙に聴き比べしたい気もします。
ちなみついでに余談をひとつ
Johnny Spence & Doctor's Order名義の過去2作では、Johnny Kidd & The Pirates時代のレパートリーを他にも吹き込んでいます。
09年のアルバム、"Full Throttle No Brakes"では、"Big Blon' Baby"(60年)と"Doctor Feelgood"(64年)を、11年のアルバム、"Hot And Rockin"では、"'A Shot Of Rhythm & Blues"(62年)と"Whole Lotta Woman"(64年)を録音しています。
次に、55年組セットです。
2. Keep My Motor Running (Ken Beal, Bruce Channel)
9. Rockin' My Life Away (Mack Vickery)
この2曲は、"Class Of 55"という、50sレジェンドの同窓会的アルバムで演奏されていた曲です。
本盤とその盤との関係は不明で、むしろ、全く無関係の可能性が高いですが、私の勝手な分類におつきあい下さい。
"Class Of 55"は、Johnny Cash、Carl Perkins、Jerry Lee Lewis、Roy Orbisonという、Sun Record出身の4人によるコンサートの実況盤で、ロックンロールの創成期(及び亡きElvis)を懐かしむ感傷的アルバムでした。
かの盤は、ゴスペルやセイクレッド・ソング満載になるかと思いきや、Bruce Channel("Hey Baby"の人)や、ロカビリアンのMack Vickery(本人盤よりもJerry Lee盤の方が有名)が作者に名を連ねる、この2曲がひっそり入っていたのでした。
"Keep My Motor Running"は、カバーではありますが、Doctor's Orderらしさの出た、まるでオリジナルかのような、かっこいいビート曲に仕上がっていると思います。
"Rockin' My Life Away"は、Doctor's Orderの過去作、"The Real Thing"(02年)、"Live How Sweet It Is"(04年)でもやっていた曲ですが、残念ながら両作ともに入手困難で、私は未聴です。
本盤での演奏は、ぐんぐん突き進むようなロックンロールで、ゲストのピアノとギターのアンサンブルが気持ちいいです。
次に、ブルース・ロック・セットです。
5. Blues About You Baby (Delbert McClinton, Al Anderson)
6. Voodoo Thing (Colin James)
やはり、カバーものは、こういう「へーっ、彼らって、こういうのも趣味なんだ!?」なんて、勝手に盛り上がる材料をくれるのがいいです。
"Blues About You Baby"は、テキサスのハスキー・ボーカリストにして、Bruce Channelの"Hey Baby"でハーモニカを吹き、Beatlesの"Love Me Do"(のイントロ)にも影響を与えたベテラン、Delbert McClintonの作品です。
しかも、Al Andersonという何とも気になる名前の人との共作です。
これって、元NRBQのあの人と考えていいんでしょうか?
ちなみに、収録しているDelbert McClintonのアルバムは、02年にNew Roseからリリースされた、"Room To Breathe"です。
"Room To Breathe"では、もう1曲Al Andersonとの共作があり、興味深いですが、両曲ともに演奏への参加クレジットはありません。
Al Andersonって、他人へ作品提供したり、共作したりするような人でしたっけ?
それとも、同名の別人かな?
"Voodoo Thing"は、カナダのブルージーなロッカー、Colin Jamesのカバーです。
この曲のチョイスは誰ですかね。
Colin Jamesは、ポップさと渋いブルース志向が同居した人で、既にベテランですが、近年はブライアン・セッツァーみたいな(?)スイング・バンドをやっていて、興味を持たずにはいられません。
最後に、Johnny Spenceの作品から1曲、紹介します。
2曲目の"Get Me To The Doctor"は、Piratesより、Doctor's Orderに向いた曲で、軽快な曲調ながらもヘヴィにロールする、「医師の指示」ファンへのおすすめの1曲です。
やはり私は、本盤は、Johnny Spence主体のプロジェクトではなく、あくまでJohnny Spence & Doctor's Orderという4人組バンドの作品だと思います。
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まあ、何というか、手に入るまでは焼きもきしますよね。
それが手に入った途端、まだ音を一切聴いていないうちから漂ってくる、この「ほっ」とした感はなんでしょう。
この感覚、実はしばしば経験しています。
ここで、その安堵感に身を任せていると、そのうち、もう聴き終えたかのような錯覚まで起こったりします。
怖いですね。
年を重ねるとは、こういうことでしょうか?
Kickstart Your Mojo
Johnny Spence & Doctor's Order
Johnny Spence & Doctor's Order
1. Kickstart Your Mojo (Johnny Spence)
2. Keep My Motor Running (Ken Beal, Bruce Channel)
3. Get Me To The Doctor (Johnny Spence)
4. Up Jumped The Devil (Ronnie Dawson, James Barnaby Koumis)
5. Blues About You Baby (Delbert McClinton, Al Anderson)
6. Voodoo Thing (Colin James)
7. Restless (Wadmore, Kidd, Dale)
8. Going Back Home (Mick Green, Wilko Johnson)
9. Rockin' My Life Away (Mack Vickery)
10. Crazy Personality (Johnny Spence)
11. Roll On (Wall, Ball)
12. Let It Rock (Chuck Berry)
今回のアルバムは、Johnny Spence & Doctor's Order名義での3枚目で、先月末に目出度くリリースされました。
さて、私は、彼らを一貫して4人組のバンドだと認識していますが、一部では、Johnny Spenceとそのバック・バンドと見ている方もいるようです。
ラインナップは、以下の通りです。
Johnny "The Pirates" Spence : vocals
Grande-Archie" Hämäläinen : guitar
Teddy Bear Nättilä : bass
Mighty Man Oikarinen : drums
今回改めて、過去作を含めて聴き返したところ、なるほど、一部の方の考え方も分からなくはない、と思いました。
Johnny Spence不参加のDoctor's Order単独盤とでは、聴いた印象が少し違うからです。
その大きな違いは、何よりも、トリオ盤では、収録曲の多くがメンバーのオリジナルで占められていることです。
そのスタイルの多くは、Wilko直系の、魅力的なフックを持つサイド・プレイを中心に、加えてサイド、リードが混然とした、アイデア溢れるギター・ブレイで構成されています。
対して、4人組盤ではカバー曲が大半なのです。
いきおい、アルバムの印象は変わってきます。
これらカバーの選曲を、Spence主導と見れば、一部の方が持たれる認識も、自然なものと言えなくもないです。
Wilko直系の曲は、あくまで全体の一部で、トリオ盤と比較すれば、若干しつこさが薄まっている気がします。
とは言え、普通のバンドに比べれば、まだまだ濃厚です。
トリオ盤では、耳に残る魅力的なビート曲が目立ち、わくわく度が高い気がします。
しかし、昔から止むことのない、「ドカドカうるさい」、「同じような曲ばかり」という意見にも納得できます。
一方で、4人組盤では、曲の構成がバラエティに富み、自然と聴きとおせます。
しかし、くだんの「ドカドカうるさい曲」が希少になると、むしろ新鮮に思え、愛おしくなって、思わず「このタイプの曲をもっと」とおねだりしたくなるのでした。
人間って、めんどくさいですね。
さて、今作のラインナップです
トリオ盤と違って、なかなかに興味深い構成です。
なかでも、今の私の趣味と気分で、以下の曲に注目です。
意識してSpenceが書いた曲は外しました。
2. Keep My Motor Running (Ken Beal, Bruce Channel)
5. Blues About You Baby (Delbert McClinton, Al Anderson)
6. Voodoo Thing (Colin James)
7. Restless (Wadmore, Kidd, Dale)
8. Going Back Home (Mick Green, Wilko Johnson)
9. Rockin' My Life Away (Mack Vickery)
これを、仮に次のように分類します。
海賊セット
7. Restless (Wadmore, Kidd, Dale)
8. Going Back Home (Mick Green, Wilko Johnson)
55年組セット
2. Keep My Motor Running (Ken Beal, Bruce Channel)
9. Rockin' My Life Away (Mack Vickery)
ブルース・ロック・セット
5. Blues About You Baby (Delbert McClinton, Al Anderson)
6. Voodoo Thing (Colin James)
以上です。
まずは、海賊セットから
7. Restless (Wadmore, Kidd, Dale)
8. Going Back Home (Mick Green, Wilko Johnson)
この2曲は、どちらもパイレーツのレパートリーです。
ただし、同じパイレーツでも、別のバンドというべきで、セット扱いは強引かもません。
"Restless"は、Johnny Kidd & The Pirates時代のレパートリーで、作者にKiddの名前があります。
Johnny Spenceは、Kidd時代の第二期(多分)からのメンバーで、原曲の録音時は加入前ではないかと思いますが、加入後のライヴでよく演奏した可能性はあるでしょう。
ちなみに、ジェリー・リー・ルイスに同名曲がありますが、別の曲です。
"Going Back Home"は、作者名クレジットのとおり、Mick GreenとWilko Johnsonの共作曲で、お互いに、自身が所属するバンドで吹き込んでいます。
しかし、私などは、ほとんどWilkoの曲という認識しかありません。
それだけ、Wilkoらしさの感じられる作品です。
本盤でも、この曲のイントロが始まると、期待で目が覚めるような、新鮮な気分になります。
ちなみに、この曲は、Wilko JohnsonがRoger Daltreyと組んで作り、本年リリースしたアルバム、"Going Back Home"のタイトル曲として、当該CDの1曲目を飾っています。
Dr. Feelgood盤、The Pirates盤、Wilko+Roger盤、そして本盤と、このあたりの録音は、一挙に聴き比べしたい気もします。
ちなみついでに余談をひとつ
Johnny Spence & Doctor's Order名義の過去2作では、Johnny Kidd & The Pirates時代のレパートリーを他にも吹き込んでいます。
09年のアルバム、"Full Throttle No Brakes"では、"Big Blon' Baby"(60年)と"Doctor Feelgood"(64年)を、11年のアルバム、"Hot And Rockin"では、"'A Shot Of Rhythm & Blues"(62年)と"Whole Lotta Woman"(64年)を録音しています。
次に、55年組セットです。
2. Keep My Motor Running (Ken Beal, Bruce Channel)
9. Rockin' My Life Away (Mack Vickery)
この2曲は、"Class Of 55"という、50sレジェンドの同窓会的アルバムで演奏されていた曲です。
本盤とその盤との関係は不明で、むしろ、全く無関係の可能性が高いですが、私の勝手な分類におつきあい下さい。
"Class Of 55"は、Johnny Cash、Carl Perkins、Jerry Lee Lewis、Roy Orbisonという、Sun Record出身の4人によるコンサートの実況盤で、ロックンロールの創成期(及び亡きElvis)を懐かしむ感傷的アルバムでした。
かの盤は、ゴスペルやセイクレッド・ソング満載になるかと思いきや、Bruce Channel("Hey Baby"の人)や、ロカビリアンのMack Vickery(本人盤よりもJerry Lee盤の方が有名)が作者に名を連ねる、この2曲がひっそり入っていたのでした。
"Keep My Motor Running"は、カバーではありますが、Doctor's Orderらしさの出た、まるでオリジナルかのような、かっこいいビート曲に仕上がっていると思います。
"Rockin' My Life Away"は、Doctor's Orderの過去作、"The Real Thing"(02年)、"Live How Sweet It Is"(04年)でもやっていた曲ですが、残念ながら両作ともに入手困難で、私は未聴です。
本盤での演奏は、ぐんぐん突き進むようなロックンロールで、ゲストのピアノとギターのアンサンブルが気持ちいいです。
次に、ブルース・ロック・セットです。
5. Blues About You Baby (Delbert McClinton, Al Anderson)
6. Voodoo Thing (Colin James)
やはり、カバーものは、こういう「へーっ、彼らって、こういうのも趣味なんだ!?」なんて、勝手に盛り上がる材料をくれるのがいいです。
"Blues About You Baby"は、テキサスのハスキー・ボーカリストにして、Bruce Channelの"Hey Baby"でハーモニカを吹き、Beatlesの"Love Me Do"(のイントロ)にも影響を与えたベテラン、Delbert McClintonの作品です。
しかも、Al Andersonという何とも気になる名前の人との共作です。
これって、元NRBQのあの人と考えていいんでしょうか?
ちなみに、収録しているDelbert McClintonのアルバムは、02年にNew Roseからリリースされた、"Room To Breathe"です。
"Room To Breathe"では、もう1曲Al Andersonとの共作があり、興味深いですが、両曲ともに演奏への参加クレジットはありません。
Al Andersonって、他人へ作品提供したり、共作したりするような人でしたっけ?
それとも、同名の別人かな?
"Voodoo Thing"は、カナダのブルージーなロッカー、Colin Jamesのカバーです。
この曲のチョイスは誰ですかね。
Colin Jamesは、ポップさと渋いブルース志向が同居した人で、既にベテランですが、近年はブライアン・セッツァーみたいな(?)スイング・バンドをやっていて、興味を持たずにはいられません。
最後に、Johnny Spenceの作品から1曲、紹介します。
2曲目の"Get Me To The Doctor"は、Piratesより、Doctor's Orderに向いた曲で、軽快な曲調ながらもヘヴィにロールする、「医師の指示」ファンへのおすすめの1曲です。
やはり私は、本盤は、Johnny Spence主体のプロジェクトではなく、あくまでJohnny Spence & Doctor's Orderという4人組バンドの作品だと思います。
Going Back Home
by Johnny Spence & Doctor's Order
by Johnny Spence & Doctor's Order
Going Back Home
by Wilko Johnson、Roger Daltrey
by Wilko Johnson、Roger Daltrey
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