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フェリース・ナビダ

 年の暮れですねェ
 でもその前に、このイベントをこなしておきましょう。
 クリスマスです。

 行事としては、個人的になんの感興もないですし、クリスマス・ソングにも特別な想いはないですが、好きなアーティストが手掛けているものには、ファンとして普通に興味があります。


A Blue Cat Christmas
featuring Los Taxmaniacs
with Special Guests
Augie Meyers & Willie J. Laws

1. Navidad Navidad Navidad (Baca, Farias, Villanueva) 
2. Jingle Bell Rock 
3. I Saw Mommy Kissed Santa Claus  
4. Santa Clause Is Comming Town  
5. Marry Christmas Baby  
6. Rudolph The Red Nose Reindeer  
7. Jesus Is The Reason (Baca, Farias, Villanueva) 
8. Feliz Navidad  
9. Jingle Bells  

 Los Texmaniacsが、ゲストにAugie Meyersを迎えて吹き込んだクリスマス・アルバムを入手しました。
 リリース年のクレジットはありませんが、アマゾンの商品紹介欄では08年リリースとなっています。

 一部のオリジナル曲を除き、クリスマス・ソングのスタンダードをやっており、選曲は、外国人にも馴染みの深い特に有名な曲を並べています。

 全般的に楽しく陽気なアレンジでやっていて、曲間にメンバー同士の短いやりとりが交わされるのが、何を言っているのか気になります。

 参加メンバーは以下のとおりです。

Max Baca : Bajo, Drums, Percussion
David Farias : Accordion
Israel "Speedy" Villanueva : Bass
Willie J. Laws : Guitar
Augie Meyers : Keyboards
Vernon "Spot" Barnett : Saxophone
Danny Martinez : Drums
David Villearal : Trumpet
Henry "Si O No" Gomez : Vijuela

 中心メンバーは、バホ・セストのMax BacaとアコーディオンのDavid Fariasです。

 陽気に弾むリズムに、暖かみのあるアコーディオンとAugie Meyersのオルガンが、素晴らしいハーモニーを奏でています。
 そして、否が応でもクリスマスを連想させる、鈴の音の「シャンシャン」がムードを盛り立てます。

 冒頭の"Navidad Navidad Navidad"は、メキシカン・トランペットの哀愁のイントロで始まる、少しセンチな曲調のボレロで、スペイン語で歌われます。
 "Navidad"は、クリスマスを意味し、"Feliz Navidad"で「メリー・クリスマス」のようです。

 アルバム全体を通して、パーティ風の親密な雰囲気で展開していきます。
 
 Augieがリード・ボーカルをとるのは、トラック3の"I Saw Mommy Kissed Santa Claus"です。
 鈴の音をバックに、Augieがオルガンで弾き語りをし、Texmaniacsのメンツが盛り立てます。
 お馴染みのAugieの声が聴こえてくるだけで和んでしまいます。

 アルバムのアクセントは、"Marry Christmas Baby"です。
 これを歌っているのは誰でしょう。
 普通に考えればMax Bacaですが、B. B. Kingのような喉を聴かせています。
 とてもブルージーなアレンジで、ここでのアコーディオンはザディコのそれのようです。

 一転、"Rudolph The Red Nose Reindeer"では、お馴染みのメロをお馴染みのスタイルで演奏します。
 それでも、アコーディオンの響きがTex-Mexであることを思い出させてくれます。

 トラック7の"Jesus Is The Reason"が、唯一事前に知らなければクリスマス・ソングだと分からない曲でしょう。
 鈴の音がなく、グルービーなオルガンとベースが印象に残ります。
 盛んに「ジーザス」と連呼しているのでゴスペルかと思うかも知れません。 
 曲の最後になって「クリスマス」と叫んで解答が明かされます。

 次の"Feliz Navidad"がいい曲です。
 歌詞の中で、"I Wanna Wish a Merry Christmas"と英語で歌う箇所があり、そこを除けば全てスペイン語で歌われます。
 楽しい雰囲気が伝わってきます。

 ラストは"Jingle Bells"です。
 出だしから、おもちゃの楽器のような伴奏で「がやがや」と始まり、ジャグ・バンドっぽい展開でスタートします。
 そして、徐々に演奏が厚くなっていき、盛り上がっていくところがいいです。

 全9曲、あっという間に終わります。
 がっちり固めた演奏ではなく、思い思いにメンツが楽しみながら参加している、そんな印象を受けました。

 タイトルにある"Blue Cat"は、何か意味があると思うのですが不明です。



All About Avocados by Augie Meyers & Los Texmaniacs




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