2010年12月20日
クリスマスはテキサスで陽気に
一神教では、神は唯一絶対の造物主として、世界の全ての事象を創造しました。
人間を含め、被創造物をクリーチャーといいますが、これはクリエイターに対峙する言葉です。
創作活動をする人をクリエイターといいますが、通常、神をあらわすときは、定冠詞のTheを付けます。
悪魔は、神に敵対する存在ではありますが、悪魔もまたクリーチャーですから、神の創造物です。
1. Feliz Navidad : featurling Tish Hinojosa
2. Xmas In Jail
3. Swingin' Drummer Boy
4. Merry Texas Christmas Y'all
5. Pretty Paper : featurling Willie Nelson
6. T'was The Night Before
7. Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow
8. Jingle Bell Boogie
9. A Christmas Wish
10. Silver Bells
11. Here Comes Santa Claus
12. Silent Night : featurling Don Walser, Willie Nelson
13. Swingin' Silent Night
というわけで(?)、今回は、Asleep At The Wheelの楽しいクリスマス・アルバムを聴きます。
アスリープとしては、初のクリスマス・アルバムで、97年にHigh Street Recordという会社からリリースされました。
このときのメンツは、ギター、ピアノ、スチール・ギター、サックス、ベース、フィドル、ドラムスからなる7人編成で、スチール・ギターは、紅一点のシンディ・キャッシュダラー、ドラムスは、デイヴ・サンガー、そして、フィドルは、ジェイソン・ロバーツです。
現在では、アスリープの要のひとりして、レイ・ベンスンに代わってリード・ボーカルを取ることもしばしばあるジェイソンですが、この時点ではまだ発言力が弱かったようです。
基本的に、伴奏に徹しています。
ゲストとして、元メンバーでピアニストのフロイド・ドミノや、元テキサス・プレイボーイズのフィドラー、ジョニー・ギンブル、これまたゲストの常連、ウイリー・ネルソンが参加しています。
そして、このアルバムで特に嬉しいのは、ティッシュ・イノホサが参加していることです。
冒頭のFeliz Navidadは、トラッドをレイがアレンジしたと記されていますが、曲が始まると、テックス・メックス・コンフントを思わせる、印象的なアコーディオンが鳴り響き、思わずトレイに誤ったディスクを載せたのかと思ってしまいす。
しかし、ティッシュ・イノホサとレイのデュエットが始まると、想像力を掻き立てられずにはいられない、素晴らしいボーダー・ソングの魅力で、一気にアルバムの世界観に取り込まれていきます。
ケイジャン・ツー・ステップ調の、ウキウキするようなパーティ・チューンになっています。
ここで、達者なアコを弾いているのは、ブラッドリー・ウイリアムスという人です。
続く、Xmas In Jailは、監獄でのクリスマスということでしょうか、歌詞の内容がよくわかりませんが、ユーモラスな曲調と歌い方で、これまた楽しくさせてくれる曲です。
サックスの軽いブロウも、愉快な雰囲気を盛りたてています。
ウイリーの作品、Pretty Paperでは、ウイリーが和みのボーカルを聴かせますが、この曲は、後に07年のSanta Loves Boogieでも再び取り上げられ、やはりウイリーがゲスト参加して歌っています。
T'was The Night Beforeは、レイが書いた曲で、歌詞が知りたくなる曲です。
なぜなら、この曲には、恐らくはテキサスの偉大な音楽家の名前が、何人も盛り込まれているようだからです。
私が分かった範囲では、ボブ・ウィルズ、テックス・リッター、バディ・ホリー、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ジャニス・ジョプリン、Z.Z.トップ、T-ボーン・ウォーカーなどなどの名前がモノローグで語られています。
スタンダードのLet It Snow, Let It Snow, Let It Snowや、Silver Bells、 Silent Nightなどでは、フェイクなしで、カントリー版クリスマス・ソングを楽しく聴かせてくれます。
まさに、このアルバムは、「楽しく演奏する」ということがテーマになっているようです。
全体的に、ノリよりもアット・ホームな楽しい雰囲気づくりに気を配った仕上がりになっています。
タイトルにブギとつく曲も、ジャンプ風のものはなく、楽しいカントリー・アレンジで仕上げています。
ジョニー・ギンブル作のA Christmas Wishは、繊細なフィドルとスチール・ギター、そしてピアノのアンサンブルが、心を浄化してくれるような、静かな美しい曲です。
クリスマス・アルバムではありますが、普通に楽しめるアルバムです。
あえて言うなら、ブラック・フィールな味付けを控えめに押さえた、あくまで幸せなムードの中、1枚を聴き通すことが出来る、お勧めのアルバムになっています。
関連記事はこちら
スウィンギン・クリスマス
アスリープ、大きくホップする
うたたね運転の旅立ち
シェイキーのロッキン・クリスマス
懐かしのソウル・クリスマス
人間を含め、被創造物をクリーチャーといいますが、これはクリエイターに対峙する言葉です。
創作活動をする人をクリエイターといいますが、通常、神をあらわすときは、定冠詞のTheを付けます。
悪魔は、神に敵対する存在ではありますが、悪魔もまたクリーチャーですから、神の創造物です。
Merry Texas Christmas, Y'all
Asleep At The Wheel
Asleep At The Wheel
1. Feliz Navidad : featurling Tish Hinojosa
2. Xmas In Jail
3. Swingin' Drummer Boy
4. Merry Texas Christmas Y'all
5. Pretty Paper : featurling Willie Nelson
6. T'was The Night Before
7. Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow
8. Jingle Bell Boogie
9. A Christmas Wish
10. Silver Bells
11. Here Comes Santa Claus
12. Silent Night : featurling Don Walser, Willie Nelson
13. Swingin' Silent Night
というわけで(?)、今回は、Asleep At The Wheelの楽しいクリスマス・アルバムを聴きます。
アスリープとしては、初のクリスマス・アルバムで、97年にHigh Street Recordという会社からリリースされました。
このときのメンツは、ギター、ピアノ、スチール・ギター、サックス、ベース、フィドル、ドラムスからなる7人編成で、スチール・ギターは、紅一点のシンディ・キャッシュダラー、ドラムスは、デイヴ・サンガー、そして、フィドルは、ジェイソン・ロバーツです。
現在では、アスリープの要のひとりして、レイ・ベンスンに代わってリード・ボーカルを取ることもしばしばあるジェイソンですが、この時点ではまだ発言力が弱かったようです。
基本的に、伴奏に徹しています。
ゲストとして、元メンバーでピアニストのフロイド・ドミノや、元テキサス・プレイボーイズのフィドラー、ジョニー・ギンブル、これまたゲストの常連、ウイリー・ネルソンが参加しています。
そして、このアルバムで特に嬉しいのは、ティッシュ・イノホサが参加していることです。
冒頭のFeliz Navidadは、トラッドをレイがアレンジしたと記されていますが、曲が始まると、テックス・メックス・コンフントを思わせる、印象的なアコーディオンが鳴り響き、思わずトレイに誤ったディスクを載せたのかと思ってしまいす。
しかし、ティッシュ・イノホサとレイのデュエットが始まると、想像力を掻き立てられずにはいられない、素晴らしいボーダー・ソングの魅力で、一気にアルバムの世界観に取り込まれていきます。
ケイジャン・ツー・ステップ調の、ウキウキするようなパーティ・チューンになっています。
ここで、達者なアコを弾いているのは、ブラッドリー・ウイリアムスという人です。
続く、Xmas In Jailは、監獄でのクリスマスということでしょうか、歌詞の内容がよくわかりませんが、ユーモラスな曲調と歌い方で、これまた楽しくさせてくれる曲です。
サックスの軽いブロウも、愉快な雰囲気を盛りたてています。
ウイリーの作品、Pretty Paperでは、ウイリーが和みのボーカルを聴かせますが、この曲は、後に07年のSanta Loves Boogieでも再び取り上げられ、やはりウイリーがゲスト参加して歌っています。
T'was The Night Beforeは、レイが書いた曲で、歌詞が知りたくなる曲です。
なぜなら、この曲には、恐らくはテキサスの偉大な音楽家の名前が、何人も盛り込まれているようだからです。
私が分かった範囲では、ボブ・ウィルズ、テックス・リッター、バディ・ホリー、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ジャニス・ジョプリン、Z.Z.トップ、T-ボーン・ウォーカーなどなどの名前がモノローグで語られています。
スタンダードのLet It Snow, Let It Snow, Let It Snowや、Silver Bells、 Silent Nightなどでは、フェイクなしで、カントリー版クリスマス・ソングを楽しく聴かせてくれます。
まさに、このアルバムは、「楽しく演奏する」ということがテーマになっているようです。
全体的に、ノリよりもアット・ホームな楽しい雰囲気づくりに気を配った仕上がりになっています。
タイトルにブギとつく曲も、ジャンプ風のものはなく、楽しいカントリー・アレンジで仕上げています。
ジョニー・ギンブル作のA Christmas Wishは、繊細なフィドルとスチール・ギター、そしてピアノのアンサンブルが、心を浄化してくれるような、静かな美しい曲です。
クリスマス・アルバムではありますが、普通に楽しめるアルバムです。
あえて言うなら、ブラック・フィールな味付けを控えめに押さえた、あくまで幸せなムードの中、1枚を聴き通すことが出来る、お勧めのアルバムになっています。
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投稿者:エル・テッチ|01:25|ウエスタン・スウィング
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