2014年09月28日
ベリー・ソングの詰め合わせ
ショックなことがありました。
記憶力の低下です。
なんとなく自覚はありましたが、具体的な例を眼前に突きつけられると、やはり愕然としてしまいます。
あるアルバムを探すため、久しぶりにCDの棚を触り、さらに未整理のまま平積みになっている「山」を探ったところ、目的のものも無事見つけたのですが、思いもよらないCDを発見することになったのです。
それは、少し前、あるCDを探してもなかったため、「持っていると思っていたけど、よくある勘違いかな?」と得心してオーダーしたのですが、何とひょっこり出てきたのです。
しかも、しかも、それだけでなく他にも同様のCDが出てきて、計3種類のダブリを発見したのでした。
これらは、いずれも同様の理由で最近オーダーしたCDと同じものです。(うち1枚は、未だ到着していません。涙。)
ショックなのは、無駄な出費をしてしまったことよりも、気づかずに再度買ってしまったCDを手に取ったとき、ブックレットの中身などが記憶になくて、やはり未入手だったのだな、と納得していたことです。
うーん、少し落ち込んでいます。
今回は、前回の記事を書いたとき手元になく、記憶違いで誤った内容を書いてしまったCDを取り上げます。
(前回記事の誤りは、同記事に赤字で訂正を追記しました。)
本CDは、上記の「山」を探ったところ出てきたCDのうちの1枚です。
1. You Can't Beat A Chuck Berry Song (Joakim Arnell)
2. My Mustang Ford (Chuck Berry)
3. Memphis Tennesse (Chuck Berry)
4. Sweet Little Sixteen (Chuck Berry)
5. Come On (Chuck Berry)
6. It Wasn't Me (Chuck Berry)
7. Wee Wee Hours (Chuck Berry)
8. Nadine (Chuck Berry)
9. Havana Moon (Chuck Berry)
10. You Never Can Tell (Chuck Berry)
11. You Can't Catch Me (Chuck Berry)
12. No Money Down (Chuck Berry)
13. Carol (Chuck Berry)
14. Vacation Time (Chuck Berry)
15. Southern Belle (Jokim Arnell)
本作は、13年にリリースされた、The Refreshmentsのひとつ前のアルバムです。
タイトルどおり、Chuck Berryのカバー集になっていて、冒頭と末尾に1曲づつオリジナル曲を配置した仕様になっています。
初期の曲を中心に有名曲がほとんどですね。
私がピンとこなかったのは、1曲のみ、14曲目の"Vacation Time"だけです。
これは、どの頃の作品でしょう?
チェス録音は、別テイク、未発表曲を含めてほとんど聴いているはずなのですが…。
マーキュリー時代でしょうか。
でも、あの時代は、ほとんどチェス録音の再録ばかりだったような気がするのですが…。
でも、ふと先ごろの出来事が頭をよぎります。
記憶力の不確かさを痛感したばかりじゃなかったのか!!
思わず、自信を失ってしまうのでした。
気を取り直していきましょう。
本作の録音メンバーは、以下の通りです。
Joakim Arnell : Bass, Lead Vocals & Backup Vocals
Mats Forsberg : Drums, Percussio
Johan "JB" Blohm : Piano, Lead Vocals
Jonas Goransson : Electric Guitar
add.Musician
J.T.Holmstorm : Saxophone
常駐のサックス奏者が脱退したわけですが、やはり、彼らにはホーンが必要なんでしょうか?
サックス奏者をゲストで呼んでいます。
Berryの作品で、すぐにサックスをイメージ出来るのは、"Nadine"くらいですけどね。
さて、ベリーのナンバーは、ほとんど目立ったアレンジなどせず、王道のビート・バンド・スタイルでやっています。
わずかに、"Come On"くらいが、一聴して少しフェイクしていると感じる程度でしょうか。
前回の記事でも、マイナスっぽい表現を使いましたが、あえて言ってしまえば、全体的に冒険のない演奏です。
しかし、繰り返し飽きずに聴ける音楽ではあります。
つまり、予想を裏切るような、痺れるような刺激こそないけれど、期待しているものを期待どおりに、これでもかと提供できている、そんな「水戸黄門」的な、かつ「金太郎飴」的なアルバムだと言えるのかも知れません。
冒頭のオリジナル曲の歌詞が、ベリーの人生をダイジェストしたような内容になっていて、興味深いです。
ベリーには、"Bio"という自伝的ソングがありましたが、こちらは、同趣旨ながら、ファン目線で書かれた、「憧憬」と「敬意」に溢れた作品だと思います。
なお、本作の基本トラックは、スウェーデンではなく、わざわざ米国のスタジオを借りて録音されています。
それは、イリノイ州シカゴのどこかではなく、テネシー州メンフィスのサン・スタジオで録音され、その後、スウェーデンのスタジオで完成されました。
関連記事はこちら
The Refreshments
次の四半世紀もロッキン!
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スカンジナビアからロッキン
Chuck Berry
神様、降臨
トーキョー・セッション
記憶力の低下です。
なんとなく自覚はありましたが、具体的な例を眼前に突きつけられると、やはり愕然としてしまいます。
あるアルバムを探すため、久しぶりにCDの棚を触り、さらに未整理のまま平積みになっている「山」を探ったところ、目的のものも無事見つけたのですが、思いもよらないCDを発見することになったのです。
それは、少し前、あるCDを探してもなかったため、「持っていると思っていたけど、よくある勘違いかな?」と得心してオーダーしたのですが、何とひょっこり出てきたのです。
しかも、しかも、それだけでなく他にも同様のCDが出てきて、計3種類のダブリを発見したのでした。
これらは、いずれも同様の理由で最近オーダーしたCDと同じものです。(うち1枚は、未だ到着していません。涙。)
ショックなのは、無駄な出費をしてしまったことよりも、気づかずに再度買ってしまったCDを手に取ったとき、ブックレットの中身などが記憶になくて、やはり未入手だったのだな、と納得していたことです。
うーん、少し落ち込んでいます。
今回は、前回の記事を書いたとき手元になく、記憶違いで誤った内容を書いてしまったCDを取り上げます。
(前回記事の誤りは、同記事に赤字で訂正を追記しました。)
本CDは、上記の「山」を探ったところ出てきたCDのうちの1枚です。
Let It Rock
The Chuck Berry Tribute
The Chuck Berry Tribute
1. You Can't Beat A Chuck Berry Song (Joakim Arnell)
2. My Mustang Ford (Chuck Berry)
3. Memphis Tennesse (Chuck Berry)
4. Sweet Little Sixteen (Chuck Berry)
5. Come On (Chuck Berry)
6. It Wasn't Me (Chuck Berry)
7. Wee Wee Hours (Chuck Berry)
8. Nadine (Chuck Berry)
9. Havana Moon (Chuck Berry)
10. You Never Can Tell (Chuck Berry)
11. You Can't Catch Me (Chuck Berry)
12. No Money Down (Chuck Berry)
13. Carol (Chuck Berry)
14. Vacation Time (Chuck Berry)
15. Southern Belle (Jokim Arnell)
本作は、13年にリリースされた、The Refreshmentsのひとつ前のアルバムです。
タイトルどおり、Chuck Berryのカバー集になっていて、冒頭と末尾に1曲づつオリジナル曲を配置した仕様になっています。
初期の曲を中心に有名曲がほとんどですね。
私がピンとこなかったのは、1曲のみ、14曲目の"Vacation Time"だけです。
これは、どの頃の作品でしょう?
チェス録音は、別テイク、未発表曲を含めてほとんど聴いているはずなのですが…。
マーキュリー時代でしょうか。
でも、あの時代は、ほとんどチェス録音の再録ばかりだったような気がするのですが…。
でも、ふと先ごろの出来事が頭をよぎります。
記憶力の不確かさを痛感したばかりじゃなかったのか!!
思わず、自信を失ってしまうのでした。
気を取り直していきましょう。
本作の録音メンバーは、以下の通りです。
Joakim Arnell : Bass, Lead Vocals & Backup Vocals
Mats Forsberg : Drums, Percussio
Johan "JB" Blohm : Piano, Lead Vocals
Jonas Goransson : Electric Guitar
add.Musician
J.T.Holmstorm : Saxophone
常駐のサックス奏者が脱退したわけですが、やはり、彼らにはホーンが必要なんでしょうか?
サックス奏者をゲストで呼んでいます。
Berryの作品で、すぐにサックスをイメージ出来るのは、"Nadine"くらいですけどね。
さて、ベリーのナンバーは、ほとんど目立ったアレンジなどせず、王道のビート・バンド・スタイルでやっています。
わずかに、"Come On"くらいが、一聴して少しフェイクしていると感じる程度でしょうか。
前回の記事でも、マイナスっぽい表現を使いましたが、あえて言ってしまえば、全体的に冒険のない演奏です。
しかし、繰り返し飽きずに聴ける音楽ではあります。
つまり、予想を裏切るような、痺れるような刺激こそないけれど、期待しているものを期待どおりに、これでもかと提供できている、そんな「水戸黄門」的な、かつ「金太郎飴」的なアルバムだと言えるのかも知れません。
冒頭のオリジナル曲の歌詞が、ベリーの人生をダイジェストしたような内容になっていて、興味深いです。
ベリーには、"Bio"という自伝的ソングがありましたが、こちらは、同趣旨ながら、ファン目線で書かれた、「憧憬」と「敬意」に溢れた作品だと思います。
なお、本作の基本トラックは、スウェーデンではなく、わざわざ米国のスタジオを借りて録音されています。
それは、イリノイ州シカゴのどこかではなく、テネシー州メンフィスのサン・スタジオで録音され、その後、スウェーデンのスタジオで完成されました。
本作のプロモ動画です。
You Can't Beat A Chuck Berry Song (歌詞つき)
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次の四半世紀もロッキン!
生鮮! 懐メロジュークボックス
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スカンジナビアからロッキン
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