2010年09月10日
トーキョー・セッション
思い出の1枚
今回も、このテーマで行きたいと思います。
私が買った初めてのチャック・ベリーの日本盤、それがこのアルバムでした。
Chuck Berryのアルバムは、輸入盤で、マーキュリー音源のベスト盤を持っていましたが、まだ、PヴァインのChessのリイシューが始まる前だと思います。
アフター・スクール・セッションのジャケットを、初めて手にして震えが止まらなかったり、あの3枚組の箱のヴィンテージ写真に大感激するまでには、もう少し待たなければならなかったのでした。
Side One
1.School Day
2.Roll Over Beethoven
3.In The Wee Wee Hours
4.Ding A Ling
5.Memphis Tennessee
Side Two
1.Sweet Little Sixteen
2.Rock And Roll Music
3.Carol 〜 Little Queenie
4.Bio
5.Johnny B. Good
今回も、このテーマで行きたいと思います。
私が買った初めてのチャック・ベリーの日本盤、それがこのアルバムでした。
Chuck Berryのアルバムは、輸入盤で、マーキュリー音源のベスト盤を持っていましたが、まだ、PヴァインのChessのリイシューが始まる前だと思います。
アフター・スクール・セッションのジャケットを、初めて手にして震えが止まらなかったり、あの3枚組の箱のヴィンテージ写真に大感激するまでには、もう少し待たなければならなかったのでした。
Chuck Berry Tokyo Session
Chuck Berry
Chuck Berry
Side One
1.School Day
2.Roll Over Beethoven
3.In The Wee Wee Hours
4.Ding A Ling
5.Memphis Tennessee
Side Two
1.Sweet Little Sixteen
2.Rock And Roll Music
3.Carol 〜 Little Queenie
4.Bio
5.Johnny B. Good
このジャケットをご覧ください。
素晴らしい勇姿です。
これを見て、興奮しない人とはお友達になれないかも知れません。
日本での81年の公演を収録したライヴ盤です。
Chuck Berryのギターの音が、ステレオで聴けるのです。
これ以上に興奮することが、この世の中にあるんでしょうか?
私は、当時、本気でそう思っていました。
今、このレコードを聴きながら、当時の気持ちがまざまざと蘇ってきています。
ライヴの臨場感もたっぷり記録されています。
コンサートは、School Dayから始まります。
最初から、胸が高鳴ってしまいます。
そして、誰もがあこがれた、あのイントロのフレーズが耳に届いたとき、私は痺れまくったのでした。Roll Over Beethovenの登場です。
さらには、ライヴらしく、Chuckが、Ding A Lingの演奏の途中で、日本語で「て…手拍子」と、観客に促すMCが、ばっちり収録されていて、このレコードの価値を高めています。
この曲は、公演に同行させている実娘とのデュエットで歌われます。
バンドは、日本側で準備された即席チームだと思われますが、ロックの神様のバックです。
みんな、必死で頑張っている姿が眼に浮かんできそうです。
Chuck Berryは、自らのバンドを持たず、いつも、ワン・ナイト・スタンドとして、地元のバンドと契約分だけの演奏をして、基本的にアンコールなしで帰ってしまうエゴイストだという話を聞いたことがあります。
人間不信的な側面がある人ですが、それは、彼が過ごしてきた人生と深い関係があるのだと推察します。
私たち、ともすれば、アーティストのプライベートを知りたがりますが、最終的には音楽がすべてでしょう。
こういった姿は、キース・リチャーズの音頭取りで実施された映画「ヘイル・ヘイル・ロックンロール」でも、見てとることができました。
でも、私は、Chuckが、多くの人にとって、たとえ人間的に厭なやつであっても、その音楽が好きなことは不変です。
とにかく、このサウンドや、パフォーマンスの素晴らしさを聴けば、嫌いになどなれるはずがないのでした。
やや、ボリューム感に欠けると感じたりもするレコードですが、それは、夢のような時間というものが、短く思えるからでしょう。
ここには、80年代のChuck Berryの真実の瞬間が、確かに切り取られているのでした。
久々に、それこそ20年ぶりくらいに聴きましたが、感想は一言のみです。
Great !!
素晴らしい勇姿です。
これを見て、興奮しない人とはお友達になれないかも知れません。
日本での81年の公演を収録したライヴ盤です。
Chuck Berryのギターの音が、ステレオで聴けるのです。
これ以上に興奮することが、この世の中にあるんでしょうか?
私は、当時、本気でそう思っていました。
今、このレコードを聴きながら、当時の気持ちがまざまざと蘇ってきています。
ライヴの臨場感もたっぷり記録されています。
コンサートは、School Dayから始まります。
最初から、胸が高鳴ってしまいます。
そして、誰もがあこがれた、あのイントロのフレーズが耳に届いたとき、私は痺れまくったのでした。Roll Over Beethovenの登場です。
さらには、ライヴらしく、Chuckが、Ding A Lingの演奏の途中で、日本語で「て…手拍子」と、観客に促すMCが、ばっちり収録されていて、このレコードの価値を高めています。
この曲は、公演に同行させている実娘とのデュエットで歌われます。
バンドは、日本側で準備された即席チームだと思われますが、ロックの神様のバックです。
みんな、必死で頑張っている姿が眼に浮かんできそうです。
Chuck Berryは、自らのバンドを持たず、いつも、ワン・ナイト・スタンドとして、地元のバンドと契約分だけの演奏をして、基本的にアンコールなしで帰ってしまうエゴイストだという話を聞いたことがあります。
人間不信的な側面がある人ですが、それは、彼が過ごしてきた人生と深い関係があるのだと推察します。
私たち、ともすれば、アーティストのプライベートを知りたがりますが、最終的には音楽がすべてでしょう。
こういった姿は、キース・リチャーズの音頭取りで実施された映画「ヘイル・ヘイル・ロックンロール」でも、見てとることができました。
でも、私は、Chuckが、多くの人にとって、たとえ人間的に厭なやつであっても、その音楽が好きなことは不変です。
とにかく、このサウンドや、パフォーマンスの素晴らしさを聴けば、嫌いになどなれるはずがないのでした。
やや、ボリューム感に欠けると感じたりもするレコードですが、それは、夢のような時間というものが、短く思えるからでしょう。
ここには、80年代のChuck Berryの真実の瞬間が、確かに切り取られているのでした。
久々に、それこそ20年ぶりくらいに聴きましたが、感想は一言のみです。
Great !!
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