2010年08月20日
ストックホルムで会おう
Sir Douglas Quintetの80年代のSonet音源は、長い間、CDで聴く事が出来ませんでした。
それが、ストレート・リイシューではありませんが、この時期の4枚のアルバムからセレクトした編集盤が、Scandinavian Yearsというタイトルで、08年(実質は09年)に、ノルウェーからリリースされていたのでした。
私がこのことを知ったのは、今年の春くらいだと思いますが、取り扱っているショップがなく、嘆いていたところ、「CD購入バカ日記」というブログを運営されている方から、取り扱っている海外ショップを紹介していただき、無事手に入れることが出来ました。
嬉しかったです。ただ、渇望していたアイテムですが、手に入れた瞬間から、オリジナル盤のCD化を望む気持ちが、改めて、むくむくと湧いてきたのでした。煩悩に限りはありません。
さて、本日久しぶりにアマゾンを検索したところ、なんとScandinavian Yearsが、取り扱われているではありませんか! 驚きです。マーケット・プレイスで国際配送になりますが、中古ではなく新品が出品されています。
まだお持ちでないDoug Sahmファンには朗報です。
というわけで、今回はこの編集盤をご紹介します。
1. Someday
2. Carol Jane
3. Meet Me in Stockholm
4. Be Real
5. Little Georgie Baker
6. Never Be a Saint
7. Viking Girl
8. Can't Go Back to Austin
9. Que Paso
10. Who Were You Thinking Of
11. Adios Mexico
12. I Know You Know
13. Velma from Selma
14. Ballad of the Wasa
15. No Way Like Norway
16. Train to Trondheim
17. I Wanna Fall in Love Again
18. Susie Darling
19. What Ya Gonna Do for Love
収録曲のオリジナル・アルバムの内訳は、次の通りです。
82年:Quintessence Track10、11、12、13
83年:Midnight Sun Track1、2、3、4、5
84年:Rio Medina Track6、7、8、9
85年:Luv Ya' Europa Track15、16、17、18、19
全て既発曲で、アウトテイクなどが1曲もないのが残念ですが、LPでしか聴けなかった音源をCDで聴く事が出来るようになったのは、目出度いです。
83年のMidnight Sunは、私が初めて買ったDoug Sahmのアルバムで、昨日、LP盤を久々に聴いてみましたが、感慨深いものがありました。
このアルバムには、元CCRのDoug Cliffordが参加して、ドラムを叩いています。
Sonetは、スウェーデンのレーベルだと思っていたのですが、今日LPの内袋の広告を見ると、住所がロンドンになっていました。なぜこんな思い込みをしたのか不思議です。
このノルウェー盤は、Universal Musicからの発売となっています。
また、パッケージの曲名などは英語表記ですが、ブックレットの文章は、ノルウェー語のようです。GuiterはGitar、DramはTrommerと表記されています。
ファンとしては、どの曲がどうとか言うことは特にないです。
あえて、特記するなら、Que Pasoは、Augie Meyersが書いた曲で、その後、Hey Baby、Que Pasoとして、Texas Tonadosでも吹き込んでおり、テキサス、ルイジアナ系の若手バンドが好んでカヴァーしている人気曲です。
また、Little Georgie Baker、Never Be a Saint、I Know You Knowの3曲のオリジナルは、リズム・ギターのLouie Oltegaが以前組んでいたバンド、Louie and The Lovers時代に書いたもので、I Know You Knowは、Doug Sahmが70年にプロデュースした、Louie and The Lovers唯一のアルバムRiseの収録曲でした。
Louie And The Lovers版Little Georgie Bakerは、03年にRiseがCD化された際にボートラとして追加収録され、Never Be a Saintはお蔵入りしていましたが、Bear Familyが09年に出したLouie And Lovers The Complete Recordingsに初めて収録されました。
結局、Sir Douglas Quintet版の方が先に世に出たことになります。
Louie Oltegaは、Lovers時代のほとんどの曲を書いているソング・ライターなのでした。
Louie And The Loversは、フォーク・ロック&テキサス・サイケデリック系の二つの顔を持つチカーノ・バンドだというのが私の印象です。
この編集盤にはセレクトされていませんが、Midnight Sun収録曲のOne More Timeも、Louie Oltegaの作品で、私の大好きな曲です。
何か権利上の問題があるのかも知れませんが、一日でも早く、Sonet音源のオリシナル・アバムがCD化されることを願ってやみません。
というわけで、最後にこの編集盤のTVスポットをご覧ください。
オリジナル盤でもない、こういったアルバムに、このようなPVが作られたというのは驚きです。
Doug Sahmは、北欧では、我々の知らない高い人気があるんでしょうか?
追伸です。
アマゾンのカタログ詳細では、US盤になっていることに気付きました。
アメリカ盤が出ていたのなら、もっと流通していてもいいはずなんですが…。
それが、ストレート・リイシューではありませんが、この時期の4枚のアルバムからセレクトした編集盤が、Scandinavian Yearsというタイトルで、08年(実質は09年)に、ノルウェーからリリースされていたのでした。
Scandinavian Years
Sir Douglas Quintet
Sir Douglas Quintet
私がこのことを知ったのは、今年の春くらいだと思いますが、取り扱っているショップがなく、嘆いていたところ、「CD購入バカ日記」というブログを運営されている方から、取り扱っている海外ショップを紹介していただき、無事手に入れることが出来ました。
嬉しかったです。ただ、渇望していたアイテムですが、手に入れた瞬間から、オリジナル盤のCD化を望む気持ちが、改めて、むくむくと湧いてきたのでした。煩悩に限りはありません。
さて、本日久しぶりにアマゾンを検索したところ、なんとScandinavian Yearsが、取り扱われているではありませんか! 驚きです。マーケット・プレイスで国際配送になりますが、中古ではなく新品が出品されています。
まだお持ちでないDoug Sahmファンには朗報です。
というわけで、今回はこの編集盤をご紹介します。
1. Someday
2. Carol Jane
3. Meet Me in Stockholm
4. Be Real
5. Little Georgie Baker
6. Never Be a Saint
7. Viking Girl
8. Can't Go Back to Austin
9. Que Paso
10. Who Were You Thinking Of
11. Adios Mexico
12. I Know You Know
13. Velma from Selma
14. Ballad of the Wasa
15. No Way Like Norway
16. Train to Trondheim
17. I Wanna Fall in Love Again
18. Susie Darling
19. What Ya Gonna Do for Love
収録曲のオリジナル・アルバムの内訳は、次の通りです。
82年:Quintessence Track10、11、12、13
83年:Midnight Sun Track1、2、3、4、5
84年:Rio Medina Track6、7、8、9
85年:Luv Ya' Europa Track15、16、17、18、19
全て既発曲で、アウトテイクなどが1曲もないのが残念ですが、LPでしか聴けなかった音源をCDで聴く事が出来るようになったのは、目出度いです。
83年のMidnight Sunは、私が初めて買ったDoug Sahmのアルバムで、昨日、LP盤を久々に聴いてみましたが、感慨深いものがありました。
このアルバムには、元CCRのDoug Cliffordが参加して、ドラムを叩いています。
Sonetは、スウェーデンのレーベルだと思っていたのですが、今日LPの内袋の広告を見ると、住所がロンドンになっていました。なぜこんな思い込みをしたのか不思議です。
このノルウェー盤は、Universal Musicからの発売となっています。
また、パッケージの曲名などは英語表記ですが、ブックレットの文章は、ノルウェー語のようです。GuiterはGitar、DramはTrommerと表記されています。
ファンとしては、どの曲がどうとか言うことは特にないです。
あえて、特記するなら、Que Pasoは、Augie Meyersが書いた曲で、その後、Hey Baby、Que Pasoとして、Texas Tonadosでも吹き込んでおり、テキサス、ルイジアナ系の若手バンドが好んでカヴァーしている人気曲です。
また、Little Georgie Baker、Never Be a Saint、I Know You Knowの3曲のオリジナルは、リズム・ギターのLouie Oltegaが以前組んでいたバンド、Louie and The Lovers時代に書いたもので、I Know You Knowは、Doug Sahmが70年にプロデュースした、Louie and The Lovers唯一のアルバムRiseの収録曲でした。
Louie And The Lovers版Little Georgie Bakerは、03年にRiseがCD化された際にボートラとして追加収録され、Never Be a Saintはお蔵入りしていましたが、Bear Familyが09年に出したLouie And Lovers The Complete Recordingsに初めて収録されました。
結局、Sir Douglas Quintet版の方が先に世に出たことになります。
Louie Oltegaは、Lovers時代のほとんどの曲を書いているソング・ライターなのでした。
Louie And The Loversは、フォーク・ロック&テキサス・サイケデリック系の二つの顔を持つチカーノ・バンドだというのが私の印象です。
この編集盤にはセレクトされていませんが、Midnight Sun収録曲のOne More Timeも、Louie Oltegaの作品で、私の大好きな曲です。
何か権利上の問題があるのかも知れませんが、一日でも早く、Sonet音源のオリシナル・アバムがCD化されることを願ってやみません。
というわけで、最後にこの編集盤のTVスポットをご覧ください。
オリジナル盤でもない、こういったアルバムに、このようなPVが作られたというのは驚きです。
Doug Sahmは、北欧では、我々の知らない高い人気があるんでしょうか?
追伸です。
アマゾンのカタログ詳細では、US盤になっていることに気付きました。
アメリカ盤が出ていたのなら、もっと流通していてもいいはずなんですが…。
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