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コンチネンタル・クラブへようこそ

 これは良いです。
 久々の掘り出し物です。聴いて、改めて好きになりました。
多分、購入した当時より、今の方が自分の感覚にあうのだと思います。
 なぜなら、全く存在を忘れていたLPなのですから…。


Live At The Continental Club


Side One
1. Devil Shake Woman : The Leroi Brothers
2. Juarez And Zapata : Joe King Carrasco Y Las Coronas
3. That's All : Sarah Brown with Tex Thomas And The Danglin' Wranglers
4. Like A Kiss On The Mouth : Butch Hancock、Marce Lacouture And Band
5. Give 'Em Hell : The Kill
6. Tears : Tex Thomas And The Danglin' Wranglers

Side Two
1. Hot Smoke And Sassafras : Bubble Puppy
2. Where Is My Love ? : Randy Banks with Ponty Bone And The Squeezetones
3. Brown Eyed Girl : The Tail Gators
4. Rock Boppin' Baby : Commandos
5. Midnight Sun : Ponty Bone And The Squeezetones
6. Debi Came Back : Wild Seeds

 これは、86年にリリースされたアルバムで、内容は、テキサスのコンチネンタル・クラブというところでの、複数のバンドによるライヴ集です。

 当時のテキサスの現役バンドの姿を捉えた、素晴らしい記録になっています。
 現在も活動しているバンドも、もうみかけないバンドもありますが、アルバム全体を通して幸せな気分にさせてくれる、私の嗜好にぴったりの音楽で、録音もいいです。

 クラブのMCの短い紹介や、観客のホットな歓声も記録されていて、できれば当時の空気感を共有したかったと思わせる1枚です。

 ディストーションのかかったギターによるロッキン・ナンバーもあれば、アクースティックでフォーキーな曲も、はたまたAORっぽいバラードまで、音楽性は様々ですが、総じてバンドの勢いや生きの良さを感じます。

 様々なバンドの演奏を収録していながら、不思議な統一性を感じます。
 音楽に風土というものがあるなら、この感じこそ、テキサスという大きな枠組みでの音楽性だと思います。

 今の若い人は、ヴィニール盤を裏返すということがイメージできないと思いますが、あえて言います。
 このアルバムは、いつのまにか両面を聴き終わったことに気付き、何のためらいもなく、自然に裏返してしまう、魅力に溢れたお皿です。


 収録されているバンドは、どれも魅力があって、このうち、リロイ・ブラザーズ、ジョー・キング・カラスコ、テイル・ゲイターズ、ポンティ・ボーンは、当時、リーダー・アルバムを買いました。

 サラ・ブラウンは、フル・アルバムこそ持っていませんが、コンピレーションなどでお馴染みです。

 ブッチ・ハンコックは、CD時代になってから、フラットランダースのリイシューを買いました。
 プッチ・ハンコックの曲は、ジョー・イーリーはもちろん、ダグ・サームも取り上げていて、Sir Douglas Quintetでも、Texas Tornadosでもやっています。

 その他のバンドでは、エド・ブルースのロック・バッピン・ベイビーをやっている、コマンドーズが、クールかつブルージーで、興味深いです。
 このバンドは、リード・ボーカルが、スージー・エルキンスという女性です。

 曲順などのコーディネイトがよくできていて、気持ちよく、通して聴けるアルバムです。 
 こんな、Good Time Musicを詰め込んだアルバムを久々に聴くと、彼らの近況が気になってきました。

 CDでも買い直したのは、ジョー・キング・カラスコだけですが、ほかのバンドも調べてみようかな、と今考えています。






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