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長期出張のつづき

 内覧会で機械式駐車場の操作説明をするのが私の仕事だ。
奈良・大和高田市での今回の物件は、駐車台数163台もの設備、それを二人で対応する。来客は土日とも40件を超えた。一人20件をこなしたのである。
昔と違い、最近の装置は安全のため、前後左右にセンサーが設けられ、人が近づいたり覗いたりすると機械が停止。勿論装置内に猫が立ち入った場合も停止する。
操作ボックスを中心に左右は無論、奥にも立ち入り、センサーの働きを実演しながら
大きな声で説明せねばならない。
一件あたり10分前後かかる。すなわち20件では200分、2時間半ほどになる。
小学時代、合唱の本番では私とO君は口だけ動かし、声を出すなと言われた
音痴なのだ。今なら問題だろうが、お陰で腐されても、褒められてもあまり応えない。
そんなわけで歌う事はないし、家内と二人の時は会話も少ない、
コロナで仲間との集いもなし。
久し振りに前後左右に動き、立ったりしゃがんだり、時には息切れを感じながらマスク越しに大声を出した為、無性にビールが欲しくなった。
痛風発症後は控えていたビール、大好きなトンカツで一杯やった、最高だった。

 その後、ご機嫌で旅館に帰り、持参した本を読んだ。
アフリカ特派員の別府正一郎が書いた(株)集英社発行の
「アフリカ 人類の未来を握る大陸」。
南アフリカの家々には蛇口があるが、ひねっても水は出ない地域がある。
コロナで手洗いも出来ぬ悲しさが書かれている。
今日は贅沢したのだと感謝しつつ床に。

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