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おすすめ本

 コロナで図書館が閉館だった頃は、桜をはじめ、次々と花が咲き散歩に最高だった。
7月中頃より暑さが増し、逆に本を読む時間が増え、月に10冊のペースだ。
そんな中で関心を持ったのが「中国残留日本兵の記録」。著者は古川 万太郎、岩波書店より出版。
中国生まれの私は、母より引揚げの話しをほんの少しだけ聞いた。
母はこの件について話すのはあまり好まなかった。父は一度も話したことはなかった。
そんな中で進駐してきたロシア兵、蒋介石軍、八路軍について一番汚く怖いのがロシア兵だと聞いた。
いずれの兵も時計や貴金属をねだりに来る。半分恐喝に近い時もあったようだ。
その中に、一人辞書をねだった兵はインテリ風で紳士的だった。
いずれの兵か知らぬが、中国軍だったと聞いたのは覚えている。
この本を読んで、八路軍だったのかもと思う。
日本人を丁重に扱い、生活の保障までした様子が書かれている。
敗戦が近づくと、いち早く逃げたのが関東軍将校だった事も書かれている。
終戦75年を迎えたこの時期、一度読んでみられたら。
念のために述べるが、八路軍すなわち共産党が、他軍に比べ人道的だと思わないでほしい。国家建設に必要な人材として遇したのだと私は思う。

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