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 「原爆と朝鮮戦争を生き延びた孤児」 吾郷修司作 (株)新日本出版社
150ページ程で写真も多く、一日で読める、今年一番の感動。
私も大陸からの引き上げ家族だが、両親の苦労のお陰で普通の人生を送り、
悔いなしとキッパリとは言えぬが感謝、感謝の年金生活。
主人公は題名通り凄惨な人生を歩むにもくじけず、見事な生きざま。
こだわりの無い性格が国を越えた人々に支えられ、物乞いを含む多くの職業をこなす。
韓国人の家族・友人に対する絆の強さにも改めて感じる。
(反面この強さが日本人に違和感を与えるのだろう)
あとがきに「自分の歩んできた人生に悔いはない」と言い切る点もすごい。
1,800円と少々高価だが値打ちはある。

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ひろあき
最後の70代、1年1年を楽しみ生きる
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