2018年06月16日
カジノ(賭場)
朝刊一面にカジノ法案可決の見出し、2面28面にも詳細が記されている。
カジノ法案とあるが、正確にはIR(統合型リゾート)実施法案。
国際会議場・展示施設、海外からの客を泊めるホテルやショッピングモール、
レストラン、劇場、スポーツ等々、遊びも出来る環境を創ろうという事らしい。
その中にカジノを含めるというのである。
世界の政治家が政治を語り、著名な芸人やスポーツ選手が技を競い、
それにより海外からの観光客を集めようというのだ。
そもそも、これらの事が日本にどんな影響を及ぼすのか、明るい未来が見込めるとなったうえでカジノも含めると効果が増すのかと論じるのが筋だと思う。
カジノを含めるIRと言われても???である。
東京ビックサイトにレストラン街や劇場をつくり、
そこで賭場を開きますと言われた方が解りやすい。
IRには、最近株価に大きく影響与えるインベスター・リレーションズを現すこともある。
カジノ・IRなど、カタカナや横文字で表記して明るさを強調していると思うのは、
英語が落第点だった私の僻みだろうか。
礼節を重んじ、質素を良しとし、ものつくりを貴ぶ日本は何処に向かうのか。
「おもてなし」が最近脚光を浴びているが、ばくち打ちまで招く必要があるのか。
「急いては事を仕損じる」ここはじっくり考えねば。
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