2022年06月26日
ベランダ手摺(笠木)を利用したフェンスとパーゴラ設置方法
ベランダデッキにしてあるのに、よくある安っぽいベランダ手摺があると雰囲気が壊れるので、何とかならないものかと考えた、この手摺の一部を利用した木材フェンス化の方法。
まず手摺の柱上端部分を切断する。
切断せずに解体を試みたけれど無理そうだったので切断したまでで、うまく解体できればその方がいいのは間違いない。
ディスクグラインダーと金鋸を併用して地道に全ての箇所を切断。
この手摺の場合には、万が一、柱上端部から水が入っても笠木の中に水が入らない構造なので漏水リスクはゼロ。
切断した柱の中間あたりに縦に2箇所ボルトを通す穴を開けて、木材でサンドイッチする。
そして、この木と木の間に丁度いい寸法の角材を立てて柱にする。
柱以外の部分は木材を被せれば安っぽい手摺は卒業。
柱はビスで固定してもいいし、フェンスの横板やパーゴラの横板を取り付ければガッチリ固定される。
サンドイッチしている事で仮固定が楽になり、柱立て作業ごとても楽になる。
元々の安っぽい手摺の内側にフェンスを作る(2枚目、3枚目の写真の状態)より、見栄え的にはかなり良いので、思い切ってやれるならばオススメ。
2021年04月18日
2021年04月14日
ウッドデッキDIYに使う工具「必要な道具」と「あると良い道具」がある
ウッドデッキ、ベランダデッキ、物干し場などのDIYに必要な工具。
ないといけないもの、あれば便利なものなど、初心者には見極めも難しいもの。
今までの経験も含めた道具紹介なのでご参考まで。
続きを読む場合はこちら
ないといけないもの、あれば便利なものなど、初心者には見極めも難しいもの。
今までの経験も含めた道具紹介なのでご参考まで。
★⇒必須
☆⇒あると便利なもの
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2021年04月11日
2021年04月01日
2020年06月28日
変形敷地にウッドデッキをどう作る?(質問された事例で設計してみた)
コメント欄で以下のような質問をいただいた。
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こんにちは。こちらから追加の写真などをお願いしたところいただけたので、それを元に設計してみたのが以下のもの。
我が家の狭い台形地にウッドデッキ製作を検討しています。家側と水平の反対側が斜めになっており、
床板を横に貼るか、縦に貼るか、どのように寸法をとり枚数を割り出すかに悩んでおります。
斜め部分(家側と水平の向こう側)が隣との境界でブロック塀となっており、そこに隙間を作らず台形で作りたいです。
(長方形ですと、底辺?500o程の三角形の隙間ができますので、子供が落ちる可能性が高いためピッタリさせたい)
やはり、3D CADを少し勉強して割り出すのが良いでしょうか(;^_^A
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2020年06月06日
イタウバ製ウッドデッキDIY事例紹介(2.7m×1m) by なおたさん
このブログを見てハードウッド製ウッドデッキDIYに挑戦した方から提供いただいた情報です。DIYer目線での貴重な情報は参考になると思います。
なおたさんの投稿
ウッドデッキブログ管理人様
なおたです。この度は大変お世話になりました。
以下、DIYしてみた感想などです。
デッキサイズ
2700×1000×400mm
ハードウッドの種類
イタウバ(小さい子供がいるため)
使用した資材と価格
ハードウッド購入先は木工ランド。丸のこは未所持のため、カットサービスを利用。
・束柱:70x70x900mm×4本=5,920円
・床板:20x145x2700mm×7本=18,270円
・根太:30x105x1200mm×6本=5,760円
・大引:20x105x270mm×2本=3,120円
・送料:5,230円
・ビス:錐込隊長 KT41(ハーフサイズ200本入り)=2,310円
錐込隊長 KT65(ハーフサイズ125本入り)=2,310円
・基礎石(羽子板付きピンコロ):400×12=4,800円
◆材料費計=47,720円
使用した道具
・インパクトドライバー:ブログで紹介されているもの(RYOBI CID1100)
・ドリルビット:
ブログで紹介されているF型錐(根太、大引用)
スターエム ウッドデッキ用皿取錐 3.5X10X60L 58XW-3560(床板用)
・クランプ4つ:金属製2つ、プラ製2つ。
・水平器:大小2つ
・ラチェット式荷締めベルト2つ
・サシガネ
・メジャー
・手袋
・油性マジック
・手ノコ(切欠き用に追加購入)
・ノミ(切欠き用に追加購入)
設計
・基本構造:ブログと同様の構造
・根太間隔:ブログで紹介されているシミュレーションサイトを参考
管理人が勝手に再現した設計図です。ご参考まで。
このブログで紹介している手順での設計(床板→束柱)
まずは作りたい大きさの枠を書く。
次に床板を貼る方向、板の幅を決めて書く。
床板に直交するように根田を書く。根田の必要数は根田ピッチにより変わる。
さらに根田と直交するように大引を書く。根田の両端は必須。大きなデッキなら中間にもう一本位追加することもある。
最後に根田と大引の交差点に束柱を書く。全箇所でなくてもよい。今回のケースだと、中間を抜いても大丈夫かもしれない。もちろん多いほど安心なのは間違いない。
製作手順
ブログの作業手順(外枠工法)に沿って進めた。
苦労した点
木材の反り(特に根太、大引の水平作り)です。
根太も大引も曲がりがない前提で作業を進めていました。なので外周4編はわりと思惑通り作業が進みました。
しかし、簡単だと思われた中央の根太設置で木材の反りの影響をもろに受けます。
大引の上に根太を設置しても水平になりません。
しかたないので1本ずつ、根太が水平になるよう設置しました。
そうすると大引と根太に隙間ができるのでクランプで引き付けて固定しました。
そうしたら、無理やり中央部の大引を引き付けたので、外周部分が基礎石ごと持ちあがってしまいました。
一度大引の固定を外し、外周部の基礎石まわりにコンクリートを流し込みました。
それでも大引を引き付けると浮き上がるため、管理人様のアドバイスに従って根太に切り欠きをつけたり、隙間が生じた部分には金具を差し込んでなんとか水平にしました。
床板も反りまくりで矯正が必須でした。矯正にはラチェットベルトが役に立ちました。
幅のある床材だったため人力では厳しく、バール+クランプも試しましたが、バールが木材にめりこんでしまい断念。
ラチェットベルトだと軽い力で矯正できました。
工夫した点
特にないです(笑)
感想
ハードウッドでのウッドデッキは終始反りとの戦いでした。
ネットでも書籍でも、根太や大引などの基礎部分の反りに関する記事は見当たらず、みんなどうやって反りを矯正しながら水平に設置しているのだろう?と今も気になっています。
加工(穴あけビス打ち)に関しては特に苦労はなかったです。
ともあれ、こちらのブログが製作意思決定〜設計〜製作に関して、専門書よりも大いに参考になり素人ながらウッドデッキを完成させることができました。
大変に感謝しています。
管理人より
なおたさん、この度は貴重な情報提供ありがとうございます。
工夫された点がなかったとのことですが、しっかり設計し、ネット通販で木材カットを利用したこと、反りに対応したこと、床板をラチェットベルトで矯正したことなどなど、工夫が山盛りあっての成功だと思います。
ハードウッドの反りはご指摘のとおり個体によっては相当のものもあり、かなり作業に影響する場合がありますね。ただ、自分の場合は慣れてしまっていて水平誤差の許容範囲が大きくなったり、矯正のコツがつかめたりで、無意識に対応していた部分かなと、改めて気が付かされました。今後、そのあたりのコツもご紹介していこうと思います。
こうした形で、コミュニケーションさせていただき、最後の成功報告までいただけたことに感謝します。
かわいらしいお子様と、楽しいウッドデッキライフになること間違いなしですね!
ありがとうございました!
タグ:イタウバ
2020年06月01日
パーゴラDIY 1人作業×ハードウッド(制作編)
設計図、道具がそろったところで作業開始。
柱の加工
今回のパーゴラで使用する柱は6本。
材料はイタウバの70mm角材。
今回は地面にいきなり自立させるよりは簡単はフェンス沿いに立てる作業。
柱を立てた後で梁を高所で取り付けることになるので一人作業用に加工しておく。
まず、図面の左右に設置する2本には、隣地境界を越えずに作業するために先端を切り欠いた上、フェンスはりつけ用の板(下のポンチ絵では端材と表記)を取り付けておく。
上の写真の下3本の柱は既にフェンス取り付け用の板を設置しているところ。このフェンス取付用板が隣地側になるように柱をセットすることで、隣地側にはみ出すことなく手前側からフェンス板を設置することが可能になる。
さらに図面の上下方向の梁も一人で設置できるように端材を取り付けておく。
この作業には丸ノコ、ノミ、ハンマーが必要。
大切なのは、実際にどういう作業になるのか、どういう位置関係になるのかを想像して準備すること。
これで見ている人が驚くほどあっという間に一人で梁を設置し終わってしまう。
柱を立てる
今回柱を立てる部分の片側3本は通路をデッキ上にしている部分。
ウリンの根太にセランガンバツの床板という構造になっていて、そのままセランンガンバツの床板の上に置いてしまうと、デッキのメンテナンスができなくなってしまうので、床板を一部切り欠いて、その部分に柱の土台としてウリンの端材を固定しておくことにした。
そして、今回はフェンス沿いに柱を立てるので、作業を楽にするための一工夫として、フェンスに柱を挟み込むようにL字アングルを予め取り付けておく。
そして、柱の下にステンレス柱受を取り付けて、そのL字アングルで挟みながら立てる。その状態で水平器を使って柱が垂直になるように調整していく。
調整する際は、お一人作業のよき相棒、F型クランプで固定する必要があったけれど、この状態で調整は簡単に済んだ。
今回は図面上側の柱はフェンスから2センチ離隔する必要があったので、予め柱受けとの間に板を挟んでおいた。
柱が垂直になったのを確認したらL字アングルと柱をビスで固定。さらにステンレス柱受けと地面も固定する。
固定に使うのは今回も硬木用ステンレスビスで信頼する錐込隊長。
これを6か所なので案外簡単に済んでしまった。
梁を取り付ける
梁は当然ながら脚立に乗っての作業になる。
図面左右方向の梁に使用したのは20mm×120mm×3.9mのイタウバ。1本8.7kg。
10kgの米袋が持てる人なら、木材の中心部を持つようにすれば、一人でも十分に持ち上げて作業可能。
まずは一か所を端の柱の先端部の窪みにはめ込んで、ほかの部分を嵌める作業。
多少入りにくくても、ハンマーでコンコンたたくと綺麗に収まる。
この取付も準備していた凹みにはめてビスを打つだけなのであっさり終了。
この時、後々手直しが発生することも考慮してビスは2本止めるところ1本だけとか、仮止めにしておき、最後に不足分を取り付けている。
続いて、図面上下方向の梁を設置。
これも予め取り付けてあった端材の受けに乗せるだけなので簡単な作業。
寸法は完全に図面通りにいかないので、レーザー距離計で計測してから木材をカットしている。
高所、一人での距離計測もレーザー距離計があれば簡単かつ正確なので、パーゴラ制作には必須といってもいいアイテム。
これで図面一番左側以外の梁の設置が完了。
中央の梁を設置
図面の左右方向、中央部の梁は、上下方向の梁と切り欠いて組み合わせることにしたので、一旦、上下方向の梁を外して加工して再設置した。
下が真ん中に設置する梁。切り欠き部分にはめ込んで、一応、ビスで固定しておく。
その後、仕上がりを見て、上下方向の梁が物足りなかったので、2本追加。
さらに図面一番左の部分にも梁を設置したり、見栄えをよくするため、残った板で化粧を施し大枠は完成。
フェンス取付
隣地の一方は不特定多数の出入りする営業をしているので、目隠しフェンスを設置した。
フェンス取付の際は、寸法を測って木材をカットしたら、フェンス板には予め穴をあけておくと取付がスムーズになるのでオススメ。
こういう作業も書いた後消せるチョークがあるとはかどるので愛用。
筋交い取付
設計時には考えていなかったのだけれど、作りあがってみると、筋交いがあったほうが安心して使えそうなので、ウリン材の40mm×70mmの角材を追加購入して設置した。
完成&カスタム
こうして念願のパーゴラが完成。
枠が出来上がれば、いかようにも味付けして楽しめる。
今の時点でカスタムした点は以下の通り。
〇サンシェード取付。
パーゴラが設置されただけでも安心感のある空間になるけれど、そこにサンシェードがつくと更に快適になる。
シェードはステンレス製のカラビナやアウトドア用のロープなどで固定。台風時などには外せるようにしてある。
〇ベンチ設置
ストックのあった枕木を使ってベンチを設置。
〇ガーデンライト取付(12V)
センサーで夜になると意味不明のライトアップ。
12VのLEDガーデンライトは資格不要で安価に施工できるのでオススメ。
〇懸垂用ハンドル取付
ものをかけたりするのに便利なので、梁に穴をあけておき、その一部を活用。
まだまだこれから、色々カスタムして大いに遊ぶ予定。
ちなみに、新しいパーゴラと、デッキなどの色の違いは、仮に樹種が違っていても時間がたてばほとんどわからなくなってしまう。
そういう意味で、一時の色の違いなどにこだわらずその時お買い得かつ在庫のある材料を選択するのがよいと思う。そういう柔軟な対応が可能になるのがDIYのいいところ。
というわけで、今回のハードウッドを使ったパーゴラDIYは大きなトラブルもなく完成。
よかったよかった。
タグ:パーゴラ
2020年05月27日
大引きが沿ってて根太が水平にならないけど?【なおたさんの質問への回答】
なおたさんからのご質問への回答です。イラストを使いたいのでこちらで回答します。
【質問】
【回答】
ピンころが浮くほどとはなかなか激しい反りですね。
矯正は無理かもしれませんね。
大引きの中心部が下がっているのかなと想像しますが、その場合は、大引きか根太の高いところを切り欠くことになります。
極端に表現してますが、想像したのはこんな状況です。
大引きを外して切り欠いてもよいですが、初めてのDIYでせっかく設置したものを外すのは億劫だと推測しますので、これから取り付ける根太を切り欠けばよいと思った次第です。
丸ノコでおおまかに切り目を入れて、のこぎりで微調整して切り欠くと良いです。
最悪、数か所の根太が大引きに乗っていなくてもしっかり束柱にビスで固定(2本のところ3本、4本でしっかり)できていれば大事には至らないと思うので、高い方に合わせるのもありだと思います。
状況が違ったりしたらまたご連絡ください。
【質問】
こんにちは。
ブログを参考にさせていただき、作業中です。デッキサイズは2700*1000です。
ですが、根太、大引き外周4辺を水平に設置し、内側の根太を取り付ける段階で問題が。
大引きが下側に反っており、そのまま根太を置くと水平にならず、根太を水平にすると大引きと隙間ができてしまいます。クランプで無理やり引き付けたら今度は端の基礎ピンコロが浮き上がってしまい、途方に暮れてしまいました。
主様はどのようにして根太、大引きの反りを矯正しつつ全体を水平にされているでしょうか。
アドバイスいただけたら嬉しいです。
【回答】
ピンころが浮くほどとはなかなか激しい反りですね。
矯正は無理かもしれませんね。
大引きの中心部が下がっているのかなと想像しますが、その場合は、大引きか根太の高いところを切り欠くことになります。
極端に表現してますが、想像したのはこんな状況です。
大引きを外して切り欠いてもよいですが、初めてのDIYでせっかく設置したものを外すのは億劫だと推測しますので、これから取り付ける根太を切り欠けばよいと思った次第です。
丸ノコでおおまかに切り目を入れて、のこぎりで微調整して切り欠くと良いです。
最悪、数か所の根太が大引きに乗っていなくてもしっかり束柱にビスで固定(2本のところ3本、4本でしっかり)できていれば大事には至らないと思うので、高い方に合わせるのもありだと思います。
状況が違ったりしたらまたご連絡ください。
2020年05月19日
パーゴラDIY 1人作業×ハードウッド(設計&材料調達編)
施工場所
今回は自分的に長年の課題だった、旗竿敷地の竿部分を有効活用するためのパーゴラ設置。
効率よく設置する流れがなかなか思いつかなかったのが着手できなかった理由。
それが今回、ようやくいい作業手順を思いついたので着手することにした。
高所・大型の作業になるけれど、今回も一人作業。設計や道具でカバーすれば十分に可能。
設計
まずは設置したい箇所の寸法を計測し、設計図を書く。
設計図を書いた手順は以下のとおり(これが建築などの専門家的に正しいかは不明だが、DIYには十分)
@施工場所の枠を書く
・今回は幅約2.6m×奥行4.0mの長方形
A柱を立てる位置を決める(敷地境界との位置関係、柱間距離などを勘案)
・図面上側は敷地境界(境界ブロックが目安)から2cm離隔した位置
→境界ブロックは全て隣接地内にあるのものなので
・図面下側は敷地境界にベタ付け
→境界ブロックは全て自敷地内なので
・柱は3本(柱間距離約1.4m)
B柱と柱を繋ぐ梁を書く
・このとき、お一人様作業のための設計をしておく。(自分は常にお一人作業なので)
具体的には柱の上端にビス止めせずに梁を設置(仮置き)可能にしておく。
・上端を梁が収まる分だけ切り欠いたうえで、押さえようの端材(今回はフェンス固定の板を付けるので、それで代用)を取り付ける。設計上は切り欠き分を考慮する必要がある(今回は図面上左右方向の梁だけにこの方法を活用)
・図面の上下方向の梁は、切り欠き加工ではないけれど、端材を使って同じ効果を得られるようにしておいた。(設計図上は特に考慮する必要なし)
C側面フェンスの設計
・詳細なデザインは決めていない段階だったけれど、一応、材料計算用に仮設計。(図面は片側分のみ)
材料調達
今回も使う材料はハードウッド。
上の設計から、まずは必要なハードウッドの量を把握する。
樹種は当初セランガンバツで検討していたけれど、近年在庫が多く、価格も安いイタウバ(その中でも一番品質が良いらしいマットグロッソ産。)を採用を採用。
個人的なイタウバの印象(経験上)
・加工しやすい(セランガンバツ以上)
・しなやか
・表面が滑らか(オイルが多い)
・樹液は当初は多め
・長期間いい香りが漂う(オイルの香り)
・耐久性高い(ルーフバルコニーの床に10年前に施工。痛みなくいい状態という経験。)
今回お世話になったネットショップは通販最大手(か2番目)のリーベ。ちなみにイタウバの産地を把握できるのはリーベだけ。他のショップのものは一般的にどこのものなのか不明。
今回は以下のとおり。
柱材 70mm×70mm×2400mm×6本
→リーベ 2450円/本×6=14,700円
梁材(横方向両サイド) 120mm×20mm×3900mm×2本
→リーベ 3419円/本×2=6,838円
梁材(その他)20mm×120mm×3000mm×8本
→リーベ 2850円/本×8=22,800円
フェンス固定板(柱に設置) 120mm×20mm×1500mm×6本
→リーベ 1100円/本×2=2,200円
フェンス材 105mm×12mm×1500mm×10本
→リーベ 815円/本×10=8,150円
筋交い材 40mm×70mm×3000mm×2本
→リーベ 4350円/本×2=8,700円
参考合計価格(送料含まず):63,388円
※今回はかからなかったが、この量で送料は10000円弱を見込めばOK。ただし3900mmは送料が高くなるか配送付加の可能性ありなので要注意。
リーベでは連休中は千葉倉庫への引取りが可能とのことだったので、自家用車で受け取りに行ってきた。
(3900mmの長尺材があるため、配送を頼むとチャーター便で高くつくか、配送不可だったことも理由)
工具
今回の作業用に調達した主な工具は以下のとおり。
◇丸ノコ(マキタ 電気マルノコ 刃径190o/切込68o アルミベース5837BA)
・・・マキタ集塵機接続可能なタイプを使用。集塵機を使わないならばM585で十分対応可能。
※カット時に使用する丸ノコ定規もお忘れなく。
◇レーザー距離計
・・・高所作業でのお一人計測に必須。高価なものではないので、一つ持っておくと作業スピードが格段に向上する。
◇インパクトドライバー(RYOBI CID1100 コード付き)
・・・この程度の高所作業でもコードレスでなくても十分対応可能。バッテリー切れなしのコードレスが断然おすすめ。しかも安いので2台同時使用(ドリル&ドライバー)で作業効率UP!
◇硬木用ステンレスビス(錐込隊長)
・・・ハードウッドを使うなら間違いなく最も作業効率が上がるビス
・・・必須ではないものの、仕上がりの印象が変わるので採用。柱の寸法に合わせて購入。楽天市場のギブアップというお店の柱受が安くてベース部までステンレスと思われるので採用。発送が早くて今回は本当に助かった。
◇下穴錐(スターエム F型下穴錐 3.0MM)
・・・ハードウッドでの作業に下穴は必須。安物を使うと、作業効率が著しく低下し、疲れるので、銘柄指定。折れると作業が止まるので、多めに用意。今回は3本とした。錐込隊長には3.2mmか3.5mmでもよいと思うけれど、自分の場合、ほかのDIY作業で普通のビスも使うので3.0mmを愛用。
◇F型クランプ
・・・お一人作業の救世主。高所でも、狭くても、黙って持っててくれるよき相棒。4個くらいあると便利。
◇脚立(アルインコ(ALINCO) アルミ製はしご兼用脚立 MR210W)
・・・高所作業になるので必要。持っていたのが錆びてて信用ならなかったので新調。
その他使用する工具はウッドデッキDIYと大差ないので、↓の記事を参照のこと。
作業工程記事は後日UP予定。
2020年05月02日
コロナ禍で外出自粛の今だからこそウッドデッキDIYの始め方
4月7日の緊急事態宣言以降、続く外出自粛。そして、この緊急事態宣言はどうやら5月一杯まで延長されそうな雰囲気。
自粛疲れなんてことも言われたりするけれど、自粛で疲れてるなんて勿体ない。
どうせならDIYで疲れたい。
ウッドデッキを作りたいと思っても、なかなか時間が取れない、ほかの用事があって、と何かと逃げ道を見つけては先送りして、しまいに業者さんに依頼する。
そんなありがちな事態を、このコロナ禍による外出自粛の今こそ回避する機会ではないかと思う。
このゴールデンウィークになんて思わなくたって、在宅勤務やテレワークで不要になった通勤時間や、勤務時間早めたり遅くして、作業時間を確保すればいいのだから、5月中に完成させるつもりで十分ではないだろうか(仕事によってはそれどころじゃないだろうけれど、今、ウッドデッキDIYを調べてるような人は、それほど差し迫った状況ではないだろうという前提)。
なんせ、今の時代、ウッドデッキはホームセンターに出向かなくても完成させることができる。
材料も道具もネット通販で簡単に手に入るし、作り方もネットで調べればたくさん出てくる。
さぁ、始めてみよう。
道具を買う
まず道具は以下の記事などを参考に、必要最低限のものを注文する。
設計するより前に買うのがミソ。
買えばやるしかなくなるから。レンタルじゃ、背中を押すにはちと弱い。
もし10万円の給付金を使うあてがなければ、道具を購入して日本経済に貢献することもできる。
設計する
そして、設計を進める。
まずは細かいことは気にせず、とにかく大まかな設計図を作って、必要な材料の量を把握することが優先。
この際だから、フェンスも付けたいとか、物干し場も、とか、パーゴラも、なんて欲をかかずに、まずは基礎となるウッドデッキを作ることに集中して完成させる。その後でオプション工事として、フェンスなどはやればいい。
一度にすべてを決めなくていい。それがDIYの最大の強み。
デッキ材を注文する
そして、必要なハードウッドの材料を把握したら、デッキ材は以下の記事のショップなどを参考にオーダーする。
余ったら後のオプション工事に使えるので、多少多めに注文する位で構わないと思う。
ハードウッドなら長期間保管しても多少色が変わるくらいで問題もない。
今はコロナの影響などで配送に時間がかかるので、連休明けの作業になることは避けられないけれど、材料が来るまでに設計を深めたり、作業手順をイメトレしてみるといいだろうし、ありがちな失敗を把握しておくことも有益だと思う。
完成させる
道具、材料が揃えば、やるしかない。
やるしかないからやれば完成するしかない。
ネットで「ウッドデッキ 完成させられなかった」で検索してみる、おそらくほとんど出てこない。
完成しなかった人がわざわざお披露目しないというよりは、完成するからだと思う。
為せば成る。
2020年04月06日
「外枠工法」とは
自分がウッドデッキのDIYを始めた頃、様々なウッドデッキDIY解説本やウェブサイトで紹介されているサンドイッチ工法などでは、真っ先に束石を全て綺麗に並べて、そこに柄柱を立てていくという手順ばかりだった。
素人の自分には最初に整然と束石を寸分違わず固定してから進めるという作業手順はとても難しいものに感じられた。
そこで、悩みに悩んで思いついたのが、この外枠工法というオリジナルの作り方。
最初の一辺でしっかり水平を取って、まずは外枠を根田と大引で作ってしまうのが特徴。
そして、この作り方を一言で表現できないかと考えた結果、まずは外枠から作るのが肝なので、「外枠工法」とネーミングすることにした。
一般用語ではないので悪しからず。
素人の自分には最初に整然と束石を寸分違わず固定してから進めるという作業手順はとても難しいものに感じられた。
そこで、悩みに悩んで思いついたのが、この外枠工法というオリジナルの作り方。
最初の一辺でしっかり水平を取って、まずは外枠を根田と大引で作ってしまうのが特徴。
そして、この作り方を一言で表現できないかと考えた結果、まずは外枠から作るのが肝なので、「外枠工法」とネーミングすることにした。
一般用語ではないので悪しからず。
タグ:外枠工法
2020年01月10日
ハードウッドのウッドデッキは1人でDIYできるの?
ウッドデッキDIYの場合、あの大きいウッドデッキを1人で造れるのか、本などを見ると複数人で作っているので、不安になることもあると思う。
でも、自分はこれまでやり直しを含めると8.回くらい大小いろいろなウッドデッキを作っているけれど、1人で作ったことしかない。
寂しい独り者というわけでもないけれど、どちらかというとなんでも1人で好きなようにやりたいタイプなので、好んで一人でやっているという感じ。
ただ、ウッドデッキを1人で作るときには、それなりの工夫が必要だし、作業の手助けをしてくれるアイテムは必要。
例えばF型クランプという、板でもなんでも挟んで固定してくれる工具。
根太を水平に取り付ける場合、反対側を嫁さんではなくF型クランプに挟んでもらうことで確実に固定できて、しかも時間がかかっても、やり直しても文句も言わずに頑張り続けてくれる。
金属製の安いものでいいので、4個程度は持っておきたい。
もう一つ、お一人作業における絶対的オススメアイテムはレーザー距離計。5000円程度で一流メーカーのものが買えるし、作業スピードと精度が格段に向上する。
離れた場所の寸法を測るたびに、巻き尺の先端が外れてやり直したり、奥さんを呼んで押さえてもらったりする必要がなくなって、精度が上がるのだから、用意しない手はないと思う。
自分はBOSCHのものを10年近く愛用中。
もう1つ、1人でウッドデッキを作る場合のコツと言えるのは、ハードウッドは重たいので、初めてDIYするときは、短目の材料で作るほうが作業し易い。
これは設計の段階で考慮しておくとよいと思う。
短尺材を使うと、ビス止めなどの手間は増える部分もあるけれど、反りや曲がりは少なくなるので、減る手間もあるし長い木材に比べると割安なことが多いので、コストを抑えるための工夫としてもおすすめ。
1人作業で特に気を付けなければいけない点は主に2つ。
1つ目はケガ
無理な姿勢で重いものを持ち上げれば腰を痛めることもあるし、高所作業では落下してケガ、下手すると生命の危機になりかねない。グローブ、安全メガネはマストアイテム。
2つ目は破壊
大切な自宅の庭やバルコニーでの作業。重たく長いハードウッドをうっかり落としたり、持ち運びでぶつけたりすると、家や置物、車などを破壊する危険がある。
これらには十分すぎるほどに注意して、安全に楽しくウッドデッキDIYを成し遂げてほしい。
でも、自分はこれまでやり直しを含めると8.回くらい大小いろいろなウッドデッキを作っているけれど、1人で作ったことしかない。
寂しい独り者というわけでもないけれど、どちらかというとなんでも1人で好きなようにやりたいタイプなので、好んで一人でやっているという感じ。
ただ、ウッドデッキを1人で作るときには、それなりの工夫が必要だし、作業の手助けをしてくれるアイテムは必要。
例えばF型クランプという、板でもなんでも挟んで固定してくれる工具。
根太を水平に取り付ける場合、反対側を嫁さんではなくF型クランプに挟んでもらうことで確実に固定できて、しかも時間がかかっても、やり直しても文句も言わずに頑張り続けてくれる。
金属製の安いものでいいので、4個程度は持っておきたい。
もう一つ、お一人作業における絶対的オススメアイテムはレーザー距離計。5000円程度で一流メーカーのものが買えるし、作業スピードと精度が格段に向上する。
離れた場所の寸法を測るたびに、巻き尺の先端が外れてやり直したり、奥さんを呼んで押さえてもらったりする必要がなくなって、精度が上がるのだから、用意しない手はないと思う。
自分はBOSCHのものを10年近く愛用中。
もう1つ、1人でウッドデッキを作る場合のコツと言えるのは、ハードウッドは重たいので、初めてDIYするときは、短目の材料で作るほうが作業し易い。
これは設計の段階で考慮しておくとよいと思う。
短尺材を使うと、ビス止めなどの手間は増える部分もあるけれど、反りや曲がりは少なくなるので、減る手間もあるし長い木材に比べると割安なことが多いので、コストを抑えるための工夫としてもおすすめ。
1人作業で特に気を付けなければいけない点は主に2つ。
1つ目はケガ
無理な姿勢で重いものを持ち上げれば腰を痛めることもあるし、高所作業では落下してケガ、下手すると生命の危機になりかねない。グローブ、安全メガネはマストアイテム。
2つ目は破壊
大切な自宅の庭やバルコニーでの作業。重たく長いハードウッドをうっかり落としたり、持ち運びでぶつけたりすると、家や置物、車などを破壊する危険がある。
これらには十分すぎるほどに注意して、安全に楽しくウッドデッキDIYを成し遂げてほしい。
タグ:1人で作る
2019年09月05日
シンプソン金具でウッドデッキDIYのピンチを乗り切る!
ウッドデッキをDIYするとき、少し形が複雑になる場合や、少し材料が短くて届かなかったり、仮止めしたいけど、グランプではうまく固定できないときなど、困ってしまう場面に遭遇することが多々ある。
そんなとき、頼りになるのが、シンプソン金具という金物。
写真はアングルという種類で、主に直角に固定するときに使うものだけれど、変形させればいろんな角度で使える。
他にも各種あるけれど、自分が常にストックして困った時に奥の手として使っているのは以下のもの。
アングル※同じアングルでも柔らかいので、変形させて使うのに重宝する。
サイズミック・ハリケーンタイ※部材が交差する部分での接合に使用
コネクター タイプレート
ポストキャップ※柱頭金物としても柱脚金物としても使用
シンプソン金具は予めビス穴がたくさん空いているので、色々な状況に対応できるのも魅力。
見えるところにこれを使うと、あまりよろしくないので、基礎を作るときなどのお守りアイテムとして、何個か用意してから作業にかかるとよいと思る。
私は、色々なDIYでつかえるので、このアングルを、常に10個位ストックしている。
一つ数十円~なのでお手軽なのも魅力。