そろそろエアコン(冷房)シーズンになるので、エアコンの様子でも確認しようかと、我が家のリビングにあるエアコンの様子を確認することにした。
ダイキンの20畳対応の大き目のルームエアコンで、ATR71LPE7という型式のもの。
2011年式なので、もう設計上の標準使用期間を超えた感じ。
まぁ、5年ほど前に原因不明の故障で殆どの部品を交換してもらっているので、まだしばらくは使いたいところ。
その交換してもらった際、ダイキンのおじさんから、お掃除機能付きのエアコンも取り除いたゴミが溜まっている場所や、奥の方は定期的に専門業者に頼んで掃除してもらうようにアドバイスをもらったものの、ちょいちょい見えるところだけ掃除していたので心配だったのだけれど・・・
カバーを外して内部を確認すると・・・絶句。
ぱっと見ただけでヤバいとわかる猛烈なホコリの塊。
自動お掃除の際に動いているフィルターの部分はもちろん、その奥のアルミフィンはグロいレベル。オェっ・・・
風の吹き出し口にあるルーバーにはびっしり黒カビが付着。その周囲のケース内部もカビだらけ。
この時点でクリーニングのプロに頼むことも考えたけれど、夏前で混んでいるだろうからすぐには来てくれないだろうし、この汚れの状態だと追加料金やら、古いから保証できないとか、とにかく色々言われて高くつきそう・・・
所詮は人が組み立てたもの、どうせ暇な休日なのだから、もう自分で分解可能なところまでバラして掃除してやろうと決意。
幸い、普通に清掃が推奨されている部品を外してからは、見えているネジを数か所外すだけでどんどんカバーは外すことができて、あっという間に吐き気催す状態のフィンをむき出しにすることができた。
このおぞましい部分の掃除は後のお楽しみにしておいて、まずは自動お掃除でたまったゴミがたまっている部分を掃除機で掃除。
あとは外した風向きを変えるルーバー、外部ケース、お掃除フィルターなどを高圧洗浄機(ケルヒャーK3サイレント仕様)できれいに水洗い。
そして最後に吐き気催すフィンの部分を歯ブラシと掃除機を使って掃除、
専門業者はここから水や洗浄液を高圧で流し込んで下にあるファンまで一気に汚れを落とすようだけれど、今の自分にできるのはこのフィンを上から掃除するだけなので、物足りないような気もするけれど、まず何もしないよりはるかにマシという思いでひたすらの作業。
ほこりとカビの混合汚れをひとしきり掃除機で吸い取ってみたところ、フィンに黒っぽい汚れ、恐らくカビ?が残っていたので、セハー80というスプレータイプで速乾性のあるアルコール除菌スプレーをしっかり吹きかけておいた。
ちなみに、このセハー80はエアコン用の製品ではないけれど、アルコール濃度が80%と高く、しかもキッチンなどに使える安全性の高いもの。さらに珍しいエアゾールタイプなのでエアコン内部まで届くし、速乾性なので液だれの心配もなく使えるのが魅力。
ここまでやってみると、カビを見えない奥の方に流し込むより、この方法の方が少なくとも素人作業としては効果的にカビを取り除くことができるような気も。
アルコール除菌スプレーをファンにもかけておけば下手にホコリをファンに絡ませないで済むし。
ルーバーとその奥も手の届く限り奥までセハー80を使って綺麗にカビを取り除き、あとはお掃除フィルターやカバーを元通り戻して作業完了。
フィンのホコリ&カビ掃除に2時間ほどかかったので、トータルで3時間ほどかかったDIYによるエアコン掃除。
ファンまで完全に掃除していないとはいえ、フィルター、フィン、ルーバーはほぼ完全に綺麗にすることができたので、100点満点ではないけれど、やらないよりははるかにマシ。
かなり納得のいく掃除をすることができた。
ちゃんと専門業者さんに頼むなら
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