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2022年06月26日
ベランダ手摺(笠木)を利用したフェンスとパーゴラ設置方法
ベランダデッキにしてあるのに、よくある安っぽいベランダ手摺があると雰囲気が壊れるので、何とかならないものかと考えた、この手摺の一部を利用した木材フェンス化の方法。
まず手摺の柱上端部分を切断する。
切断せずに解体を試みたけれど無理そうだったので切断したまでで、うまく解体できればその方がいいのは間違いない。
ディスクグラインダーと金鋸を併用して地道に全ての箇所を切断。
この手摺の場合には、万が一、柱上端部から水が入っても笠木の中に水が入らない構造なので漏水リスクはゼロ。
切断した柱の中間あたりに縦に2箇所ボルトを通す穴を開けて、木材でサンドイッチする。
そして、この木と木の間に丁度いい寸法の角材を立てて柱にする。
柱以外の部分は木材を被せれば安っぽい手摺は卒業。
柱はビスで固定してもいいし、フェンスの横板やパーゴラの横板を取り付ければガッチリ固定される。
サンドイッチしている事で仮固定が楽になり、柱立て作業ごとても楽になる。
元々の安っぽい手摺の内側にフェンスを作る(2枚目、3枚目の写真の状態)より、見栄え的にはかなり良いので、思い切ってやれるならばオススメ。
2019年01月02日
ベランダデッキの本格的DIYそれともデッキパネル?メリット・デメリットは?
いまいち有効活用できていないベランダ(バルコニー?テラス?)を有意義な生活空間に変えてくれるのがベランダデッキ。
ベランダデッキと一口に言っても、作り方は大きく分けて以下の2とおりある。
(1)デッキパネルを購入して並べる方法
最近はハードウッドのパネルや人口木のパネルも豊富になっているし、サイズ調整もベースの樹脂をハサミなどでカットするだけでできるようになり、以前のように、中途半端な隙間ができにくくなってきている。
(2)ウッドデッキDIYと同様に製作する方法
それぞれ一長一短あるので、まとめてみる。
<メリット>
・昔より、高耐久の本格派ハードウッドのパネルが登場している。初心者でも手軽にウッドデッキの良さを味わえる。
・電動工具などが不要で、騒音・粉塵がないいため、近所迷惑にならない。
・簡単に撤去できるので、共用部分のバルコニーでも施工可能。
・引っ越し時など、持っていくことが簡単なので、賃貸住宅などに適している。
<デメリット>
・ベランダやバルコニーの水勾配を補正せず置くだけなので、テーブルなどが傾く。
・バルコニーなどの水切りのための壁の段差を解消できないので、室内からのつながりは出にくい。
・パネルのサイズに縛られるので、細部でのサイズの融通が利かない(昔よりは改善された)
・水勾配を補正しようとすると、大掛かりになり、お手軽というメリットがなくなる。
・耐久性の高いハードウッドのデッキパネルは高額(ウッドデッキのようにDIYする場合との比較)
・ハードウッドの樹種が少ない。
・ソフトウッドのパネルの場合、2年程度でパネルが分解し始める場合が多い。
<メリット>
・耐久性の高いハードウッドをデッキパネルより安く作ることができる。
・色、風合いなどが好きなハードウッドを選ぶことができる。
・水勾配を補正することで、ほぼ水平な空間を作り出すことができる。
・高さを調整すれば、壁の立ち上がり段差を解消できるので、室内と一体感が出やすい。
<デメリット>
・電動工具などが必要で、レンタルか購入する必要がある。
・DIYによる騒音、粉塵が発生する為、近所迷惑になる場合がある。
・撤去、搬出が簡単ではないため、共用部分のバルコニーなどでは事前の慎重な検討や設計の工夫が必要。
・賃貸住宅など短期間での引っ越しを予定する場合には適さない。
・根太の上に床板を貼る、という本格的なDIYが必要になる。
ベランダデッキの2つの作り方のうち、どちらがおすすめなのかは、正直どちらとも言い難い。
まさに一長一短。
その家の状況、住む人の価値観次第。
メリット、デメリットも十分に考慮の上、自分に最も合った方法で一日も早く快適なベランダデッキを満喫してもらいたい。
1 作り方
ベランダデッキと一口に言っても、作り方は大きく分けて以下の2とおりある。
(1)デッキパネルを購入して並べる方法
最近はハードウッドのパネルや人口木のパネルも豊富になっているし、サイズ調整もベースの樹脂をハサミなどでカットするだけでできるようになり、以前のように、中途半端な隙間ができにくくなってきている。
(2)ウッドデッキDIYと同様に製作する方法
それぞれ一長一短あるので、まとめてみる。
2 デッキパネルを使用する方法のメリットとデメリット
<メリット>
・昔より、高耐久の本格派ハードウッドのパネルが登場している。初心者でも手軽にウッドデッキの良さを味わえる。
・電動工具などが不要で、騒音・粉塵がないいため、近所迷惑にならない。
・簡単に撤去できるので、共用部分のバルコニーでも施工可能。
・引っ越し時など、持っていくことが簡単なので、賃貸住宅などに適している。
<デメリット>
・ベランダやバルコニーの水勾配を補正せず置くだけなので、テーブルなどが傾く。
・バルコニーなどの水切りのための壁の段差を解消できないので、室内からのつながりは出にくい。
・パネルのサイズに縛られるので、細部でのサイズの融通が利かない(昔よりは改善された)
・水勾配を補正しようとすると、大掛かりになり、お手軽というメリットがなくなる。
・耐久性の高いハードウッドのデッキパネルは高額(ウッドデッキのようにDIYする場合との比較)
・ハードウッドの樹種が少ない。
・ソフトウッドのパネルの場合、2年程度でパネルが分解し始める場合が多い。
3 ウッドデッキDIYと同様に製作する場合のメリット・デメリット
<メリット>
・耐久性の高いハードウッドをデッキパネルより安く作ることができる。
・色、風合いなどが好きなハードウッドを選ぶことができる。
・水勾配を補正することで、ほぼ水平な空間を作り出すことができる。
・高さを調整すれば、壁の立ち上がり段差を解消できるので、室内と一体感が出やすい。
<デメリット>
・電動工具などが必要で、レンタルか購入する必要がある。
・DIYによる騒音、粉塵が発生する為、近所迷惑になる場合がある。
・撤去、搬出が簡単ではないため、共用部分のバルコニーなどでは事前の慎重な検討や設計の工夫が必要。
・賃貸住宅など短期間での引っ越しを予定する場合には適さない。
・根太の上に床板を貼る、という本格的なDIYが必要になる。
4 おすすめのベランダデッキ製作法
ベランダデッキの2つの作り方のうち、どちらがおすすめなのかは、正直どちらとも言い難い。
まさに一長一短。
その家の状況、住む人の価値観次第。
メリット、デメリットも十分に考慮の上、自分に最も合った方法で一日も早く快適なベランダデッキを満喫してもらいたい。
2017年04月03日
3640mm×1365mmのハードウッドベランダデッキDIY手順&設計図
よくあるサイズのベランダ(バルコニー?テラス?)にハードウッドのウリンなどのベランダデッキをDIYで作る場合の設計図を作業手順を追って紹介。
細かいことはさておき、大体のイメージをつかめるように作ってみた。
※細かい寸法の設定や配置など、実際の設置場所によって異なりますので、あくまでイメージ把握用ということで、悪しからず。
ベランダデッキの設計をしてみたのは、幅3640mm×奥行1365mmという、まぁまぁ、ベランダとしてはよくありそうなサイズ。
このサイズで短辺方向に一番上の面になる床板を貼る前提とした場合、床板を打ち付ける基礎となる「根太」(床板の直下に床板と直交する形で設置する基礎の木のこと)は500mm間隔で3列あれば十分。
床板として想定するのは、厚さ20mm、幅120mmのウリン、セランガンバツ又はイタウバ。
ただ、リビングから見えるバルコニーやベランダの場合、美観的にはウリンがおすすめになってくる。
雨が降った時の何とも言えない光沢感とか、表面の美しさはピカイチ。
ただ、施工の際にネックとなる硬さもピカイチなので、施工のしやすさも考えると、セランガンバツも有力候補。見た目もウリンが綺麗というだけで、セランガンバツがダメというわけではない。
イタウバは特に柔らかく、しなやか。施工しやすいのはもちろん、素足で歩いても平気とも言われているので、素足で出てしまう子供がいるような場合は、こちらもオススメ。特有の香りがあり、最初はかなり強く香るので、サンプルを取り寄せてみてからのほうがいいかもしれない。
根太として想定するのは、60mm角か70mm角のセランガンバツ又はイタウバ。
角材にするのは、作業効率を考えると、ある程度幅があって自立して倒れないほうが楽だから。
これは、目に触れない部分で、しかもベランダなどの場合は、地面からの湿気などもないので、加工しやすいセランガンバツがおすすめ。ウリンより安いのも魅力。
一応、この記事では60mm角を採用しているけれど、45mm×60mmでも十分自立するので、作業効率は良いし、強度的にも足りると思う。
55mm角なども60mm角よりは安く買えるだろうから、経済的で、オススメ。
その時、ウッドデッキ材のネットショップで安く買えるものを選べばいいと思うけれど、45×60mmや、55mm角より細いものになってくると、ちょっと細すぎる気がしてくるので、要注意。
そんなわけで、ハードウッドの中から使いたいものを選択したら、いよいよハードウッド製のベランダデッキDIYの作業開始。
まずは、根太の60mm角ハードウッドを床面に並べる。
根太はビッチリと壁際まである必要はないので、壁際が少し開く程度のサイズにしておく。
ここでは壁際から5cmほど短くしてみた。
根太を並べ終わったら、根太の上端部に床板(高さ20mm)を載せたときに、希望する高さ(高さ設定はこちらの記事を参考にどうぞ)になるように根太の下に基礎パッキンなどを差し込んで高さを調整する。
基礎パッキンはビスで根太に仮固定(後でビスを外すという意味ではなくて、あくまで作業を進めやすくするために固定する、という意味。作業後も点けっぱなしで構わない。)すると、ずれなくて作業しやすい。
基礎パッキンより薄いものが必要になることもあるので、その場合は、木の切れ端や、プラスチックの板など、腐りにくい適当なものを差し込んで調整する。
下の絵はウッドデッキのもの。根太の部分が角材になったと思ってもらえば大丈夫。
まず、一番家側(窓側)の根太を、上の絵を参考に高さを調整する。
そして、2列目の根太を最初に高さを調整したものにそろえて、次に3列目、といった具合に進めていく。
人の目はかなり水平に敏感にできているので、目で見て大体の高さを揃えて、それから水平器を使う。
水平器はそう立派なものでなくても、↓この程度のものがあれば大丈夫。
▼下図中の小さい四角が基礎パッキンのイメージ。
あとは床板のハードウッドを固定していく。
根太は、いずれ重たい床板が乗れば簡単には動かなくなるので、床にボンドで固定したりする必要はない。
作業中、のズレを防止するために、オモリとして床板を何枚か、まだ作業しない場所にの載せておけば、工具を置いたりもできて便利。
使用するビスは、錆びてしまうと、後で解体したりカスタムするときに不便なので、必ずステンレスビスを使用。
そして、ミスなくサクサクと作業を進めるためには錐込隊長がマストアイテム。
小さい丸を付けた部分がビスで固定する場所。床板1枚につき6カ所程度を固定。
床板と床板の間は、排水用に3mm〜5mm程度の間隔をあける。
ビス止め作業時、L字の金具やビスなどをスペーサーとして挟んで作業していく。
作業に使うのはインパクトドライバー。低価格で耐久性もばっちり(私は2台持ちで使用中)のリョービのコード付きが断然おすすめ。
ハードウッドに必須の下穴錐もお忘れなく。下穴錐も色々あるけれど、最後にたどり着いたのはスターMのF型下穴錐。折れた場合に備えて3本くらいは用意して作業にかかりたいところ。
床板は、綺麗に仕上げるため、皿取錐を使って、ビスの頭を収めるのだけれど、皿取錐で穴あけも全部やるのは、一見効率的に見えて非効率。
丈夫な下穴錐のついた皿取錐は高価だし、錐部分が折れるたびに皿取錐のドリル部分を交換したり、結果的に時間がかかってしまうし、お金もかかるので、穴あけは下穴錐で、皿取だけを皿取錐でやるのが自分的にはおすすめ。
下穴錐と、皿取錐をセットした2つのインパクトドライバーを用意できれば一番いいので、コード付きの安価かつ信頼性も十分のリョービのインパクトドライバーがいいと思う。
2つ買ったら、安くても意味がないと思うかもしれないけれど、大して広くないベランダ(悪口じゃないです)で、高価なコードレスインパクトドライバーを使うくらいなら、コード付き2つ買って効率的に作業したほうがいいんじゃないかな?
非常に簡単ながら、ベランダデッキの基本的な形としては、これで完成。
根太の高さを調整する工程以外はいたってシンプル。
ディテールとしては、排水口の部分は開けておいたほうがいいとか、避難梯子のある部分は解放できるようにするとか、色々ある。でも、基本的にはこれだけのこと、ということはわかってもらえると思う。
※写真はイメージです。
細かいことはさておき、大体のイメージをつかめるように作ってみた。
※細かい寸法の設定や配置など、実際の設置場所によって異なりますので、あくまでイメージ把握用ということで、悪しからず。
ベランダデッキの設計をしてみたのは、幅3640mm×奥行1365mmという、まぁまぁ、ベランダとしてはよくありそうなサイズ。
このサイズで短辺方向に一番上の面になる床板を貼る前提とした場合、床板を打ち付ける基礎となる「根太」(床板の直下に床板と直交する形で設置する基礎の木のこと)は500mm間隔で3列あれば十分。
床板として想定するのは、厚さ20mm、幅120mmのウリン、セランガンバツ又はイタウバ。
ただ、リビングから見えるバルコニーやベランダの場合、美観的にはウリンがおすすめになってくる。
雨が降った時の何とも言えない光沢感とか、表面の美しさはピカイチ。
ただ、施工の際にネックとなる硬さもピカイチなので、施工のしやすさも考えると、セランガンバツも有力候補。見た目もウリンが綺麗というだけで、セランガンバツがダメというわけではない。
イタウバは特に柔らかく、しなやか。施工しやすいのはもちろん、素足で歩いても平気とも言われているので、素足で出てしまう子供がいるような場合は、こちらもオススメ。特有の香りがあり、最初はかなり強く香るので、サンプルを取り寄せてみてからのほうがいいかもしれない。
根太として想定するのは、60mm角か70mm角のセランガンバツ又はイタウバ。
角材にするのは、作業効率を考えると、ある程度幅があって自立して倒れないほうが楽だから。
これは、目に触れない部分で、しかもベランダなどの場合は、地面からの湿気などもないので、加工しやすいセランガンバツがおすすめ。ウリンより安いのも魅力。
一応、この記事では60mm角を採用しているけれど、45mm×60mmでも十分自立するので、作業効率は良いし、強度的にも足りると思う。
55mm角なども60mm角よりは安く買えるだろうから、経済的で、オススメ。
その時、ウッドデッキ材のネットショップで安く買えるものを選べばいいと思うけれど、45×60mmや、55mm角より細いものになってくると、ちょっと細すぎる気がしてくるので、要注意。
そんなわけで、ハードウッドの中から使いたいものを選択したら、いよいよハードウッド製のベランダデッキDIYの作業開始。
まずは、根太の60mm角ハードウッドを床面に並べる。
根太はビッチリと壁際まである必要はないので、壁際が少し開く程度のサイズにしておく。
ここでは壁際から5cmほど短くしてみた。
根太を並べ終わったら、根太の上端部に床板(高さ20mm)を載せたときに、希望する高さ(高さ設定はこちらの記事を参考にどうぞ)になるように根太の下に基礎パッキンなどを差し込んで高さを調整する。
基礎パッキンはビスで根太に仮固定(後でビスを外すという意味ではなくて、あくまで作業を進めやすくするために固定する、という意味。作業後も点けっぱなしで構わない。)すると、ずれなくて作業しやすい。
基礎パッキンより薄いものが必要になることもあるので、その場合は、木の切れ端や、プラスチックの板など、腐りにくい適当なものを差し込んで調整する。
下の絵はウッドデッキのもの。根太の部分が角材になったと思ってもらえば大丈夫。
まず、一番家側(窓側)の根太を、上の絵を参考に高さを調整する。
そして、2列目の根太を最初に高さを調整したものにそろえて、次に3列目、といった具合に進めていく。
人の目はかなり水平に敏感にできているので、目で見て大体の高さを揃えて、それから水平器を使う。
水平器はそう立派なものでなくても、↓この程度のものがあれば大丈夫。
▼下図中の小さい四角が基礎パッキンのイメージ。
あとは床板のハードウッドを固定していく。
根太は、いずれ重たい床板が乗れば簡単には動かなくなるので、床にボンドで固定したりする必要はない。
作業中、のズレを防止するために、オモリとして床板を何枚か、まだ作業しない場所にの載せておけば、工具を置いたりもできて便利。
使用するビスは、錆びてしまうと、後で解体したりカスタムするときに不便なので、必ずステンレスビスを使用。
そして、ミスなくサクサクと作業を進めるためには錐込隊長がマストアイテム。
小さい丸を付けた部分がビスで固定する場所。床板1枚につき6カ所程度を固定。
床板と床板の間は、排水用に3mm〜5mm程度の間隔をあける。
ビス止め作業時、L字の金具やビスなどをスペーサーとして挟んで作業していく。
床板が曲がっているような場合の対応はこちら→記事
作業に使うのはインパクトドライバー。低価格で耐久性もばっちり(私は2台持ちで使用中)のリョービのコード付きが断然おすすめ。
ハードウッドに必須の下穴錐もお忘れなく。下穴錐も色々あるけれど、最後にたどり着いたのはスターMのF型下穴錐。折れた場合に備えて3本くらいは用意して作業にかかりたいところ。
床板は、綺麗に仕上げるため、皿取錐を使って、ビスの頭を収めるのだけれど、皿取錐で穴あけも全部やるのは、一見効率的に見えて非効率。
丈夫な下穴錐のついた皿取錐は高価だし、錐部分が折れるたびに皿取錐のドリル部分を交換したり、結果的に時間がかかってしまうし、お金もかかるので、穴あけは下穴錐で、皿取だけを皿取錐でやるのが自分的にはおすすめ。
下穴錐と、皿取錐をセットした2つのインパクトドライバーを用意できれば一番いいので、コード付きの安価かつ信頼性も十分のリョービのインパクトドライバーがいいと思う。
2つ買ったら、安くても意味がないと思うかもしれないけれど、大して広くないベランダ(悪口じゃないです)で、高価なコードレスインパクトドライバーを使うくらいなら、コード付き2つ買って効率的に作業したほうがいいんじゃないかな?
非常に簡単ながら、ベランダデッキの基本的な形としては、これで完成。
根太の高さを調整する工程以外はいたってシンプル。
ディテールとしては、排水口の部分は開けておいたほうがいいとか、避難梯子のある部分は解放できるようにするとか、色々ある。でも、基本的にはこれだけのこと、ということはわかってもらえると思う。
▼ここで書いていないベランダデッキの注意事項など▼
▼2×4mのウッドデッキDIY手順も参考に▼
タグ:ベランダデッキ
2016年09月03日
ベランダにはデッキパネルが便利?
ベランダをウッドデッキにするというと、「デッキパネル」みたいな雰囲気があるけど、必ずしもお手軽ではないと思うんだけど?
夏は素足では歩けない無機質な灰色のFRP防水のベランダを、ウッドデッキ仕様にすると、突然、使える居住空間に変貌する。
大袈裟な言い方のようだけれど、これは本当の感想。
家を買うにせよ、借りるにせよ、同じ値段なら少しでも広いほうがいいと懸命にさがすのだから、せっかく目の前にある有効なスペースはデッドスペースにすることなく有効に使いたいもの。
そして、ベランダやテラスをウッドデッキ仕様にしたいと考えて、ネットでウッドデッキにする方法を検索すると、真っ先にデッキパネルという商品がヒットして、四角いパネルを敷き詰めるだけで良い感じなので、とてもお手軽な印象を受ける。
以前は安い耐久性の低い材料のものばかりだったけれど、最近ではウリン製などハードウッドのものも出ている。
木材を数十センチ角のパネルにしてあって、それを並べるだけでウッドデッキ感覚を味わえるというもの。
この手のデッキパネルは、取り敢えず、室内とフラットにするための高さの調整(底上げ)をしなくてもいいという場合とか、ベランダの勾配と同じ勾配がついても構わないから調整(水平にする)しないでいい、「取り敢えず灰色の防水面をウッドデッキっぽい見た目にしたい」という人にはとてもよい商品だと思う。
例えば、賃貸マンションでいつ引っ越すか分からないし、音を出したり大きな資材を持ち込むのは無理なんていう場合にも、こういうものの力を借りるのは合理的な気がする。
でも、逆に少しDIYの経験があったり、高さを室内とフラットにしたいとか、床勾配を解消して水平なウッドデッキにしたいと思う人なら、パネルではなく、このブログで紹介しているウッドデッキの作り方を流用してウッドデッキ化してみても良いのではないかと思う。
それをオススメする理由は、少し本格的にやろうとすると、パネルであることで、かえって作業効率か悪くなることがあるから。
ウッドデッキの床面となるデッキパネルが室内とフラットになるようにするためには、デッキパネルを固定するための根太という基礎を設置しなければならないけれど、その設置間隔を、パネルの寸法にピタリと合わせる必要が出てきてしまう。それも、デッキパネルのサイズか30センチ角や40センチ角だと、その細かいピッチで必要になる。
どうせ根太を設置するならば、普通のウッドデッキと同じように長い板を根太にビスで固定するほうが、根太の設置間隔が多少ずれても気にする必要がないし、根太のピッチも広く(根太の本数が少なく)て済むので簡単。
また、デッキパネルであろうと、そうでない普通のウッドデッキスタイルであろうと、床面を水平にするのならば、根太がベランダの水勾配によって傾かないように高さを調節しなければならないのは同じ。
さらに、ベランダの寸法がパネルの寸法の整数倍であればよいけれど、通常、そうではないので、端に少し隙間ができてしまって、きちんと固定していないとズレてしまったりもして、見栄えも良くなくて、なかなか満足度の高い仕上がりにはならないはず。
そして、最大の難点としてパネルは高い。ホームセンターで1枚数百円で売っているソフトウッドのものは、すぐに腐ってしまうので、安物買いの銭失いになること間違いなし。それを塗装するなんていうのもチョット…塗装というのは、その前の処理もあるし、周りも汚すし、結構大変。
手間やコストに関する価値観は人それぞれだけれど、私はどうせ根太まで組むのなら、普通のウッドデッキ仕様で作るという選択をする。
家がマンションで加工の音を小さくしたいのなら、ハードウッドでなく、ウエスタンレッドシダーを選択してもよいとは思うし、大きな資材を持ち込みにくければ、板の向きなどを工夫して、1.8m以内の木材で収まるような設計にすれば良いと思う。
マンションのベランダは共用部分で、避難ハッチ入り口に配慮しないといけないとか、その他の制約もありそうなので、そのうち、参考の設計図面を書いてみたい(と思う)。
タグ:ベランダデッキ
2016年05月30日
ベランダデッキをレッドシダーやSPFで安く簡単に作る方法も賃貸ならありかも。
安く簡単にDIYでマンションのベランダやバルコニーなどにベランダデッキを作りたいならこんな感じでもいいかも、という提案。
このブログは、あちこちで、まるでDIYでは無理、みたいに紹介されているハードウッドを使ったウッドデッキ作りを紹介したくて始めたもの。
なぜ、ハードウッド一辺倒になっているかというと、ハードウッドは、硬くて加工するのは少し手間がかかるけれど、その反面、耐久性があって、一度作れば多分何十年もそのまま使うことができるから、どうせ一度作るのならば、もう二度と作らないでいいように、しっかり作っておいたほうがいいのではないか、と考えているから。
ベランダ、テラス、バルコニーのウッドデッキだって、基本的にはハードウッドで作ったほうがいいと思っている。
でも、よくよく考えてみると以下のような条件の人にとっては、ハードウッドのベランダデッキは向いていない、というかオーバースペックかもしれない。
・賃貸マンションですぐに引っ越す可能性がある。
・分譲マンションだがいずれ売却して戸建に住もうと思っている。
・そこまで本格的でなくていいから、とりあえず、ウッドデッキ仕様にしてみたい。
・腐る腐るっていうけど、木はそんな簡単に腐らないだろう、材木屋の陰謀だ、と思っている。
・ハードウッドの加工は大変だと聞いているので、断固拒否
そうであれば、何も高耐久のハードウッドでなくても、数年間使用できれば御の字という感じのウッドデッキの作り方だって考えてみてもいいような気がする。
きっと、こういうある意味力の抜けた作り方はプロは教えてくれないだろうし。
そんなわけで、自分が2〜3年もてばいいから、格安でウッドデッキバルコニーを作りたい、という気持ちになって考えてみた。
ちなみに、デッキパネルを使ったベランダデッキづくりは自分がやったことがないので、ここでは採用していないけれど、もちろんそれも選択肢になると思う。
ただ、かえって大変じゃないかなぁ・・・とは思っている。
少なくとも、ハードウッドでないソフトウッドのデッキパネルだけは本当にやめといたほうがいいと思う。最初はいいけど、すぐにゴミになって後悔することになるはず。
〇 材料
◆木材
・種類:SPF材
・サイズ:基礎(根太)部分は2×4(ツーバイフォー)
床板は2×6(ツーバイシックス)
SPF材よりは耐久性があり、香りのいいウエスタンレッドシダー(ソフトウッド)も、規格はSPF材と同じ。
在庫が豊富なリーベなどのネット通販で気軽に買えるので、お勧めしたい。
※ツーバイフォーというと、ハウスメーカーか何かと思う人もいる(?自分だけ?)と思うが、これは木材の寸法の規格のこと。38mmX 89mm×長さ、の木材。ほかにツーバイシックス38mmX140mm×長さ、などがある。
※SPF材というのは、「(S)スプルース・えぞ松」、「(P)パイン・松」、「(F)ファー・もみ」の3種類の樹種を使用した木材で、頭文字をとったもの。耐久性は低いので、数年の仕様であっても塗装は必須。
◆ビス(ネジ)
・ステンレスビス(65mm〜80mm) 〔商品リンク〕
ハードウッドを使う場合には、錐込体長という硬木用ビスを断然推奨するし、ここでもそれを使用したほうが間違いなく作業できていいと思うけれど、「安く」ということを優先すると、「ステンレス」であればよしとする。
ステンレスですらないビスは、解体時に錆びてボロボロになって厄介なことになるので、やめたほうがいいと思う。
ビスの長さは教科書的には床板(止める板)の2倍とされているので、80mmになるところだが、自分が以前、ウエスタンレッドシダーでデッキを作ったとき、80mmのビスは折れたり、曲がったり扱いが結構大変だったし、65mmあれば、板から25mmは出るので、それでも何とかなるはず。
◆塗料
水性キシラデコール(マンションのベランダという環境を想定すると、油性は匂い的に厳しいはず。油性よりは耐久性に劣るとしても、そこは歴史あるキシラデコールを信じたい。)
※アクリルペイントのような被膜を作る塗装ではなく、浸透性の塗装にしないと、ボロボロと塗装が剥げてみっともないことになってしまう。キシラデコールは少し値段がいいけれど、ここだけは少しいいものを使いたいところ。
デッキ材がベランダの防水層を傷めないように間に挟むのに最適なのが基礎パッキン。カットも簡単、重ねて使えば高さ調整にも使えるのでまとめて購入して是非活用したいアイテム。
◆ゴムシート
ホームセンターで売っているゴムの四角いシート。厚さが3mmくらいのもの。
基礎パッキンだけでは水平を作り出せないので、微調整用に基礎パッキンと根太の間にはさむため。
〇工具
◆ノコギリ
SPF材なら最悪ノコギリだけでもなんとかなる。
今の自分には丸ノコなしでやるなんて考えられないのが正直なところだけれど、マンションのベランダという環境であれば、あの豪快ワンパクな丸ノコの音を出すのは非現実的な気もする。
ノコギリくらいなら大目に見てもらえるのではないだろうか。
それもなるべく回避するのであれば、サイズを決めてホームセンターに行って工作室でカットしてくる(またはしてもらってくる)というのもあり。うまくやれば大部分はこれで済ませて、どうしてもというところだけ現場でノコギリカットすればいい。
ただ、自分の含めプロではないので、ちょっとした採寸ミスで現場でもう一度カットするはめになったりしてしまうと、そのチョットをノコギリできるのは思いのほか大変だし、最悪なのは短くて使えなかったりする場合。
現実的なのは、色々な工夫を余儀なくされる基礎部分を作るときは現場でノコギリカット。
普通のノコ刃ではペラペラするので堅木用ノコギリを使うと作業がスムーズ。
床板は基礎が組みあがってから、ある程度単純作業になるので、寸法を測ってから、ホームセンターで床材を購入しつつ工作室でカットかな。
◆インパクトドライバー
これは誰がなんといっても必要。ドライバードリルでも代替かのうだけれど、やっぱりインパクトドライバーがパワフルで使い勝手がいい。もちろん、ベランダ程度であれば、そんなにあちこちいかないのだから、コードレスである必要はない。
と言いたいところだけれど、SPF材であれば、コードレスインパクトでもそれほどバッテリーの減りは激しくないので、使い勝手を考えてコードレスにするというのもありかもしれない。
なんせ安く、確実にということならば間違いなくリョービのコード付きインパクトドライバーを断然推奨。
◆水平器
これもマストアイテム。床板を水平にするため(の根太を水平にするため)に使用。
人間の目はよくできていて、機械並かそれ以上に水平を見極めることができると聞いたことがあるので、試してみる価値がないとは言わないけれど、まぁ、時間が無限にあるもの好き以外は用意すべき。
立派な大きなものは必要なし。ポケットに入れいて歩けるくらいがちょうどいいし、そんなに厳密な水平を求めるわけでもないから。
◆サシガネ
サシガネはデッキ材を切断するための墨線を引くのにも使うし、寸法を正確に測るための必需品。50cmくらいのものはほしいところ。
このほかに長い距離を測るためにメジャー(巻尺)が必要。
長い距離を測るのには普通はメジャーがあれば十分だけれど、寸法を測ってホームセンターでカットするような場合は、2度手間を防ぐために正確な計測が求められるので、レーザー距離計を使うのがおすすめ。
価格も数千円で、ミリ単位の正確な計測が瞬時にできてしまう。私はボッシュのものを使っているけれど、もう手放せない。
◆その他
手袋、ハケ(塗装) などなど
〇 作り方イメージ
設計(大まかなイメージ)⇒根太を並べる⇒根太を水平にする⇒床板を張る⇒完成!
〇 作業手順
@仕上がりの床板を張る向きを決める。
・まずは一番上の床板を横方向にするか、縦方向にするのかを決める(画像参照)
・横方向(長手方向)に床板を張ると、木の枚数が少なくて済むのでよさそうに思えるが、ベランダの端のほうで、微妙な隙間ができたときに、そこを埋めるのが結構面倒くさい。木材を縦方向に切る(細くする)のはノコギリだとかなり大変なのと、すごい細いと、根太にきちんと固定するのも難しくなるし、見栄えも悪いから。ただ、数センチの微妙な隙間なら、無視してもいいし、床板を張る間隔を少し広げて吸収できるかもしれない。
・作業のしやすさを考えると縦方向に張るのがおすすめ。
A根太の配置計画と採寸
床板と90度に交差する方向に根太(床板の下で床板を支える基礎材のこと)を置くので、必要な根太の長さを測る。
根太の間隔はコチラ(リンク)で計算すると、SPFのツーバイシックス(2×6)では1000mmくらいで大丈夫そう。実際は、両端には必ず置くので、その中間距離を切りのいい間隔で分割する。
画像の縦張りの例でみると、家側一列、外側一列、中間一列の3列。3.64mを2分割して、一本の長さは1.82m。ツーバイフォー1.82mを6枚ということになる。
B基礎の材料を仕入れる
ここで基礎に使用する材料の基礎パッキン、ゴムシート、根太用SPF材をお買い上げ。
※マンションのベランダなどで、一度に大量の材料を持ち込めない場合を想定して、小分けに仕入れ。
C床面の高さを確認
・一番窓側のベランダの床面が高くなっている部分にSPF材を置いてみて、その上に床板に模したSPF材を試し置き。この時、床面の上端が窓枠の下にすりつくようにするのが一般的。
床板上端がその高さにくるためには、根太をベランダ床面からどのくらい浮かせる必要があるかを確認し、基礎パッキンを根太の下にはさんでみる。
・根太のツーバイフォーは画像のシュミレーション上では、縦長(狭い面を下にして)に置いている(縦方向に厚みをもたせることで根太のたわみが少なくなるので)けれど、横長(広い面を下にして)置いたほうが、作業は進めやすいし、一番窓よりで、縦長に置いたら高すぎる場合なども横長に置いても構わない。横長に置くことで、もし根太のたわみが大きい(床面がふわふわする)と感じたら、ベランダの床と根太の間に基礎パッキンを挟む箇所数を増やせばいいだけ。
・万一、ベランダの立ち上がりが低くて、一番窓側には基礎パッキンが入らない場合があるかもしれないが、その場合でも、木材直置きは腐りやすいので避けて、SPF材の下面になるところにゴムシートをビスでとめておく。ベランダの防水面に傷がつかないよう、ビスはしっかり木に揉みこんでおく。
・手順として、まずは一枚(本)を必要なだけ基礎パッキンなどでかさ上げして設置したら、基本的にはこの一枚を基準としてこれと水平になるようにほかの根太を置いていく。
・ほかのことは(この安い簡単ウッドデッキにおいては)それほど神経質にならなくても、さほど仕上がりに影響はないのでいいけれど、水平だけは少し真剣にやっておいたほうがいい。水平器フル活用で。なんせ、人の目、感覚は水平には敏感にできているので、「あら?傾いてない」なんてケチつけられることになってしまうので。
D床板を仕入れる
床板をはる場所を採寸して、ホームセンターやネットで床材(SPF2×4材)を仕入れる。
床材を配置する際、床板の隙間は3mm〜5mm位でお好みで設定する。実際の床板を張る作業の際は、適当な金物などを挟んで隙間を確保する。
E床板を固定
・根太をベランダに並べ終わったら、あとは床板を根太に固定していく(根太との交点一箇所毎に2本のビスを打つ)。
・床板が沿っていたり曲がっていたりする場合は、最初に両端にいっぽんずづビスを打っておいて、バールなどで真っ直ぐに強制しながら固定していく。まぁ、この辺りはどこまでこだわるかなので、面倒なら多少曲がっていて隙間が不規則になる程度は気にしなければいいと思う。
・根太は床に置いているだけなので、動きやすいので、最初に根太の両端部分だけ、床板で仮固定しておくことが必要。
・あとは順次床板を張り付けていって完成。
・ベランダの端には排水口があるはずなので、そこは塞がないように床板を切っておいたほうがいい。余裕があればフタ式にしておけばいいけれど、まぁ、そこまでやらなくてもいいのでは。
・マンションなどで、下の階へ(から)の避難ハッチがある場合には、そこを塞ぐと大変なので、根太は絶対にそこを避けておくべきだし、床板もすのこ状にして乗せておくだけにしておく必要がある。
(そもそもデッキ化してはいけないか、スノコならいいのか、などは各マンション管理規約などで確認して自己責任で)
F塗装
・最後に床板に水性キシラデコールを塗る。
・もちろん、本来は根太にも塗装したほうがいいのだけれど、そこまでやるのは面倒だし、直射日光もあたらない、地面からの湿気がくるわけでもないベランダやバルコニーの根太はそんなに厳しい環境ではないのではないかという勝手な思い込みで、作業の楽さ加減を最優先して床面だけとしてみた。すぐに腐ったら申し訳ない。
・塗装するのは難しくないし、好きならば是非とも材料をくみ上げる前に裏表なく全体に塗ったほうがよいと思う。ちなみに自分は特に塗装が嫌い。だからハードウッドが好きともいえる。
2014年06月10日
パーゴラ付きウリン×イペ製ベランダデッキをDIY
我が家の2階にあるリビングに続くベランダ。
家を建てるとき、2階なのでベランダと室内の境目には20cmほどの防水のための立ち上がり壁が必要だと言われたけれど、出入りの楽なフラットな繋がりのある空間とするために、1階の天井高を減らす工夫をしてもらって確保した肝いりのスペース。
と言っても僅か4畳半ほどのベランダに過ぎないのだけれど、ベランダの床面と室内のの床面をほぼ同じ高さにするため、全てハードウッドを使ったウッドデッキ(ベランダデッキ)仕様にしている。
ウッドデッキ部分の根太や床面は全てウリンで統一。
少し高価なウリンにしたのは、ベランダが室内から常に見える部分なので、見た目の劣化が少ない材料にしたかったので。
しばらく間を置いて追加工事で設置したパーゴラ部分は柱とフェンス横板がウリン、梁はイペ。
パーゴラにはシェードセイルというオーストラリア製と思われる半端なく丈夫なオーニングを付けているので、年中快適。
自分が作ったベランダデッキの空間で子供たちが楽しそうに遊んでいる姿を見たり、ランチを囲んだりするのは至福の時間。
夜は埋め込み式のled照明などでライトアップ。自宅リビングが洒落たカフェのようになったんじゃない?と自己満足。
家を建てるとき、2階なのでベランダと室内の境目には20cmほどの防水のための立ち上がり壁が必要だと言われたけれど、出入りの楽なフラットな繋がりのある空間とするために、1階の天井高を減らす工夫をしてもらって確保した肝いりのスペース。
と言っても僅か4畳半ほどのベランダに過ぎないのだけれど、ベランダの床面と室内のの床面をほぼ同じ高さにするため、全てハードウッドを使ったウッドデッキ(ベランダデッキ)仕様にしている。
ウッドデッキ部分の根太や床面は全てウリンで統一。
少し高価なウリンにしたのは、ベランダが室内から常に見える部分なので、見た目の劣化が少ない材料にしたかったので。
しばらく間を置いて追加工事で設置したパーゴラ部分は柱とフェンス横板がウリン、梁はイペ。
パーゴラにはシェードセイルというオーストラリア製と思われる半端なく丈夫なオーニングを付けているので、年中快適。
自分が作ったベランダデッキの空間で子供たちが楽しそうに遊んでいる姿を見たり、ランチを囲んだりするのは至福の時間。
夜は埋め込み式のled照明などでライトアップ。自宅リビングが洒落たカフェのようになったんじゃない?と自己満足。