2018年07月04日
床板貼りはウッドデッキDIY のお楽しみ【作業14】
ウッドデッキのDIY作業もいよいよ大詰めの作業工程へ突入。
これがウッドデッキDIY最後の工程、床板貼り。
床板を一枚一枚貼っていくこの作業は、ゴールが見えてくることもあって、とても楽しい、ウッドデッキDIYで一番楽しい作業と言われるのだけれど、同時に一番大切な作業。
ここまで来たら、少しでも早くウッドデッキを仕上げて、家族に見せたり、子供を遊ばせたりしたくなるのだけれど、そのはやる気持ちをグッとおさえて、しっかり慎重に仕上げたいところ。
なんせ、作業としては最後だけれど、よりによってそこがウッドデッキの中で1番目に付くところ。その仕上がりがウッドデッキの評価を左右してしまう。
しかもウッドデッキはどうしても素足で歩く(歩きたくなる)場面が出てくるので、いい加減な仕上げにするとけがのもとにもなりかねない。
前置きが長くなったけれど、作業の説明。
まず、ウッドデッキの1番端の板を貼る。
そして、板と板の間隔は設計の時に見込んだ寸法を開ける。
これは板の膨張による板同士の干渉を避けるためのもの。
そもそも板自体、ぴったり誤差なく同じ寸法というわけでもないので、あまり神経質になる必要はなく、2~3mmの適当な厚みのものをスペーサーとしてはさみながら作業していけばそれでよいと思う。
私の場合は、スペーサーとして、その厚みの写真のようなL型金物などを2箇所くらい挟んで開けている。
ウッドデッキの床板を根太に固定するのに使うビスは各根太に対して2本ずつ使用。
確実に下穴を開けて、皿取りして、ネジ頭を確実に床面より低い位置に収めて行くことが必要。
ここで使うビスだけは本当に堅木専用のビスにすべき。私は必ず錐込隊長を使っている。
これなら、多少下穴が短くなったり狭くても全然大丈夫。
極端な話、ウリンでも皿取りせずにきれいにおさめるできる。折れることも、ネジ山がなくなることもないので、作業がはかどる。
そして、ウッドデッキの床板貼り作業で1番厄介なのが、板の反りや曲がりの矯正。
通販で買って送られてきたばかりのハードウッドの板でも、多少の歪みはあるので、ただそのまま貼ったのでは、床板の間隔が不揃いになってしまう。
具体的な作業としては、まず、1枚目の床板は基準とするためになるべく真っ直ぐなものを選んで貼る。
貼るときは、まず床板の両端を本来、板がまっすぐならここ、という場所に一本ずつビス止め。
そして、真ん中を、バールなどで押さえて矯正しながら、その形を維持するように自在クランプで固定。
そして、その固定したまま下穴を開けて、ビスで固定する。
もし、板の曲がりや反りが、板の半分より先だけにあって、手前半分はまっすぐに近いようなときは、まっすぐほうを手前にもってきて、手前2箇所など、まっすぐなところまでを先にビスで固定してから、先端の曲がっている部分をバールなどで矯正して、やはり クランプで固定した上でビスを打つこともある。
とにかく、ここでは力と頭と< クランプが必要。
完成度の高いウッドデッキにするため、この作業は最後のがんばりどころ。
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