このブログでウッドデッキDIYの材料としてお勧めしているハードウッドの気になる耐用年数に関する説明はお店によってマチマチ。
どれを信じる?それともどれも信じない?
ハードウッドでウッドデッキをDIYするときに、悩むのが樹種選び。
用途、色の好み、風合、香り、価格などの要素もさることながら、やはり何と言っても必要最低限の耐久性。
▼セランガンバツーでDIYした例▼
耐久性を確保しつつコストを低減するためには耐用年数を知りたい。
では、専門家の材木屋さんたちはハードウッドの樹種別耐用年数を何年位とみているのだろうか?
各社のホームページを調べてまとめてみた。
ホーム建材デポ | 日本硬木 | グリーン工房 | ガーデンサービス | Eco Wood | リーベ | サイキグリーン | GardenerENZO | |
ウリン | 20年以上 | 20年以上 | 30年程 | 30年以上 | 30年以上 | 20年以上 | 35年以上 | 20〜50年 |
セランガンバツ | 20年程度 | 15年以上 | 15年程度 | 10年以上 | 15年以上 | 15年 | 15〜30年 | |
イペ | 15〜20年 | 20年以上 | 30年程 | − | 20年以上 | 20年以上 | 30年以上 | 20年〜50年 |
サイプレス | 15年以上 | 15年程 | − | − | 15年以上 | 15〜30年 | ||
イタウバ | − | − | − | 25年程度 | − | 25年程度〜 | 30年 | − |
私は、このブログの中で、ハードウッド、特にウリンは家が朽ち果てても残るのではないか、セランガンバツーだって、はたして本当に15年や20年でダメになるか分からない、という前提でかなり楽観的に書いている。
まだハードウッドのウッドデッキなどを10年位使ってみての勘によるのでしかないけれど、はっきりいって腐るような兆候は全く見られない。
最近、自分の目でソフトウッドのウエスタンレッドシダーでも、10年程度は持つことを確認したので、ハードウッドだと一体どの程度持つのか・・・
各社の状況をみても、結構ばらつきがあって、しかも「以上」という表記も結構ある。
ウリンに至っては、現地では100年以上持つと言われている、というような記載のある会社もあったほど。
要するに、日本のウッドデッキ文化の歴史も短いし、お店でハードウッドを扱い始めたのも、おそらく20年程度前からで、誰にも正確なところは分かっていないのだろうと思う。
なので、まずは絶対に腐って欲しくない束柱はウリンにしておいて、その他の部位は、用途、香り、質感、価格などで好きなハードウッドを選べばよいのではないかと思う。
私は加工し易さや、耐久性、コストパフォーマンスの良さでセランガンバツーがおすすめ。
タグ:耐用年数
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