2018年08月19日
フェンス最適ハードウッドはウリン?バツー?【ウッドフェンスの作り方3 】
ウッドフェンスをDIYするときに使うハードウッド(樹種)は何がいいのか?
よく考えてからベストな選択をしたいところ。
自分の場合、ウッドフェンスDIYの材料選びも、ウッドデッキと同様に、2度は作りたくないという考え方の下、ハードウッドを採用している。
ハードウッドにもいろいろな種類があるわけだけれど、ウッドデッキDIYと同様に、部位によって部材は変えてよいと思う。
それでも、間違いなく施工後も美しいのは、ウリンかイペ。
写真では美しく見えないのが残念だけれど、この写真は、横板がウリン、屋根部分はイペを使用したもの。
実物は、ウリンの独特の深い色合いと、質感で高級感がある。イペもウリン同様かそれ以上に美しい。
特に時間が経過した後に他のハードウッドとの差は大きくなってくる。
ウッドフェンスの耐久性と見栄えを総合的に考えれば、全部の部材をウリンかイペにするのがベストには違いない。
でもいかんせんウリンかイペはお値段も高い。
あとは、ネットや雑誌などで常々言われるように、この2種類はハードウッドの中でもかなり硬い方の部類のため、施工に少し慎重さを要することになるのは間違いない。
イペはウリンよりも更に硬い印象。
あとは、ウリンは特に、赤っぽい樹液が多く出る。
よくネット通販業者のサイトを見ると、しばらくすると出なくなる、という風に書いてあるけれど、あれはちょっとセールストークが入っているのではないかと思う。
経験上、7〜8年経過しても雨が降るたびに薄い紅茶色の樹液が出て、白い壁が下にあるような場所で使えば渋のような汚れがつく。
それだけのポリフェノールが含まれているからこその耐久性でもあるのだろうけれど。
床面が白いところとか、白い外壁とか、汚れて困るような場所では、あえてウリンは避けたほうが無難だと思う。
漂白剤を使うときれいに落ちる場合もあるけれど、素材によってはそうでもないこともある。
一応、私がこれまでの経験からお勧めするのは、特に耐久性を必要とする支柱は耐久性を考慮してウリン、横板はハードウッドの中でも比較的加工しやすく耐久性もそれなりにあるセランガンバツかイタウバとすること。
※従来はセランガンバツ一押しをしていたけれど、近年は耐久性、手触りともに優れているイタウバの在庫やサイズが豊富で、低価格で購入できるようになっているので、選択肢に加えた。
ウッドフェンスの場合、ウッドデッキの床下とは違い、フェンスの支柱も外から見える状態で仕上がるため、材料を使い分けることによって色の違いが気になるところかもしれないけれど、色は、時間が経つとともにともに汚れや経年変化でシルバーグレーに変色していくので、半年、1年ほどでほとんど気にならなくなる。
横板をウリンにしない理由は、節約と加工性のほかに、もう一つあり、少しでも上のほうが軽いほうが崩壊の危険が少ないため。
ウリン(やイペ)とセランガンバツやイタウバでは、重さが結構違う。
実際の重さを見てみると、
ウリン20×105×2000 4.2kg
セランガンバツ 20×105×2000 3.9kg
(イタウバも3.9kg)
となっていて、ウリンのほうがセランガンバツより12%ほど重たい。
また、1人で施工することを前提とするので、作業上も軽いに越したことはない。(もちろん、クランプをうまく使えば、ウリンだって十分に1人で作れるけど。)
フェンスは、横板にはそれほど大きな力が加わるものでもないし、常に水につかるような状態でもないのだから、そこまでウリンやイペにするのは、よほど見かけ状の美しさに完璧を求めるような場合でなければ、オーバースペックなのではないかと個人的には思う。
ちなみに、ここでは横板にセランガンバツとイタウバを挙げたけれど、サイプレスなどウリンとの色の差が大きいものでなければハードウッドといわれるものならば基本的にはどれでも大丈夫ではないかと思うので、手触りとか、色味とか、比べて自由な発想で楽しく作るといいのだはないかと思う。
よく考えてからベストな選択をしたいところ。
自分の場合、ウッドフェンスDIYの材料選びも、ウッドデッキと同様に、2度は作りたくないという考え方の下、ハードウッドを採用している。
ハードウッドにもいろいろな種類があるわけだけれど、ウッドデッキDIYと同様に、部位によって部材は変えてよいと思う。
それでも、間違いなく施工後も美しいのは、ウリンかイペ。
写真では美しく見えないのが残念だけれど、この写真は、横板がウリン、屋根部分はイペを使用したもの。
実物は、ウリンの独特の深い色合いと、質感で高級感がある。イペもウリン同様かそれ以上に美しい。
特に時間が経過した後に他のハードウッドとの差は大きくなってくる。
ウッドフェンスの耐久性と見栄えを総合的に考えれば、全部の部材をウリンかイペにするのがベストには違いない。
でもいかんせんウリンかイペはお値段も高い。
あとは、ネットや雑誌などで常々言われるように、この2種類はハードウッドの中でもかなり硬い方の部類のため、施工に少し慎重さを要することになるのは間違いない。
イペはウリンよりも更に硬い印象。
あとは、ウリンは特に、赤っぽい樹液が多く出る。
よくネット通販業者のサイトを見ると、しばらくすると出なくなる、という風に書いてあるけれど、あれはちょっとセールストークが入っているのではないかと思う。
経験上、7〜8年経過しても雨が降るたびに薄い紅茶色の樹液が出て、白い壁が下にあるような場所で使えば渋のような汚れがつく。
それだけのポリフェノールが含まれているからこその耐久性でもあるのだろうけれど。
床面が白いところとか、白い外壁とか、汚れて困るような場所では、あえてウリンは避けたほうが無難だと思う。
漂白剤を使うときれいに落ちる場合もあるけれど、素材によってはそうでもないこともある。
一応、私がこれまでの経験からお勧めするのは、特に耐久性を必要とする支柱は耐久性を考慮してウリン、横板はハードウッドの中でも比較的加工しやすく耐久性もそれなりにあるセランガンバツかイタウバとすること。
※従来はセランガンバツ一押しをしていたけれど、近年は耐久性、手触りともに優れているイタウバの在庫やサイズが豊富で、低価格で購入できるようになっているので、選択肢に加えた。
ウッドフェンスの場合、ウッドデッキの床下とは違い、フェンスの支柱も外から見える状態で仕上がるため、材料を使い分けることによって色の違いが気になるところかもしれないけれど、色は、時間が経つとともにともに汚れや経年変化でシルバーグレーに変色していくので、半年、1年ほどでほとんど気にならなくなる。
横板をウリンにしない理由は、節約と加工性のほかに、もう一つあり、少しでも上のほうが軽いほうが崩壊の危険が少ないため。
ウリン(やイペ)とセランガンバツやイタウバでは、重さが結構違う。
実際の重さを見てみると、
ウリン20×105×2000 4.2kg
セランガンバツ 20×105×2000 3.9kg
(イタウバも3.9kg)
となっていて、ウリンのほうがセランガンバツより12%ほど重たい。
また、1人で施工することを前提とするので、作業上も軽いに越したことはない。(もちろん、クランプをうまく使えば、ウリンだって十分に1人で作れるけど。)
フェンスは、横板にはそれほど大きな力が加わるものでもないし、常に水につかるような状態でもないのだから、そこまでウリンやイペにするのは、よほど見かけ状の美しさに完璧を求めるような場合でなければ、オーバースペックなのではないかと個人的には思う。
ちなみに、ここでは横板にセランガンバツとイタウバを挙げたけれど、サイプレスなどウリンとの色の差が大きいものでなければハードウッドといわれるものならば基本的にはどれでも大丈夫ではないかと思うので、手触りとか、色味とか、比べて自由な発想で楽しく作るといいのだはないかと思う。
タグ:フェンス
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2698039
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック