このブログを見てハードウッド製ウッドデッキDIYに挑戦した方から提供いただいた情報です。DIYer目線での貴重な情報は参考になると思います。
なおたさんの投稿
ウッドデッキブログ管理人様
なおたです。この度は大変お世話になりました。
以下、DIYしてみた感想などです。
デッキサイズ
2700×1000×400mm
ハードウッドの種類
イタウバ(小さい子供がいるため)
使用した資材と価格
ハードウッド購入先は木工ランド。丸のこは未所持のため、カットサービスを利用。
・束柱:70x70x900mm×4本=5,920円
・床板:20x145x2700mm×7本=18,270円
・根太:30x105x1200mm×6本=5,760円
・大引:20x105x270mm×2本=3,120円
・送料:5,230円
・ビス:錐込隊長 KT41(ハーフサイズ200本入り)=2,310円
錐込隊長 KT65(ハーフサイズ125本入り)=2,310円
・基礎石(羽子板付きピンコロ):400×12=4,800円
◆材料費計=47,720円
使用した道具
・インパクトドライバー:ブログで紹介されているもの(RYOBI CID1100)
・ドリルビット:
ブログで紹介されているF型錐(根太、大引用)
スターエム ウッドデッキ用皿取錐 3.5X10X60L 58XW-3560(床板用)
・クランプ4つ:金属製2つ、プラ製2つ。
・水平器:大小2つ
・ラチェット式荷締めベルト2つ
・サシガネ
・メジャー
・手袋
・油性マジック
・手ノコ(切欠き用に追加購入)
・ノミ(切欠き用に追加購入)
設計
・基本構造:ブログと同様の構造
・根太間隔:ブログで紹介されているシミュレーションサイトを参考
管理人が勝手に再現した設計図です。ご参考まで。
このブログで紹介している手順での設計(床板→束柱)
まずは作りたい大きさの枠を書く。
次に床板を貼る方向、板の幅を決めて書く。
床板に直交するように根田を書く。根田の必要数は根田ピッチにより変わる。
さらに根田と直交するように大引を書く。根田の両端は必須。大きなデッキなら中間にもう一本位追加することもある。
最後に根田と大引の交差点に束柱を書く。全箇所でなくてもよい。今回のケースだと、中間を抜いても大丈夫かもしれない。もちろん多いほど安心なのは間違いない。
製作手順
ブログの作業手順(外枠工法)に沿って進めた。
苦労した点
木材の反り(特に根太、大引の水平作り)です。
根太も大引も曲がりがない前提で作業を進めていました。なので外周4編はわりと思惑通り作業が進みました。
しかし、簡単だと思われた中央の根太設置で木材の反りの影響をもろに受けます。
大引の上に根太を設置しても水平になりません。
しかたないので1本ずつ、根太が水平になるよう設置しました。
そうすると大引と根太に隙間ができるのでクランプで引き付けて固定しました。
そうしたら、無理やり中央部の大引を引き付けたので、外周部分が基礎石ごと持ちあがってしまいました。
一度大引の固定を外し、外周部の基礎石まわりにコンクリートを流し込みました。
それでも大引を引き付けると浮き上がるため、管理人様のアドバイスに従って根太に切り欠きをつけたり、隙間が生じた部分には金具を差し込んでなんとか水平にしました。
床板も反りまくりで矯正が必須でした。矯正にはラチェットベルトが役に立ちました。
幅のある床材だったため人力では厳しく、バール+クランプも試しましたが、バールが木材にめりこんでしまい断念。
ラチェットベルトだと軽い力で矯正できました。
工夫した点
特にないです(笑)
感想
ハードウッドでのウッドデッキは終始反りとの戦いでした。
ネットでも書籍でも、根太や大引などの基礎部分の反りに関する記事は見当たらず、みんなどうやって反りを矯正しながら水平に設置しているのだろう?と今も気になっています。
加工(穴あけビス打ち)に関しては特に苦労はなかったです。
ともあれ、こちらのブログが製作意思決定〜設計〜製作に関して、専門書よりも大いに参考になり素人ながらウッドデッキを完成させることができました。
大変に感謝しています。
管理人より
なおたさん、この度は貴重な情報提供ありがとうございます。
工夫された点がなかったとのことですが、しっかり設計し、ネット通販で木材カットを利用したこと、反りに対応したこと、床板をラチェットベルトで矯正したことなどなど、工夫が山盛りあっての成功だと思います。
ハードウッドの反りはご指摘のとおり個体によっては相当のものもあり、かなり作業に影響する場合がありますね。ただ、自分の場合は慣れてしまっていて水平誤差の許容範囲が大きくなったり、矯正のコツがつかめたりで、無意識に対応していた部分かなと、改めて気が付かされました。今後、そのあたりのコツもご紹介していこうと思います。
こうした形で、コミュニケーションさせていただき、最後の成功報告までいただけたことに感謝します。
かわいらしいお子様と、楽しいウッドデッキライフになること間違いなしですね!
ありがとうございました!
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