2008年01月21日
「スウィーニー・ドット - フリート街の…」見てきました
今日、「スウィーニー・ドット - フリート街の悪魔の理髪師
」を見に行きました。この映画、テーマが「復讐」でありながらミュージカルと言う、ちょっとシュールなイメージがありますが、ミュージカルにありがちな「強引な歌と踊りへの移行」がなく、「あぁ、ミュージカルだったんだ・・・」って感じで楽しめます。
さて、この映画の評価ですが、私の様なひねくれ者からすれば(途中、ストーリー展開が読めてしまう部分もありますが)合格点以上が付けられるオススメ映画です。で、SAW4の時と同じくなるべくネタバレしないように気をつけて書きますが、純粋にこの映画を楽しみたい人は【感想:Start】〜【感想:End】は読まないほうがいいと思います。
【感想:Start】
まず私が「復讐」というテーマで思い浮かぶ映画が「SAW3」と「クロウ -飛翔伝説」です。前者の復讐は「正義」ではなく「私怨」であり、更にはそれを歪んだ形であきらめさせようとする主人公・ジグソウを通し、復讐を虚しいものと否定的に扱っています。対して後者は恋人を殺した悪党に対するもので、「勧善懲悪」の美しいモノに昇華させています。
ソウ3 DTSエディション
クロウ/飛翔伝説 DTSエディション
そして今回の「スウィーニー・・・」は両者を要素を上手く表現しています。虚しく、何も生み出さない狂気、しかし正義もあれば痛みも被る。肯定・否定の両面から「復讐」が描かれ、その矛盾を融合させる手段にミュージカルが使われているのではないか?と感じさせる展開で、ミュージカルにありがちな違和感が薄れています。
また、ラストシーンは意見が分かれると思いますが、私は「考えうる最高のハッピーエンド」だと判定します。もし映画を見られる方はクライマックスの臭いがし始めたあたりから、スクリーン上の各登場人物、それぞれに感情移入を試みてください。そしてラストは皆さんなりの判定をしてください。(そうすれば、私の性格を踏まえて「考えうる・・・」と言う言葉が分かると思います)
最近ありがちな「2度以上見ることを前提とした映画の作り」ではなく、妙なモヤモヤや不明確な点も残りませんし、久々に「見終わった」と言う気になれる作品でした。
【感想:End】
{a8.net http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1801062&GOODS_SORT_CD=103} {a8.net http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1801369&GOODS_SORT_CD=103} {a8.net http://item.rakuten.co.jp/book/5349132}
最後に。先日、ある集まりの飲み会で隣の席の女性が気を利かせてくれて料理を取り分けてくれました。しかし!全体の人数から見積もって、明らかに取りすぎな量をお皿に乗せて「どうぞ」と言い出した。ありがたいのですが、正直イラっと来ます。
う〜ん・・・これって神経質なのかなぁ?
さて、この映画の評価ですが、私の様なひねくれ者からすれば(途中、ストーリー展開が読めてしまう部分もありますが)合格点以上が付けられるオススメ映画です。で、SAW4の時と同じくなるべくネタバレしないように気をつけて書きますが、純粋にこの映画を楽しみたい人は【感想:Start】〜【感想:End】は読まないほうがいいと思います。
【感想:Start】
まず私が「復讐」というテーマで思い浮かぶ映画が「SAW3」と「クロウ -飛翔伝説」です。前者の復讐は「正義」ではなく「私怨」であり、更にはそれを歪んだ形であきらめさせようとする主人公・ジグソウを通し、復讐を虚しいものと否定的に扱っています。対して後者は恋人を殺した悪党に対するもので、「勧善懲悪」の美しいモノに昇華させています。
ソウ3 DTSエディション
クロウ/飛翔伝説 DTSエディション
そして今回の「スウィーニー・・・」は両者を要素を上手く表現しています。虚しく、何も生み出さない狂気、しかし正義もあれば痛みも被る。肯定・否定の両面から「復讐」が描かれ、その矛盾を融合させる手段にミュージカルが使われているのではないか?と感じさせる展開で、ミュージカルにありがちな違和感が薄れています。
また、ラストシーンは意見が分かれると思いますが、私は「考えうる最高のハッピーエンド」だと判定します。もし映画を見られる方はクライマックスの臭いがし始めたあたりから、スクリーン上の各登場人物、それぞれに感情移入を試みてください。そしてラストは皆さんなりの判定をしてください。(そうすれば、私の性格を踏まえて「考えうる・・・」と言う言葉が分かると思います)
最近ありがちな「2度以上見ることを前提とした映画の作り」ではなく、妙なモヤモヤや不明確な点も残りませんし、久々に「見終わった」と言う気になれる作品でした。
【感想:End】
{a8.net http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1801062&GOODS_SORT_CD=103} {a8.net http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1801369&GOODS_SORT_CD=103} {a8.net http://item.rakuten.co.jp/book/5349132}
最後に。先日、ある集まりの飲み会で隣の席の女性が気を利かせてくれて料理を取り分けてくれました。しかし!全体の人数から見積もって、明らかに取りすぎな量をお皿に乗せて「どうぞ」と言い出した。ありがたいのですが、正直イラっと来ます。
う〜ん・・・これって神経質なのかなぁ?