今日、久しぶりに仕事が遅くなって見られなかったけど、いつも楽しみにしているテレビ番組があります。深夜時代から好きだった「しくじり先生」って番組ですが、ゴールデンに移ってからも深夜のスタイルを堅持していていい番組。その3時間スペシャルにマリックが出演し、過去のハンドパワー云々がウソだと言っちゃいました(笑)

Ｍｒ．マリック告白「ハンドパワーは大ウソ」「きてます！って何が…」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/06/29/kiji/K20150629010636190.html

　録画をまだ見ていませんのでどんな話をしているか不明ですが、過去にスタジオでマリックの「気を送る」ってパフォーマンスを受け「来てます！」って言ってたタレント諸氏。いやいや、もちろん実際に"マジックのギミック"で何かを感じる様なパフォーマンスもありますが、つられて"気のせい"で言ってた方々も良い面の皮(笑)。

　まぁ、これらは笑い話ですみますが…しょせんマリックのパフォーマスを「ふぅ〜ん」程度で見てる人たちには今回の告白は何でもないでしょうが、ちょっと困った人たちの中にはマリックを超能力者と認定してた人も居たんですがねぇ。

　曰く、マリックをは自身の超能力をマジックを交えて演じる事で成功したパフォーマーであり、実際にはマジシャンでも理解できない演技がある、それが本物の超能力だ！って。いやはや、笑いを通り越して悲しくなることを言ったなぁ。

　さらにはマリックを引き合いに出して「彼に認められた」と吹聴してた自称超能力者もいましたし、かつてはカルト教団の教祖に利用され、事情聴取を受けたと言う逸話は有名。


　で、ここで言いたいのはマリックですら超能力の根拠にしてた信者どもプゲラ…ってのもありますが、ヤツラはこの発言すら本当の超能力者だけどあんな嘘をついて誤魔化してる！って言い出すのも想定のうち。もう一つは、どうしてもマジシャンってのは嘘をつくことでお金をもらってる人たちなんでそれなりにストレスがあり、そのためにウソを正当化したり一切の呵責を消したりと人それぞれ。

　今回のマリックの告白、何が目的なのかなぁ。単に一本の番組の収録用の発言なのかもしれませんが…そう言えば中国の超能力者をホンモノ認定してたりもあったなぁ。それに小躍りしてたビリーバーなんかも遠い記憶(笑)。

　先日、モヤモヤしながら使っていたスマホを買い替えました。

　２年前４月頃、石川行きの前にガラケーからスマホに買い替えた最初の機種でしたが、最近ではメモリもすぐにパンパンになるし、通勤時はネットを見たりもしますが、それを割り引いても職場に着くときには電池の残量が70%を切り、昼休み中に携帯充電器を使って充電。帰りの電車の中でも充電しながら帰ると言う状態でした。

　バッテリーもそろそろ寿命化と思い、ショップで状態を見てもらいましたがバッテリー自体には異常なし。こうなると、単純に本体の性能なりがカツカツでとにかく電池を食ってるんじゃないかと言われ、気持ちも傾いていたんで買い替え決定。

　イロイロと機種を選別したりプランと照らし合わせた結果、月々の負担が増えることなくそのまま機種変更に成功！「SH-10D」から「SH-04G」に変更できましたが、これが快適。使い勝手が変わったので手間取っている部分もかなりありますが、とにかくサクサク動いて電池の減り方も思った以上に遅いんで電池の心配はなくなったかもしれない。

　まぁ、割引の中にはキャンペーン中の頭金無料ってのもありましたし、ドコモを10年以上利用しているユーザへの特別割引もあり、イロイロと手を使った結果ですが…じつはキャリアの変更を検討した事は過去に数度あり、しかし家族3人分の乗り換えも面倒だと思ってたら10年以上たちました。おかげでイロイロと特典もありますが、実際はこまめなキャリア移動とどっちが得なんだろう？

　それを踏まえてMNP（モバイルナンバーポータビリティ）を利用して得をしてる人の話も聞きましたが、面倒くさいのと勝手な倫理観（？）から敬遠してました(笑)。で、こんなネタが。

【悲報】 MNP乞食がパケ死　148万円の請求で減免も却下される
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1845105.html

　いやいや、これは手続き云々で失敗したんでしょう。きちんとしたセットや割引などを使わなければこんだけ請求されるってのに驚きですが、逆を言えばこの価格設定ってのも言い値のような気もする。消費者センターに駆け込んだ方が良いんじゃないか？

　まぁ、実際には窓口に定期的に言ってプランを相談すれば意外と安くなるけど、この件に関しては即死レベルだもんなぁ。

　先日、未成年の某女優（？）がテレビ番組で裏方さんの職業蔑視に取れる発言をし、炎上すると言う騒ぎがありました。

　で、彼女の発言内容に関する意見は割愛しますが、その女優、映画のプロモーションで出演したものの逆効果になってしまいました。後日、当然の様にTwitterやブログで謝罪がありましたが、これも自分の発言に問題があったから謝罪しているのか、問題になったので謝罪しているのか…ってのはちょっと意地悪な見方かもしれませんが、ちょっと気になったのがブログのコメント欄。

　検索の最中に偶然見つけた彼女のブログの謝罪があるエントリ。まさかとは思いましたが、500を超えるコメントが寄せられていましたが、ざっと読んでも好意的（擁護する）コメントばかり。

　これ、当然ですが芸能人のブログのコメント欄ってのは検閲が入っています。問題のある書き込みなどが未承認で書かれる事を防ぐためには当然のことですが、逆を言えば「語るに落ちる」と言うか…結局馴れ合いの言葉だけをチョイスして表に出すくらいなら「謝罪と言う性質上、この記事に関するコメントはご遠慮いただきます」と書いた方が良かったのではないだろうか。

　正直、本音（「気にすることない」とか「批判しか出来ない人たちいっぱいいる」）をファンのコメントを使って語っている様にも見えてしまう(笑)。


　これ、まさかとは思うけど検閲入れてるのも本人だろうか？ちゃんとマネージャーやら事務所の人がやってるんでしょうねぇ？そうだとしてもお粗末だけど。

　ってか、そもそも現場にマネージャーとかいなかったの？カメラ止めてでも注意しなきゃ(笑)。

　いやいや、すがすがしいほどヒャッハー！もちろん、マッドマックス前３部作を見ていますが、今回のマッドマックスのイカレっぷりはお見事としか言えませんでした(笑)。この映画、はっきり言って主人公はいません。それぞれが感情移入できればそれが主人公。そう、それがたとえイモータン・ジョーでも!!



　もはやストーリーを語る必要もないでしょう。あらすじだけならホント、数行で終わります(笑)。しかし、その迫力とマシンのアイデアは必見。実際、前３部作の２作目と同等と考えると名悪役、ロード・ヒューマンガスに見劣りしないイモータン・ジョーも良いキャラクターですし、やっぱ炎のエレキギターはインパクトがありました。

　まぁ、ドラマとしては旧作の方が上って気もしますが(笑)。

　それでは恒例の【感想：Start】〜【感想：End】に。くどいようですが、この間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。

【感想：Start】

　実は今回も親父が経済新聞での評価を見て所望した作品。朝一で日本語吹替え・３Ｄ版を木曜のうちに予約しましたが、そう言えばEXILEのメンバーが声優をしてましたし、プロレスラーの真壁も声優をやってたのを思い出し、ちょっと不安でしたが杞憂に終わりました。

　セリフ回しや会話の機微が必要なシーンなんてほとんどありませんでしたんで(笑)。

　いや、とにかく悪党どものキレっぷりは爽快でした。暴走するマシンのアイデアもなかなかで、逃げる主人公の車を群がるように追いかけるシーンが実に壮観。北斗の拳をはじめとする退廃した世界観の原点となったマッドマックスシリーズの原点を見事に踏襲した映像が随所にみられました。

　まぁ、ストーリー的にはイロイロとツッコミたくなるところがありまくりですが、これは不問！正直言ってストーリーには良くも悪くも期待してませんし(笑)。

　全体として冗長なシーンが少なく、時間が短く感じたんで「目が離せない」と言う表現をして良いでしょう。オススメの映画です。

【感想：End】

　最後に。完全リメイクを避けて世界観だけを再利用するパターンが増えていますが、これは成功例と思います。この先、同様のセミ・リメイク（って言葉は勝手に作りましたが）の作品がいくつかあり、見に行く予定ですがなかなか幸先がいい感じ。

　とりあえず次は「ジュラシック・ワールド」かな？

　今日（「覚書ルール」では日曜）の「鉄腕ダッシュ」に後輩がチラッと写ってたが…それらしきこと、Facebookに書いてたから間違いないだろうなぁ（笑）。

　さて、今日はけっこう鮮度の落ちているネタですが個人情報流出について。ただし、例の年金問題ではなくりそな銀行中目黒支店から流出した芸能人の個人情報の問題について。もちろん年金の方も大問題であり、IT系のお仕事をしている私からしてお粗末としか言いようのない出来事ですが、このりそな銀行の事件は気持ち悪さでは上ではないかと思います。

りそな銀行個人情報流出事件まとめ＆りそな銀行の対応
http://francepresent.com/post-975/

　ちょっとした小話で、自分はスケベなんでそちらで雇って欲しいと言うメールがエロ本の編集部に届いたところ、編集部の返事として「マックバーガー見てよだれを垂らしてる店員、見たことある？」とし、仕事でそれらを扱ってたら無関心になっちゃうよ、と返していました。

　そう、仕事で"それ"を取り扱っている人間は、"それ"から個人の背景を読み取ることはしないと言うのが暗黙の了解であり、だからこそ"それ"をプロに委ねる。具体的に"それ"の例として、病院における病歴だったり、裸だったり。特に女性が異性の医者に肌を見せるとき、「個人の背景を読み取る」様な目で見られたら不快そのものでしょう。

　そして今回の銀行での"それ"は個人情報。これ、絶対に口座の入出金明細まで見てるでしょうし、その芸能人の振り込まれたギャラとか、支払いの履歴、いくら貯めこんでるかなど話題にしてるでしょう。さらに言えば、今回は芸能人であり、それをツイッターで晒すと言うバカをやってくれたおかげで知りえましたが、例えば地元の知人などの収入、支出を「個人の背景を読み取る」目で見られたらたまったもんじゃありません。

　しかし、銀行員はそれをやっていると言う事が良くわかりました。

　言い換えると、自分の名前を知っている銀行員がいる銀行に口座を持つと、懐具合は探られっぱなしと言う事になります。この「信用の失墜」について、りそな銀行はどう対処していくか？とてつもなく重要な問題です。

　例えばスーパーでのレジで、カゴの中の食材を見ながら「今夜はカレーですか？」と気安く声を掛けたつもりも、変に探られて不快だと言う人もいます。TSUTAYAのセルフレジはエロＤＶＤを借りる人間には重宝しているとの話には唸らされました（笑）。楽天なんかの閲覧履歴を元に出される広告なんかも、場合によっては迷惑極まりない場合もあります。


　いちおうプロと見込んでこちらが委ねているモノ。それは心でどう思ってても良いけどポーカーフェイスで処理し、守秘義務は守ってほしい。今回の母子は猛省を促したいんですが…はっきり言ってこの手の人たちはいくら説明しても何が悪いのか理解できないでしょうね。

　今日は最近ありがちのテーマではありますし、ある程度スケールの予想ができる映画。とは言え、結論から言うとその予想をちょっとだけ上回りましたが、正直『白ゆき姫殺人事件』の中村義洋監督ですから、既視感のある映像はちょっと…

　まぁ、以前にも書きましたが、今回は出演陣で見に行く事を決めた様な映画ですし、そのポイントは満足いく作品でした。



　翌日に行う犯行を動画で予告し、実行する謎の人物「シンブンシ」。警察の捜査をあざ笑うかのように配信元を偽装し、次々と犯行予告を配信する。彼は単なる思想犯か？確信犯か？それとも真の狙いが別にあるのか？

　それでは今日も恒例の【感想：Start】〜【感想：End】に。この間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。

【感想：Start】

　まずはこの映画で予告・実行される犯罪について。ストーリー上、犯す犯罪も凶悪なものではありませんがターゲットとされる人間が罪と罰のバランスが取れてない様な気がするし、ネット規制に乗り出そうとする議員以外は小者ばかりの印象が強く、ネット上でそれほど共感が得られるか？という疑問を感じました。

　続いて社会的に最底辺にいた彼らがどうやって犯行のために必要な道具を一式揃えられたのか？とか、ターゲットの身元確認をどうやったのか、いくら不法入国した外国人でも…など、モヤモヤした点が残ったのは確かですが、それは（いちおう）ファンタジーとして置いてストーリーを見てみると…

　映画の中盤、主人公がドロップアウトする件なんかはかなり身につまされる人も多いんじゃないか。少々誇張されている部分はありますが、場所によってはこんな所もあるかな？と思わせるブラックな会社が出てきて（これに対する制裁がなかったのが不思議）ちょっと見る側は精神的にダメージがあるかも。

　で、映画のオチとして中盤に語られる各メンバーの"夢"は条件付きですがいちおう実現したって事かな。ネタバレになりますが、最後の取り調べでそれぞれの供述のシーンは主人公の気持ちを汲んでの事でしょうし、それでいて気持ちの高ぶりを抑える演技なども良かったのですが、それにしてもちょっと期待外れとは言わないが、ちょっと消化不良気味な感じ。

　もっとスカッとした爽快感が得られるか、ドロドロした後味の悪さが残る方が私の好みですが、それでも合格点は出せる映画だと思います。

【感想：End】

　最後に。今週、見に行こうと思っていた映画がほかにもありましたが、やっぱ一人暮らしの頃の様な融通が利かないなぁ。

　この先、「マッドマックス」「ジュラシック・ワールド」「ターミネーター」と、完全なリメイクじゃないけど昔のコンテンツを引っ張り出したネタ切れに由来する映画に期待してしまう私。まぁ、ハズレを引きたくないって作る側も見る側も妙な落としどころとしてるのかな？

いやいや、ここんところ更新が途絶えていますが生きてます。

ってか、コメントのレスを自分で承認するの忘れてたり、なんだかんだあったりで・・・

とりあえず一言だけ。

「意識高い系の会社は息ができない！」

以上。

後日、まともな更新をしますんで。

　今日、ファーストデーと言う事でこの作品を見に行きましたが、予想通りなかなか重みのある映画でした。幸せな家庭に訪れた悲劇、それに対し勝手な理屈で誰もが救われると信じて主人公の取った行動が多くの悲劇を生む。

　今回はオススメの映画なんで、もしも見に行く可能性があるんなら予告編も見ない方が良いかも。



　幸せの絶頂を迎えている刑事、アンドレアスは踏み込んだ現場で薬物依存のカップルの間に生まれ、育児放棄されている赤ん坊を見つける。条件がそろわず保護の対象から外れたその赤ん坊を気に掛ける中、対照的に愛情を注いでいる我が子が突然死してしまう。

　このまま育児放棄が続けば最悪の事態を迎えるかもしれぬ赤ん坊と亡骸となった我が子。アンドレアスは一線を越えてしまう…

　それでは今日も【感想：Start】〜【感想：End】に入ります。この間にガッツリとネタバレがありますんでご注意を。

【感想：Start】

　この映画、私だけが納得する例えをするとしたら、デパートや催し物会場に出てる美味しそうなわらび餅を買って帰ったら、予想通り美味しかったって感じ。いや、シュークリームでも唐揚げでもなくわらび餅（笑）。

　話を戻すと突然死した我が子を、どう考えても幸せになれるとは思えないほど劣悪な状況で育てられている赤ん坊と我が子の亡骸をすり替えてしまう主人公が、呵責に苛まれながら悩むストーリー。感情移入しながら見ていくとこちらも辛くなる、内容ですし予想がつかない映画です。

　赤ん坊をすり替えるシーンは、今までにそれ以上に酷い犯罪シーンを多く見てきているにもかかわらず、やっぱりグサッときますし、子供のすり替え後の「ある大きな事件」の後、子供を失って本当に狂ってしまったのは妻なのか主人公だったのか、家族のつながりとは何なのか、なぜそこまでして子供を手に入れたのか…など、考えさせられてしまいます。

　ちなみに妻の呵責は「鬼子母神」の心境かと思いましたが…

　また、ベッドでの他愛のない冗談にマジ切れする妻、冷たくなった我が子を抱きしめ気が動転する妻、来客を追い返す方便に自分の体調を理由に使われたと激怒する妻…その不可解な行動を取る伏線もしっかりと、そして分かりやすく回収する流れも深く考えすぎずスッと入ってきます。

　全体的に軽くもなく、かと言って数日引きずるほど重くもなく、納得できるエンディングも含め上手くまとまった映画でと思います。

【感想：End】

　最後に。仕事帰りに映画が見られる幸せ、前回の現場からは本当に考えられない（笑）。

　これで今年の前半の低かった鑑賞ペースが巻き返せそうだ。