姪っ子(長)のリクエストに応え(ほとんど予備知識が無いまま)土曜にこの映画を見てきましたが、やっぱ上映時間の短さ、ストーリー展開の遅さ、思い入れナシ…と、割高感はありましたが、3部作の1作目として捉えるとまずまずの内容だと思います。
友達のいない主人公、阿良々木暦が同じ高校の優等生、羽川翼と仲良くなるが、彼女との他愛のない話の中で金髪美女のバンパイアの存在を聞く。夜、出歩くのは気を付けるように言われるも、深夜の地下鉄の駅で四肢を失ったそのバンパイアと出会ってしまう。
それでは恒例の
【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。と、三部作の一作目なんで、どうしてもネタバレになりますんでご注意を。
【感想:Start】 あらためてこの映画の上映時間について触れなければなりません。上映時間、たったの62分!
大人料金で1500円、姪っ子の高校生で1500円ってちょっと高くない?と言うと、連れて行ってもらいたい一心の姪っ子は「アニメだからそんなもんだよ!!」と熱弁(笑)。ただ、序盤の展開から言って時間の配分に疑問が残る様なシーンの連続だったんで、(最後まで見ないと何とも言えないけど)前後編でまとめられるんじゃない?ってのが正直な感想。
加えて(ここ、ネタバレ)主人公が吸血鬼になってしまい、人間に戻る術を探るなどの展開はこれと言って目新しいものでもないんですが、それでも人気があるって事はこの先にもっと引き込むような展開があるだろうか。一作目があっさりしすぎているんで、逆に期待させられます。
他、内容について細かな点をいくつか。この話の時代設定がよくわからない。走っている車のデザインが昭和40年代くらいの古臭い型ばかりなのに、スマホを使ってた。あと、主人公が右手に腕時計をはめてて「?」ってなったけど、姪っ子曰く「主人公は左利き」とのこと。ここはしっかりしてたなぁ。あと、どさくさ紛れに横山まさみちの『やる気まんまん』のキャラが出てたけど、もちろん姪っ子は知らないだろうし解説もしなかった(笑)。
とりあえず三部作なんで、ここで無駄な表現と思われたものが最後に効いてくるって事もあるんで何とも言えない所も残し、個人的には姪っ子の誘いが無けりゃ見なかっただろうなぁ…って作品。ゆえに、オススメとも言えないが、止めた方が良いとも言えない。
すべての答えは完結編までお預けかな?
【感想:End】 最後に。ちょっと気になった…で言えば、映画泥棒のCMについて。
カップジュース男(?)がタブレットをスクロースさせてるけど、手袋は対応してるんだろうか?あのタイプの手袋ってあったっけ?