今日のネタはこれで。

Webコミック『辱』第0話が掲載中止に　 佐藤秀峰氏「編集者という人たちも劣化した」
http://getnews.jp/archives/1346493


　えっと…簡単に解説をするとグロ描写ゆえにネット配信していたマンガを、いろいろ意見を受けて掲載を取りやめたって事ですが、これって紙媒体だと回収なんて話になるけど、ネットだとこれができるんで楽（笑）。

　それに対し「ブラックジャックによろしく」などで有名な漫画家、佐藤秀峰氏が差別表現などを問題視し「編集者という人たちも…」との言葉がありましたが、私は単なる稚拙な話題づくりじゃない？としか思っていません（笑）。

　と言うのもこの作品、すでに２ちゃんで話題になって私も見てみましたが、単に残酷な表現（と言うよりも絵）を並び立てただけで、ストーリーに深みも何もなく、完全に斜め読みしてしまいました。上記リンクでの表現を引用すると「美少女キャラたちが身体を拘束された男性を刃物で解体していくシーン」ってありますが、完全に視点が解体側の少女側からだけで、男性の背景などが意図的になのか描かれてないため、グロシーンの羅列にすぎませんでした。

　編集者の劣化と言うなら、これにＯＫを出した事かな（笑）。


　最近のマンガは本当に数パターンの乱発ばかり。ゾンビが出るパターン、理不尽な異世界（特にネット世界など）に引き込まれるパターン、命がけのゲームをやらされるパターン、特殊な能力を持った者同士が闘うパターン、圧倒的な敵に人類が追い詰められるパターン…ぐらいかな？

　もちろん、これに恋愛やスポーツ、格闘、ウンチク系の定番を加えればほとんどのマンガを網羅してしまうのは当たり前でしょうが（笑）。


　閑話休題。ネット上では簡単にマンガが読める状態になっていいますが、雑なマンガが多いなか雑誌社のサイトとして、ある程度のクオリティは保っていてほしいものです。

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