2008年01月19日
そんな水炊き、食べたことない
今日、久々に仕事の後輩を連れて飲みに行きました。いやいや、この手の飲み方では何年かぶりの旨い酒でした。
ネタ切れ状態ならこの話で一日分の覚書が終わるのですが、今日は予告どおり「ためしてガッテン」の番組のねつ造疑惑について。まずはこちらのサイトをご覧ください。問題があったのは「巌流島水炊き決戦」のくだりです。
調理一新!水炊き元年
http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2008q1/20080109.html
この記事の中で「水炊き調理に自信のある4組に参加してもらい」とありますが、番組中ではその4組がスタートと同時に鍋に昆布を入れ始めました。
はっきり言ってありえません。
福岡に住む私、いまだかつて昆布ダシで作った水炊きを食べた事がありません。同時に、九州内で昆布ダシで水炊きを作ると言う話も聞いた事がありません。しかし、「水炊き調理に自信のある4組」が揃いも揃って何の疑問もなく昆布を鍋に放り込むなんてありえません。
もちろん、鶏の水炊きを作る時には「鶏ガラ」を使うのは常識中の常識。しかし、番組後半に「昆布だし VS 鶏ガラだし どっちが美味?」と言うコーナーにて、鶏ガラの旨さの科学的な解析結果を見せたいために昆布ダシの使用を強要したのでしょう。
もしくは用意された材料に鶏ガラがなかった可能性も高いのですが、私ならいっその事、昆布は使いません。その代わり、骨付きの部位を先に使い、食べる直前にモモ肉を投入し、中心がうっすらと火が通るくらいでOK。自宅で調理する場合はシャトル鍋などを使い、60度をキープして30分以上かけて鶏に熱を通すなどの工夫をしますが、とにかくアレはなかった。
それから「究極のだし材を探せ! ゼラチン選手権」としたコーナーで手羽先最高!としていますが、これも常識中の常識。
自称・水炊キングの私、母の作る料理に文句を言った事はほとんどありませんが、水炊きに関しては一度「不味い」と言った事があり、それならばと私が作り、その言葉を納得させた事もありました。そしてこの覚書を読んでいる人の中には、私の水炊きを食べた事がある人もいるはず。(絶賛のコメントを入れておくように!)
そのくらいに水炊きに関して知識があったから、そのいい加減差に気が付きましたが、NHKの「ためして・・・」もちょくちょくこんな事をやってるんでしょうねぇ。
//www.strapya.com/products/4076.html |
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