2007年09月22日
2年間の軟禁?
「福祉」と言う言葉で、とことんトンデモな土地、それが我が出身地でもある北九州。生活保護の打ちきり(と言うか「引き剥がし」?)もありましたが、今度は子供でトンデモな事がありました。
幼い姉妹、保育園で2年間生活=両親と連絡取れず−園、市に報告せず・北九州
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007092100986
昔、24時間のファミレスで2日間粘った男性が無銭飲食で捕まったとか言うニュースを見た覚えがありますが、あまりの長時間を不審に思った店長が一度会計を済ませてくれと声を掛けたのがきっかけだったように記憶しております。
そしてこの事件の場合、誰がどう言い訳しようとも気が付かないわけが無い。極端な話、そこに勤めている保育士の中には彼女達よりも後から入ってきた人もいるのでは?
>厚生労働省の指針は、24時間滞在が週5日以上となった園児がいた場合、
>速やかに自治体に報告するよう定めているが、園は報告を怠っていた。
通報のきっかけを失っただけで、そこにいる関係者の全てが「おかしい」と気付いていたのも事実でしょうが、これでホッとしたと言う関係者も多いのではないかと思います。そしてこの様な変則的な生活を2年間も送った彼女達が気になります。
また、数年と言うのはもちろん、保護者と数日連絡が取れないのは珍しいパターンですが、24時間前後なら子供を預けたまま連絡が取れなくなる保護者はそんなに珍しくはありません。かと言って24時間を超えた時点で子供を追い出すと言うわけにも行かない事は、先日の「踏み倒し」をテーマにした覚書でも書いたところです。
そんでもって、こんなニュースを見ると「他にも長期滞在園児が他にもいるんじゃないか?」と考えてしまいますし、同時に子供を預ける保護者に対する託児所側の審査(?)が厳しくなるんじゃないかと心配しています。
最後に。もちろん明日も仕事です。で、その後に自社にて(休日なのに)面談をするとすると言われちゃいました。いやいや、気が休まらないねぇ(笑)。