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ハナミズキ

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 マンション入り口の通路に5本のハナミズキが植わっている、
花も立派だが紅葉が見事だった。
ただ入り口脇に植わっている一本は真っ赤にならず、地味な灰色を帯びている。
何時かは赤くなるだろうと見る間に、手前の4本は紅葉の峠を超え散り始めた。
そんな今朝、NHKで紅葉の原理を説明していた。
もともと葉っぱには緑と黄の要素を持っているが、
緑の要素が強いので初めは緑色に見える。
気温が下がってくると緑の要素が衰え、黄色が目立って来るとのこと。
では赤は、赤色はもともとなく、紫外線を浴びる事により、作られるものと説明。
なるほどと納得、入り口近くは日照時間が短いのだ。
でも近づいてみると、実は毒々しい程の赤さでしっかりと生っていた。
恵まれぬ環境でも、頑張ってねと言ってやりたい。
立派な実には、見かけ通り毒があるので注意が必要。
ハナミズキは1912年にワシントンに贈った桜の返礼として2015年に
日本にやって来たのが始まりらしい。
花言葉に「返礼」とあるのも面白い。

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