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国を守る地下  つづき

 前回、国防の為に地下開発を書いた。
防衛費増額が言われるこの頃、地下開発も国家の防衛とならぬか。
我らは宇宙には飛び出したが、足元の地下はまだまだ未開発。
南アフリカにある世界一深い鉱山が3.6Km、穴ではロシアの12Kmだそうだ。
地球の半径6,357Kmから見ると、千分の1・2だ。
深さ6Kmでは地温は200度、もう少し掘れば蒸気発電も可能かも。
勿論レアメタルを含む新たな資源も見つかるだろう。
深さと言えば日本の太平洋側に横たわる日本海溝は8000m。
深さ5000〜6000mでの水温は1度とある。
10m潜る毎に1気圧上昇だから深海では500倍以上の圧力、而も低温。
温暖化の原因となる二酸化炭素の貯蔵にも役立つかも。
陸も海も深部はまだまだ未開の地、新開発を目指せば、
新しい技術が芽生え、再び技術立国日本が実現できる。
夢みたいな話ですが、若者よ夢を持とう。
傘寿の万年青年の戯言が実現する日と世界平和を祈ります。
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