2019年10月28日
霧島六社権現【霧島岑神社】 宮崎県小林市の神社
創建年代は不明ですが、天孫降臨から日向三代に
関わりの深い神社とされています。
「続日本紀」 に「平安時代初期の仁明天皇承和4年、
日向国諸県郡霧島岑神社は官社に預かり、
のち従五位を授けられた」と記され、
社の名が記されているほど、古く由緒のある神社です。
村上天皇の時代(平安時代中期)に
霧島山などで修験道の修業を行った性空上人によって
整備された霧島六社権現のひとつ。
霧島六社権現とは、宮崎県と鹿児島県の県境にある
霧島山の周辺にある以下の6つの神社の総称です。
霧島神宮・霧島岑神社・霧島東神社・東霧島神社
狭野神社・夷守神社 (明治時代に霧島岑神社に合祀)
当初は高千穂峰と火常峰(ひのとこみね、御鉢の旧名)
の中間地点「背門丘(せとお)」にあったが、
度重なる噴火により、たびたび社殿などが焼失。
享保14年(1729年)夷守岳中腹に社殿を再建、
明治初頭まで鎮座した。
明治6年(1873年)霧島六社権現の一つであった
夷守神社を合祀した後、夷守神社跡地に遷座し現在に至る。
御祭神:
瓊々杵命(ににぎのみこと)
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
鸕鷀草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
本来この社は「霧島岑神宮」と呼ばれ、
本社となるところを、明治政府により
分社の霧島西神社が霧島神宮となり
本社のようになってますが、
今でも霧島岑神社では六社権現の中心権現として
本宮の御神体を奉斎しています。
鎮座地
宮崎県小林市細野4937
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11683597
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック