2022年11月15日
日本最古の気象台 【綾部八幡神社】佐賀県三養基郡みやき町
文治5年(1189年)に起こった
源頼朝と奥州藤原泰衡の争い(奥州合戦)に、
綾部荘の地頭職にあった綾部四郎太夫通俊も
弟の加世新太郎通宗等を率いて従軍した。
その際に鎌倉の鶴岡八幡宮に参詣して
祈念を込めたところ戦功を挙げたことから、
元久2年(1205年)に鶴岡八幡の分霊を勧請し、
加世新太郎通宗を宮司として居城である綾部城の麓に
八幡神社を建立した。
また、社領百町歩を寄進して
東肥前の鎮護の神としたとされている。
室町時代には、
足利一門の渋川氏が綾部城を九州探題府兼肥前守護所の拠点としている。
中世には宇佐八幡宮弥勒寺領綾部荘の鎮守八幡宮であり、
慶長3年(1598年)には鍋島直茂が祭資を供進し
綾部郷(佐賀藩が設けた行政区画で現在の上峰町・中原町辺り)の
宗社とした。
日本最古の天気予報といわれる「旗上げ神事」「旗下ろし神事」では、
旗の巻き具合で風雨の襲来や農産物の豊凶を占います。
御祭神: 応神天皇、神功皇后、住吉大神、武内宿祢、風神二柱
御利益
五穀豊穣、武運長久、出世開運、成功勝利、安産、子育て守護、
厄除け、病魔退散、家内安全、延命長寿など
鎮座地
佐賀県三養基郡みやき町原古賀2338
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