2021年06月15日
日本三大稲荷 【祐徳稲荷神社】佐賀県鹿島市
伏見稲荷大社、笠間稲荷神社とともに
日本三大稲荷の一つに数えられ、
衣食住、生活全般の守護神として、
商売繁盛、家運繁栄などで尊崇されている。
別名『鎮西日光』と称される。
由緒
鹿島藩主鍋島直朝夫人で、
後陽成天皇の孫・左大臣花山院定好の娘の萬子媛(まんこひめ)が、
朝廷の勅願所であった稲荷大神の御分霊を勧請したのに始まる。
萬子媛が嫁ぐ際、父から稲荷大神の神鏡を授けられていた。
貞享4年(1687年)、石壁山に社殿を建立し、
萬子媛自ら奉仕していたが、宝永2年(1705年)、
石壁山窟の寿蔵にて、断食して入定を果たした。
以降、萬子媛の諡名から「祐徳院」と呼ばれるようになり、
祭神の稲荷神とともに萬子媛の霊験により信仰を集めた。
明治の神仏分離により仏式の行事を廃し、祐徳稲荷神社に改称した。
その際、萬子媛が入定した寿蔵は境内社の石壁神社とされ、
萬子媛に「萬媛命」の神号が贈られた。
御祭神
倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)
大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ・天細女命)
猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)
御利益
商売繁盛、家運繁栄、縁結びなど、
さまざまなご利益が得られるそうです。
鎮座地
佐賀県鹿島市古枝乙1855
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