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巨人の内紛に思うこと

日本シリーズ中から、今に至るまで
アホどもがなにやら騒いでいますね。

以前書いた(リンクは→ コチラ)ように大嫌いな球団なので、
どんどんやれ〜、って基本的に思ってますが、
結局日本野球界の構造の問題のような気がしています。

大嫌いなナベツネの野郎がワンマンなのは
今に始まったことではなく、
今さら声を上げて告発したところで、とは思うんですけどね。


ところで、ナベツネ氏のワンマンぶりを紹介する際に、
NYヤンキースの名物オーナーで、ワンマンぶりで
有名な故ジョージ・スタインブレナー氏のことが
引き合いに出されることが多いです。

確かに、口も金も出すやり方はちょっと似ていますが、
スタインブレナー氏はあくまでも自チームの範囲で
ワンマンぶりを発揮していました。

リーグ運営や、他チームのことにまで口出しはしなかった。


さらにメジャーには贅沢税(ラグジュアリー・タックス)
という制度があります。

これは、チーム(40名のロースター枠分)の年俸総額が
基準額を超えた場合、超過分に一定の率をかけて
徴収するという制度。

その50%が選手の年金基金、
25%が野球産業の育成、
残り25%は高校野球制度を持たない国の選手育成基金
としてコミッショナー側で運用します。

ヤンキースは、資金力にモノを言わせて
大物選手を多数獲得してきましたが、
その分、リーグにもお金を払って貢献している訳です。


翻って、日本球界ですが、
巨人は資金力にモノを言わせて
大物選手を多数獲得してきましたが、
そこで終わりです。

リーグや球界の発展のためには
びた一文払っていない。

自分たちはわがままし放題、
さらに他チームやリーグ運営にまで
口出ししようとする。

内紛問題より、よほどそちらの方が問題だと思います。


ベイスターズの買収問題の話、
オーナー会議の承認は必要なのでしょうが、
ナベツネにお伺いを立てる必要はないと思います。

談話を取るなら、まずコミッショナーでしょう。
次に各チームのオーナーだと思います。

すでにオーナー職を辞しているナベツネに
真っ先に話を聞かなくてもいいんです。

そういった意味では、マスコミ各社も
そのワンマンぶりを助長している気がしてなりません。


そういった点からも、プロ野球を自分の私物だと勘違いしている
節があるのが、どうにも気に入らない。

院政で、裏で手を回すのはいいでしょう、
巨人軍の中ならば。

内紛も、勝手にやればいいです、
球団内の問題でしょ。

巨人内のコンプライアンス云々ではなく、
プロ野球機構の健全な組織づくりこそが
重要だと思うんですよ。


頂点が巨人=ナベツネではなく、
コミッショナーとなる運営体系が
構築されることを切に願います。
   
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