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フィルターの向こう側

暑い日が続いていますが、
皆さんお変わりないでしょうか?

私はちょっと夏風邪気味。
鼻水が止まりませんよ。


さて、この週末は今年3度目の花火見物に出かけました。

お隣さいたま市には大きな花火大会が3つあるようですが
そのうちのひとつ、東浦和の大間木公園の花火です。

東浦和在住の知り合いに事前リサーチしていたので、
公園までは行かず、ちょっと手前の高台の道路に
レジャーシートを広げて見物しました。

昼間の日光を吸収したアスファルトは
花火の時間になっても熱く、
置いてあったドリンクがすぐにぬる〜く
なっちゃうのが辛いところでした。

確保した場所は花火までの距離が近く、
生涯でも1・2を争うほど大きく花火を
楽しむことができました。

開始当初はインターバルの長い
単発での打ち上げで、どれほど
時間がかかるのかと思いましたが、
そのうちバンバン上がりだしまして
盛大でしたよ。

連日のお出かけで娘が疲れちゃったので
少し早めに引き上げてきましたが、
帰る途中にもビューポイントを多数発見。

来年は別の場所からチャレンジしてみても
いいかもね、なんて言って帰りました。


さて、タイトルに書いた"フィルター”の話。

今回お話しするフィルターとは
スマートフォンのことです。

花火見物をしている周囲では
スマートフォンを眺めながら
花火見物している人が多数いました。

いや、写真を撮りたい、
ムービーを撮りたい、って気持ちは
わからなくもないんですよ。

でもね、ず〜っと画面を見てる。

先に書いたように、
私にとっては生涯でも上位に入る
でっかい花火が楽しめたんです。

でも、スマホの画面を通しちゃうと、
望遠してるのかもしれないし、
サイズの大小が伝わらないですよね。

ちょっと撮って、あとは見物すればいいのに、
ずっと画面を通して見ている姿に
ちょっと怖いものを感じました。


古い話になりますけど、
秋葉原の通り魔殺傷事件の時に
携帯のカメラを構えて
ずっと事件の顛末を追っかけていた群衆が
テレビカメラに写っていて、
とても気持ち悪い気持ちになったんですが、
それと同じような感想を抱いたわけです。


この人たちはデジタルデータとしてしか
外部のものごとに接触できないのかな、って。

それは先日の広島の暴行死体遺棄事件で
強く感じたんですけど、
人間関係もネットを通じてしか
構築できていないというか、
現実感のない希薄な関係が
当たり前になっちゃてるのかなぁ、と。

例えば、昔は女の子の連絡先(電話番号)を
もらうにも苦労したし、
入手後も(親父さんが出たらどうしよう)みたいな
緊張感があったりして、それを乗り越えて
関係を構築してたんですよ。

ケータイとかスマホが普及したことで
連絡先=個人になってるから、
そこから踏み込む必要がなくなっちゃった。

簡単に交換してもらえるし、
立ち入らなくてもコミュニケーションできちゃう。

だから希薄なのかな〜、
花火の感動もフィルターを通さないと
共有できないのかな〜、って
ちょっと怖くなったんですよね。


下世話な話ですが、こういった若者の
セックスはどうなってるのかなぁ。

まさかスマホ見ながらじゃないと
何もできない、なんてことない…よね。
   
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