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2015年05月01日
2015年のGW(ゴールデンウィーク) 北海道は道北と道東が人気?
今年の桜開花は例年よりもはやかったが、どうやらこれがゴールデンウィークの行動に影響しているらしい。
ローカル放送の「みんなのてれび」(フジ系、北海道文化放送)によれば今年は例年人気の函館よりも道東や道北に人気が集中しそうとのこと。理由は桜の開花状況にあり函館では既に散り始めだが、道東、特に新ひだか町の静内にある「静内二十間道路桜並木」ではちょうど満開が5/2あたりにぶつかり、人気が出そうと報じていた。
で、静内二十間道路桜並木とはなんだろうと調べてみたらこんな画像が出てきた。
道路の両側にたくさんの桜が並んでいる。画像元のページのよれば日本一の桜並木で約3000本の桜が直線7kmに渡って咲き誇るそうだ。
さらにこの付近には屋台が出展されており、静内名物のかじかのギョロッケ(コロッケの魚バージョン)やホエー豚の肉まんなど販売されているらしい。これらを含めた「第52回しずない桜まつり」は2015年5月2日(土)〜5月10日(日)の日程で開かれれるようだ。
画像を見る限り左端の道路は自転車が走れそうな道路で、ここを自転車で駆け抜けたらさぞ気持ちいと想像したのだが、ちょうどゴールデンウィークで人が多いことからこの道を通る歩行者も多そうだ。かつ、上記の通り2015年の人気スポットとなりそうなことからここに到着するまでにも渋滞しそうで、気軽に行けそうな状況では無いかもしれない。
自転車のことは置いておいて、普通に散策するだけでも見応えのある桜並木なので多少の混雑は覚悟できるなら行く価値はありそうだ。テレビ情報によれば桜の見頃は5/3日頃までとのことなで、静内二十間道路桜並木へのお出かけを計画している人は少し注意したほうが良さそうだ。
ローカル放送の「みんなのてれび」(フジ系、北海道文化放送)によれば今年は例年人気の函館よりも道東や道北に人気が集中しそうとのこと。理由は桜の開花状況にあり函館では既に散り始めだが、道東、特に新ひだか町の静内にある「静内二十間道路桜並木」ではちょうど満開が5/2あたりにぶつかり、人気が出そうと報じていた。
で、静内二十間道路桜並木とはなんだろうと調べてみたらこんな画像が出てきた。
道路の両側にたくさんの桜が並んでいる。画像元のページのよれば日本一の桜並木で約3000本の桜が直線7kmに渡って咲き誇るそうだ。
さらにこの付近には屋台が出展されており、静内名物のかじかのギョロッケ(コロッケの魚バージョン)やホエー豚の肉まんなど販売されているらしい。これらを含めた「第52回しずない桜まつり」は2015年5月2日(土)〜5月10日(日)の日程で開かれれるようだ。
画像を見る限り左端の道路は自転車が走れそうな道路で、ここを自転車で駆け抜けたらさぞ気持ちいと想像したのだが、ちょうどゴールデンウィークで人が多いことからこの道を通る歩行者も多そうだ。かつ、上記の通り2015年の人気スポットとなりそうなことからここに到着するまでにも渋滞しそうで、気軽に行けそうな状況では無いかもしれない。
自転車のことは置いておいて、普通に散策するだけでも見応えのある桜並木なので多少の混雑は覚悟できるなら行く価値はありそうだ。テレビ情報によれば桜の見頃は5/3日頃までとのことなで、静内二十間道路桜並木へのお出かけを計画している人は少し注意したほうが良さそうだ。
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2015年04月29日
桜が咲いた 北海道
高気圧の影響で北海道も暖かい日が続き、ついに旭川でも桜が開花した。この時期特有の光景で、河川敷を走っているとやさいい色で満開となった桜が気分を盛りたてるものである。
というわけで、いくつか写真におさめたらいいなぁと思った景色を撮ってみたのでアップすることにしよう。
ここは上川総合振興局庁舎。かつては上川支庁とよばれていたところ。建物のまわりには写真のように桜が植えられている。
こちらは永山付近の河川敷の様子。左奥に見える白と黒が混ざった物体は冬期間に排雪で持ち込まれた雪山。元々雪は白いが、冬期間にすべり止めで砂をまきかつ除雪車はその上に積もった雪も含めて削りとってダンプでもってくるため、時期が来て溶けるとこのように砂のほうが多くなると思われる。桜と排雪の雪山が一緒に映る光景は雪国ならでは。今年は雪が少なめだったので、雪山の堆積率も低い。
変わって今度は神楽岡公園の桜の様子。
別角度から。河川敷沿いに桜がかなり植えられているのでここも走っていて気持ちいスポットである。当日は気温がこの時期にしてはかなり高めで、桜の下でお弁当を食べる家族も結構見受けられた。そして一番気づいたのは河川敷を走っているとそこそこスポーツタイプの自転車とすれ違ったことだ。やはり暖かくて乗りやすい気温だし、祝日の休日ということで自転車に乗ろうとした人が多かったのだろうか。個人的には弱虫ペダルの影響もあってスポーツタイプに乗る人が増えているのかなぁと感じだ。
というわけで、いくつか写真におさめたらいいなぁと思った景色を撮ってみたのでアップすることにしよう。
ここは上川総合振興局庁舎。かつては上川支庁とよばれていたところ。建物のまわりには写真のように桜が植えられている。
こちらは永山付近の河川敷の様子。左奥に見える白と黒が混ざった物体は冬期間に排雪で持ち込まれた雪山。元々雪は白いが、冬期間にすべり止めで砂をまきかつ除雪車はその上に積もった雪も含めて削りとってダンプでもってくるため、時期が来て溶けるとこのように砂のほうが多くなると思われる。桜と排雪の雪山が一緒に映る光景は雪国ならでは。今年は雪が少なめだったので、雪山の堆積率も低い。
変わって今度は神楽岡公園の桜の様子。
別角度から。河川敷沿いに桜がかなり植えられているのでここも走っていて気持ちいスポットである。当日は気温がこの時期にしてはかなり高めで、桜の下でお弁当を食べる家族も結構見受けられた。そして一番気づいたのは河川敷を走っているとそこそこスポーツタイプの自転車とすれ違ったことだ。やはり暖かくて乗りやすい気温だし、祝日の休日ということで自転車に乗ろうとした人が多かったのだろうか。個人的には弱虫ペダルの影響もあってスポーツタイプに乗る人が増えているのかなぁと感じだ。
2015年04月26日
「高齢者の歩行実態」〜なぜ高齢者は飛び出すのか〜 北海道警察より
(自動車や自転車にかぎらず)街中を走っていると、交通量が多いのにもかかわらずお年寄りが無理に横断しようと飛び出してくる光景を目にすることがある。特に自動車に乗っている時に出くわすことが多いがこれにはきちんとした理由がある。
北海道警察では「高齢者歩行者の行動実態」と題して統計やドライブレコーダー、街中を実際に観測してその原因と対策をまとめたビデオを平成27年4月に公開した。自動車の運転中だけでなく車道を自転車で走っている時にも高齢者が飛び出してくるケースはたまにあるので安全運転の参考として要点を紹介しよう。
まずは北海道の事故統計とその内訳だ。過去5年間の類型では65歳以上の高齢者の事故が全体の4割以上あり、その高齢者の中でも歩行者が一番多くなっている。
次に参考までに北海道の高齢者人口の推移。全体で見ると人口はゆるやかに減少しているが、高齢化社会を迎え北海道でも年々65歳以上人口の割合が多くなっている。これからも高齢者が増えることが予測されることから、事故で一番多い65歳以上高齢者&歩行中の事故を分析し対策することが重要のようだ。
続いて本題へ。高齢者が飛び出す要因の一つに「接近する車との距離感・速度感の把握が困難」という理由がある。
画像のように年齢を重ねると判断能力が衰え、接近する車が速いのか、遅いのか判断に時間がかかったり不正確になっているのだ。具体的には接近する車を確認して横断できるかいなかの「見切り時期」の判断が難しいということである。高齢者以外の人であればたとえば左から来る車の速度から何秒後に目の前を通過するか、自分の横断がそれに間に合うかを瞬時に判断し、さらにいえば横断スピードも高齢者より速いために事故は起こりづらいが、高齢者の場合は判断が難しく、かつ横断時間も遅いために事故に合いやすいとビデオでは言っていた。
この他にも要因があるのだが、まとめるとこのようになる。
(今一度抜き出すと・・・)
----------------------------------------------------
○左右の安全確認の動作が遅い
○横断開始の判断が遅い
○視線が足元にいきがち
○横断中の左右確認がない
----------------------------------------------------
となっている。視線が足元にいきがちなのは加齢による足の衰えからよく足元を注意するようになるためとのこと。
さらにこれが夜間では前方に歩行者が居ることの認識が遅れ、昼間よりも事故に繋がりやすいと紹介していた。
特にライトの構造上、右前方は左前方よりも照射範囲が狭く発見が遅れやすいとのこと。また、高齢者自身もヘッドライトの明かりしか接近の判断材料が無く、昼間よりも「遠いのか、近いのか、速いのか、遅いのか」の判断が悪くなる。この2点から夜間の高齢歩行者事故がおこりやすくなるそうだ。
高齢者の飛び出しは体の衰えから来るところが多く、本人はあまり自覚は無いものの結果として原因を招いていることが動画でわかった。高齢者自身もこのことをしっかりと認識し危険な横断など行わないように心がけて欲しいが、自動車や自転車に乗る側も高齢者(歩行者)が居そうな住宅街や商店街などではスピードの出しすぎに注意し、いつでも止まれるように運転することが大事である。
今後高齢化社会がさらに進めば今以上にこの問題は大きくなるだろう。
北海道警察では「高齢者歩行者の行動実態」と題して統計やドライブレコーダー、街中を実際に観測してその原因と対策をまとめたビデオを平成27年4月に公開した。自動車の運転中だけでなく車道を自転車で走っている時にも高齢者が飛び出してくるケースはたまにあるので安全運転の参考として要点を紹介しよう。
まずは北海道の事故統計とその内訳だ。過去5年間の類型では65歳以上の高齢者の事故が全体の4割以上あり、その高齢者の中でも歩行者が一番多くなっている。
次に参考までに北海道の高齢者人口の推移。全体で見ると人口はゆるやかに減少しているが、高齢化社会を迎え北海道でも年々65歳以上人口の割合が多くなっている。これからも高齢者が増えることが予測されることから、事故で一番多い65歳以上高齢者&歩行中の事故を分析し対策することが重要のようだ。
続いて本題へ。高齢者が飛び出す要因の一つに「接近する車との距離感・速度感の把握が困難」という理由がある。
画像のように年齢を重ねると判断能力が衰え、接近する車が速いのか、遅いのか判断に時間がかかったり不正確になっているのだ。具体的には接近する車を確認して横断できるかいなかの「見切り時期」の判断が難しいということである。高齢者以外の人であればたとえば左から来る車の速度から何秒後に目の前を通過するか、自分の横断がそれに間に合うかを瞬時に判断し、さらにいえば横断スピードも高齢者より速いために事故は起こりづらいが、高齢者の場合は判断が難しく、かつ横断時間も遅いために事故に合いやすいとビデオでは言っていた。
この他にも要因があるのだが、まとめるとこのようになる。
(今一度抜き出すと・・・)
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○左右の安全確認の動作が遅い
○横断開始の判断が遅い
○視線が足元にいきがち
○横断中の左右確認がない
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となっている。視線が足元にいきがちなのは加齢による足の衰えからよく足元を注意するようになるためとのこと。
さらにこれが夜間では前方に歩行者が居ることの認識が遅れ、昼間よりも事故に繋がりやすいと紹介していた。
特にライトの構造上、右前方は左前方よりも照射範囲が狭く発見が遅れやすいとのこと。また、高齢者自身もヘッドライトの明かりしか接近の判断材料が無く、昼間よりも「遠いのか、近いのか、速いのか、遅いのか」の判断が悪くなる。この2点から夜間の高齢歩行者事故がおこりやすくなるそうだ。
高齢者の飛び出しは体の衰えから来るところが多く、本人はあまり自覚は無いものの結果として原因を招いていることが動画でわかった。高齢者自身もこのことをしっかりと認識し危険な横断など行わないように心がけて欲しいが、自動車や自転車に乗る側も高齢者(歩行者)が居そうな住宅街や商店街などではスピードの出しすぎに注意し、いつでも止まれるように運転することが大事である。
今後高齢化社会がさらに進めば今以上にこの問題は大きくなるだろう。
2015年04月18日
松岡修造 自転車CM by自転車協会(BAA)
少し前に変わった自転車CMをテレビで見かけた。BAAでお馴染みの自転車協会が手がける周知CMなのだが、あの熱い独特な感じのマツオカ節を自転車に対してやっているのである。
Youtubeに動画があったのでまずは見て欲しい。
まるで自転車が生き物かのようにアツく語りかけている。初めて見た時はかなり笑ってしまったが言っていることは真面目そのものでこのギャップがたまらない。特に最後に言う「こんなマナー世界で通用しないよ!」というのは本当の事で、自転車が普及している先進国で逆走、信号無視、一時停止無視など日常茶飯事に起こるルール違反、マナー違反は日本特有のものなのである。この最後のセリフの真意が分かった(ネタじゃなくて本当のこと思った)人は日本の自転車情勢をよく理解している人だと思う。世界じゃ通用しない!というセリフ自体は本業のテニスでよく言うセリフなので、ここをテニスとマナーでかけた点も上手い。
ちなみにパート2も存在する。
こちらはルール違反、マナー違反に対するものではなくてメンテナンスに関するもの。ただ、どれも簡単だが重要な事ばかりで、あまり良く知らないで乗っている人には良い周知動画だと思う。
自転車のマナーCMというとどうしてもお固い内容の物が多いが、松岡修造というユニークな人物とそのキャラを活かすことでコミカルに。だけどきちんと言うべきことは言っている動画に仕上がっている。もちろんこれがすぐに効果テキメンという訳にはいかないだろうが、少なくとも話題性を持たせるキッカケになりそうな動画だ。
自転車協会、かなり頑張っている気がする。
Youtubeに動画があったのでまずは見て欲しい。
まるで自転車が生き物かのようにアツく語りかけている。初めて見た時はかなり笑ってしまったが言っていることは真面目そのものでこのギャップがたまらない。特に最後に言う「こんなマナー世界で通用しないよ!」というのは本当の事で、自転車が普及している先進国で逆走、信号無視、一時停止無視など日常茶飯事に起こるルール違反、マナー違反は日本特有のものなのである。この最後のセリフの真意が分かった(ネタじゃなくて本当のこと思った)人は日本の自転車情勢をよく理解している人だと思う。世界じゃ通用しない!というセリフ自体は本業のテニスでよく言うセリフなので、ここをテニスとマナーでかけた点も上手い。
ちなみにパート2も存在する。
こちらはルール違反、マナー違反に対するものではなくてメンテナンスに関するもの。ただ、どれも簡単だが重要な事ばかりで、あまり良く知らないで乗っている人には良い周知動画だと思う。
自転車のマナーCMというとどうしてもお固い内容の物が多いが、松岡修造というユニークな人物とそのキャラを活かすことでコミカルに。だけどきちんと言うべきことは言っている動画に仕上がっている。もちろんこれがすぐに効果テキメンという訳にはいかないだろうが、少なくとも話題性を持たせるキッカケになりそうな動画だ。
自転車協会、かなり頑張っている気がする。
2015年04月14日
子供の自転車事故の特徴 北海道警察HPから
自転車事故の割合の中で子供が多いことは前回の記事にしたが、今度はその子供、特に小学生に焦点を当ててより詳しく事故統計を見てみよう。ソースは北海道警察が公開しているデータで、過去5年間(平成21年〜25年)の事故傾向をまとめたものだ。
まず一つ目は学年別事故率
傾向としては1年生ほど事故が多く、学年が上がるに従って事故は減っていく。これは幼稚園などと比べると送り迎えから自分で学校に通うようになったり、徒歩で来ていた児童も保育園&幼稚園よりはより長い距離を移動するために事故の危険性があるためだろうか。そしてどのような場面が危ないかなどの経験や知識が少ないがために(基本的に)1年生に近づくほど事故率が高いと思われる。
次に歩行者、自転車、自動車乗車中に見た事故率。1年生〜6年生にかけて歩行者の事故率は減っていく。自転車の場合、2年と3年が多くて徐々に横ばいとなっている。
次は学年&男女別。1年〜2年生にかけて男子のほうが事故率が高い。
月別に見ると1、2年生の事故率は6月にかけてが最も多くなっている。この時期の北海道では完全に雪解けが完了し、日中の平均気温もかなり暖かくなって自転車での移動するにはかなり適してくる時期でもある。
次に1、2年生の時間別。登下校時が多いが特に14時代が目立って多い。これはちょうど5時間授業で帰る時間帯だと思うが、学校が終わった開放感から注意が散漫になり、結果的に事故に繋がりやすいものと思う。
次は自転車関連のデータを見てみよう。
月別に見ると5月から増加し、11月頃に減少していく。この前記事にした全体の事故統計と似ている。北海道では雪解けと積雪の時期が関係している。
自転車の時間別。夕方に集中しているがこれは授業が終わった放課後の時間帯であり、自転車で遊びに行ったりその際中に事故にあっていることになる。
実際の事故の種類別のデータ。出合い頭が一番多いのは見通しの悪い交差点で一時停止せずに飛び出すためだろうか。きちんと一時停止をしない小学生は山ほどみるが、その結果このように交差点での事故が一番多くなる?
事故の原因。3割ほど自転車側に原因があり、その一番は安全不確認で次が一時不停止となっている。安全不確認がよく解らなかったので調べてみると
参照元:「動静不注視」と「安全不確認」の違いは?
--------------------------------------------------------------------------
一時停止や徐行をしたものの、十分な安全確認をしなかったため、相手車両を見落としたり、発見が遅れたりした結果、事故にいたったようなケース
--------------------------------------------------------------------------
となっており、経験や体力の無い小学生ではきちんと安全確認して進んだつもりでも、それが不十分で事故に至るケースが多いということか。
というわけでざっと注目すべきデータを並べてみた。データ元ではこれらを元に次のように事故実態を総括している
---------------------------------------------------------------------
○ 3年生男子が、最も多く被害に遭っている。
○ 5月以降急増している。
○ 下校後の、15〜17時に多発している。(63%)
○ 小学生側に違反があることも多く、「安全不確認」が最も多い。(35%)
○ 自宅から500メートル以内での事故が多い。(65%)
----------------------------------------------------------------------
自動車や自転車に乗る大人の側も5月以降の15〜17時台は小学生に要注意ということが読み取れる。
事故統計から見ると、放課後の自転車の乗り方について交通安全教室や家庭などで重点的に教えることが小学生の自転車事故減少のカギとなりそうだ。ただ、例えば「一時停止できちんと止まりなさい」と教えるのではなく、実際に交差点に子供一緒に出向いたり、安全教室などで擬似的な交差点を作り出して実体験で教えないと意味が無いこともデータから読み取れる。「安全不確認」というのは「こういう状況ではこうすべき」という実体験が無いがゆえの事故であるので、逆にそこまで練習時に教えてあげると効果的だ。
自転車先進国のオランダでは公道に出る前にきちんと親が自転車の乗り方を教える習慣がある。日本でいうところの「お箸が使えない子供は親が恥ずかしい」的な部分が自転車でいえる社会になっている。日本では親そのものがよくルールを理解しておらず、当然ながらその子供もきちんとルールを守っていない実態がある。オランダのように幼少期からきちんと自転車のルールを知って守れるようになれれば、中高生や大人になってもデタラメで違反だらけの走り方はしないはずだ。たかが自転車教育と思うかもしれないが、今の日本の自転車事情ではここが一番大事だと思うのである(もちろん走りやすい走行環境も必須だが)。
まず一つ目は学年別事故率
傾向としては1年生ほど事故が多く、学年が上がるに従って事故は減っていく。これは幼稚園などと比べると送り迎えから自分で学校に通うようになったり、徒歩で来ていた児童も保育園&幼稚園よりはより長い距離を移動するために事故の危険性があるためだろうか。そしてどのような場面が危ないかなどの経験や知識が少ないがために(基本的に)1年生に近づくほど事故率が高いと思われる。
次に歩行者、自転車、自動車乗車中に見た事故率。1年生〜6年生にかけて歩行者の事故率は減っていく。自転車の場合、2年と3年が多くて徐々に横ばいとなっている。
次は学年&男女別。1年〜2年生にかけて男子のほうが事故率が高い。
月別に見ると1、2年生の事故率は6月にかけてが最も多くなっている。この時期の北海道では完全に雪解けが完了し、日中の平均気温もかなり暖かくなって自転車での移動するにはかなり適してくる時期でもある。
次に1、2年生の時間別。登下校時が多いが特に14時代が目立って多い。これはちょうど5時間授業で帰る時間帯だと思うが、学校が終わった開放感から注意が散漫になり、結果的に事故に繋がりやすいものと思う。
次は自転車関連のデータを見てみよう。
月別に見ると5月から増加し、11月頃に減少していく。この前記事にした全体の事故統計と似ている。北海道では雪解けと積雪の時期が関係している。
自転車の時間別。夕方に集中しているがこれは授業が終わった放課後の時間帯であり、自転車で遊びに行ったりその際中に事故にあっていることになる。
実際の事故の種類別のデータ。出合い頭が一番多いのは見通しの悪い交差点で一時停止せずに飛び出すためだろうか。きちんと一時停止をしない小学生は山ほどみるが、その結果このように交差点での事故が一番多くなる?
事故の原因。3割ほど自転車側に原因があり、その一番は安全不確認で次が一時不停止となっている。安全不確認がよく解らなかったので調べてみると
参照元:「動静不注視」と「安全不確認」の違いは?
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一時停止や徐行をしたものの、十分な安全確認をしなかったため、相手車両を見落としたり、発見が遅れたりした結果、事故にいたったようなケース
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となっており、経験や体力の無い小学生ではきちんと安全確認して進んだつもりでも、それが不十分で事故に至るケースが多いということか。
というわけでざっと注目すべきデータを並べてみた。データ元ではこれらを元に次のように事故実態を総括している
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○ 3年生男子が、最も多く被害に遭っている。
○ 5月以降急増している。
○ 下校後の、15〜17時に多発している。(63%)
○ 小学生側に違反があることも多く、「安全不確認」が最も多い。(35%)
○ 自宅から500メートル以内での事故が多い。(65%)
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自動車や自転車に乗る大人の側も5月以降の15〜17時台は小学生に要注意ということが読み取れる。
事故統計から見ると、放課後の自転車の乗り方について交通安全教室や家庭などで重点的に教えることが小学生の自転車事故減少のカギとなりそうだ。ただ、例えば「一時停止できちんと止まりなさい」と教えるのではなく、実際に交差点に子供一緒に出向いたり、安全教室などで擬似的な交差点を作り出して実体験で教えないと意味が無いこともデータから読み取れる。「安全不確認」というのは「こういう状況ではこうすべき」という実体験が無いがゆえの事故であるので、逆にそこまで練習時に教えてあげると効果的だ。
自転車先進国のオランダでは公道に出る前にきちんと親が自転車の乗り方を教える習慣がある。日本でいうところの「お箸が使えない子供は親が恥ずかしい」的な部分が自転車でいえる社会になっている。日本では親そのものがよくルールを理解しておらず、当然ながらその子供もきちんとルールを守っていない実態がある。オランダのように幼少期からきちんと自転車のルールを知って守れるようになれれば、中高生や大人になってもデタラメで違反だらけの走り方はしないはずだ。たかが自転車教育と思うかもしれないが、今の日本の自転車事情ではここが一番大事だと思うのである(もちろん走りやすい走行環境も必須だが)。
2015年04月11日
片方のみブレーキ自転車(整備不良車) 悪質な事例でご用
近年の自転車事故増加を受けて警察は悪質な自転車利用者に対しては赤切符を積極的に切るようにしている。
リンク先の動画内では交差点で信号を待つピストバイクが映っている。そこに警官が近づいてきて声をかけようとした瞬間、このピスト乗りは猛烈に逃げようとしている。
どうやら自転車を見ると片方しかブレーキが付いておらず(両方だけでなく、片方でも摘発対象)、不審に思った警官が声をかけたところすぐさま逃げようとしたため御用となったようだ。今回のケースでは直ぐ様逃げようとしたため、警察官は悪質なケースと判断しのただろう。この後警察署に連行されているがさらに反抗的な態度を取ると本当に赤切符になりそうだ。
ニュースなどをチェックしているとブレーキなし自転車の摘発が多く感じたが、このように実際に取り締まりが強化されている。
リンク先の動画内では交差点で信号を待つピストバイクが映っている。そこに警官が近づいてきて声をかけようとした瞬間、このピスト乗りは猛烈に逃げようとしている。
どうやら自転車を見ると片方しかブレーキが付いておらず(両方だけでなく、片方でも摘発対象)、不審に思った警官が声をかけたところすぐさま逃げようとしたため御用となったようだ。今回のケースでは直ぐ様逃げようとしたため、警察官は悪質なケースと判断しのただろう。この後警察署に連行されているがさらに反抗的な態度を取ると本当に赤切符になりそうだ。
ニュースなどをチェックしているとブレーキなし自転車の摘発が多く感じたが、このように実際に取り締まりが強化されている。
2015年04月10日
兵庫県でも 通学許可に自転車免許制度
中高生の自転車利用時の事故減少や交通ルールの徹底を図るため、通学許可の条件として独自の「自転車免許制度」を設ける学校が増えてきている。
今回紹介する学校は兵庫県の新温泉町立夢が丘中。参照元にもあるように実地試験ではグラウンドを実際の道路と想定して、教習を行ったようだ。
通学許可条件としての自転車免許制度であれば比較的簡単に導入でき、通学などでよく利用する中高生に対してもルールをまなぶ場が持てるのでただ単にルールを聞いて覚えるよりも頭と体を使った教習タイプのほうが断然効果はある。
兵庫県ではつい先日、全国に先駆けて自治体の条例としての「自転車免許義務制度」が導入されたがそれとセットにしてこの自転車免許制度も今後増えていくような気がする。そして兵庫県だけでなく、自分の自治体の自転車事故を減らそうと似たような免許制度を導入する他の自治体が増えることだろう。
少し前の自転車事故率の記事でも書いたが、一番事故が多いのは中高生で、逆に言えばその中高生を重点的に対策すれば事故を減らすことができる。その導入部分として(通学許可としての)自転車免許制度は事故減少が期待できるものである。これからどんどん積極的に導入していって欲しい。
参照元:日本海新聞
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自転車の安全意識向上へ 児童生徒向けに免許証
自転車による事故の増加や危険運転が社会問題化し、啓発や法整備が加速している。兵庫県美方郡内でも児童生徒向けに「免許証」を交付する講習を実施。自転車利用者に保険加入を義務づける県条例も全国で初めて施行され、安全意識向上につながるか注目されている。
講習の修了者に交付される免許証と修了証の見本安全を確かめながら路肩に止めてある自動車を避けて通行する生徒=9日、新温泉町の町立夢が丘中
県によると、2013年に県内で発生した自転車対歩行者の事故は175件。10年前の約2倍で、自転車側が加害者となる例が大半を占める。08年に起きた自転車の小学生と女性の衝突事故で、神戸地裁は保護者に約9500万円の損害賠償を命じた。
しかし利用者の危機管理意識は依然低い。県が交通安全イベント会場などで行ったアンケートでは、自転車保険加入率は4分の1程度にとどまっている。
こうした状況を受け今月1日に施行された県条例では、10月から保険加入を義務づけている。県交通安全協会が推奨する「けんみん自転車保険」は年千円の掛け金で、賠償事故の際に最大5千万円の保険金が受け取れるプランなどがある。
しかし加入状況の監視は現実的には難しく、罰則規定は設けていない。新温泉町内のある自転車店では条例案可決後、問い合わせに訪れる住民もいた。しかし保険加入には至らず、店主は「意識が高まるきっかけにはなると思うが、加入件数が伸びるかは分からない」と首をかしげる。
一方、教育現場では自転車運転免許制度の導入が進む。12年度から美方署などと連携し、独自の免許制度を設けている香美町の県立香住高は「音楽を聞きながらの運転や並走が減った」と実感する。
本年度は香美、新温泉、多可の3町が、県交通安全対策委員会の「自転車運転免許証等制度推進市町」に指定された。自転車に乗る機会の多い子どもや高齢者に重点を置き、啓発に取り組む。
9日には新温泉町立夢が丘中の1年生44人が自転車教室を受講した。道路の通行を想定してグラウンドで行った実技講習で、生徒は県交通安全室の職員と同署員の指導を受けながら自転車を操り、自らの運転を省みた。約10分かけて自転車で通学する重本良樹君は「普段ちゃんと安全確認できていないと分かった」と話していた。
免許証の裏面には運転時の注意点を記載している。同町は本年度中に全小中学校で講習を実施する考え。高齢者向けには来年度の実施を検討している。
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今回紹介する学校は兵庫県の新温泉町立夢が丘中。参照元にもあるように実地試験ではグラウンドを実際の道路と想定して、教習を行ったようだ。
通学許可条件としての自転車免許制度であれば比較的簡単に導入でき、通学などでよく利用する中高生に対してもルールをまなぶ場が持てるのでただ単にルールを聞いて覚えるよりも頭と体を使った教習タイプのほうが断然効果はある。
兵庫県ではつい先日、全国に先駆けて自治体の条例としての「自転車免許義務制度」が導入されたがそれとセットにしてこの自転車免許制度も今後増えていくような気がする。そして兵庫県だけでなく、自分の自治体の自転車事故を減らそうと似たような免許制度を導入する他の自治体が増えることだろう。
少し前の自転車事故率の記事でも書いたが、一番事故が多いのは中高生で、逆に言えばその中高生を重点的に対策すれば事故を減らすことができる。その導入部分として(通学許可としての)自転車免許制度は事故減少が期待できるものである。これからどんどん積極的に導入していって欲しい。
※参考:ちいきのきずな 自転車運転免許 岐阜県美濃加茂市
参照元:日本海新聞
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自転車の安全意識向上へ 児童生徒向けに免許証
自転車による事故の増加や危険運転が社会問題化し、啓発や法整備が加速している。兵庫県美方郡内でも児童生徒向けに「免許証」を交付する講習を実施。自転車利用者に保険加入を義務づける県条例も全国で初めて施行され、安全意識向上につながるか注目されている。
講習の修了者に交付される免許証と修了証の見本安全を確かめながら路肩に止めてある自動車を避けて通行する生徒=9日、新温泉町の町立夢が丘中
県によると、2013年に県内で発生した自転車対歩行者の事故は175件。10年前の約2倍で、自転車側が加害者となる例が大半を占める。08年に起きた自転車の小学生と女性の衝突事故で、神戸地裁は保護者に約9500万円の損害賠償を命じた。
しかし利用者の危機管理意識は依然低い。県が交通安全イベント会場などで行ったアンケートでは、自転車保険加入率は4分の1程度にとどまっている。
こうした状況を受け今月1日に施行された県条例では、10月から保険加入を義務づけている。県交通安全協会が推奨する「けんみん自転車保険」は年千円の掛け金で、賠償事故の際に最大5千万円の保険金が受け取れるプランなどがある。
しかし加入状況の監視は現実的には難しく、罰則規定は設けていない。新温泉町内のある自転車店では条例案可決後、問い合わせに訪れる住民もいた。しかし保険加入には至らず、店主は「意識が高まるきっかけにはなると思うが、加入件数が伸びるかは分からない」と首をかしげる。
一方、教育現場では自転車運転免許制度の導入が進む。12年度から美方署などと連携し、独自の免許制度を設けている香美町の県立香住高は「音楽を聞きながらの運転や並走が減った」と実感する。
本年度は香美、新温泉、多可の3町が、県交通安全対策委員会の「自転車運転免許証等制度推進市町」に指定された。自転車に乗る機会の多い子どもや高齢者に重点を置き、啓発に取り組む。
9日には新温泉町立夢が丘中の1年生44人が自転車教室を受講した。道路の通行を想定してグラウンドで行った実技講習で、生徒は県交通安全室の職員と同署員の指導を受けながら自転車を操り、自らの運転を省みた。約10分かけて自転車で通学する重本良樹君は「普段ちゃんと安全確認できていないと分かった」と話していた。
免許証の裏面には運転時の注意点を記載している。同町は本年度中に全小中学校で講習を実施する考え。高齢者向けには来年度の実施を検討している。
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2015年04月06日
第5回 石狩川サイクリングイベント 今年は...?
昨年は行われなかった石狩川サイクリングイベント。
管理人は上記、前回の第4回に参加したのだが当時の感想としては、あいにくの天気&強風だったが、コース自体はちょうどよい距離で苦もなくさらにゴール地点ではお楽しみ抽選会もあり、個人的はかなり楽しめた印象だ。そんな石狩川サイクリングイベントは、昨年は開かれなかった。特に開催のアナウンスもなくひっそりとシーズンが終わった感じだ。
今年は似たようなイベントが無いかとネット検索しているとこんなものを発見。情報元は「旭川観光コンベンション協会」のコンベンションカレンダーから。いわゆる行事予定表のことなのだが、このページの8月31日に「市民サイクリング」と記され、内容が「■リベライン旭川パークほか ●旭川サイクリング協会」となっている。
経験から推察すると、場所と時期が似ているのでこれが「第5回の石狩川サイクリングイベント」なのかなぁと思ったが、旭川サイクリング協会さんからコメントを頂いたところよればこれは別のイベントで、旭川サイクリング協会が協力するサイクリングイベントとのこと。
ただ、こちらのイベントもママチャリでも参加可能なゆる〜いイベントだそうで、雰囲気的には(抽選会は無いものの)2年前に参加した石狩川サイクリングイベントに近いと思われる。昨今の自転車ブームからサイクリングというとロードバイクのガッチガチ系を想像する人もいると思うが、このイベント自体はそういう人が主体ではない設定のようだ。
近年、全国的にスポーツタイプの自転車がよく売れる傾向にあるがこの旭川でもその傾向があり市内のスポーツタイプを扱う自転車店のホームページなんかではそれを実感できる。すなわちこのイベントに参加できる潜在的な人数は結構多そうで、盛大になるかは告知次第といった感じがする。少しでも盛り上がったほうが良いのでこのブログが少しでもその集客にお力添いできるとうれしい。
一方、本題の第5回石狩川サイクリングイベントは、現時点で開催されるかは不明だ。せっかくの近隣市町村をからめたイベントなので、自転車を使って町おこしに利用する他自治体のように上手く行ってほしいものだが、どうも旭川市は告知不足というか宣伝不足というか下手な印象がある。どんなに良いイベントでも知られなければ意味がいないので、そういう意味ではやはり宣伝&告知は大事だと思う。
※上の画像は第4回のときのもの
管理人は上記、前回の第4回に参加したのだが当時の感想としては、あいにくの天気&強風だったが、コース自体はちょうどよい距離で苦もなくさらにゴール地点ではお楽しみ抽選会もあり、個人的はかなり楽しめた印象だ。そんな石狩川サイクリングイベントは、昨年は開かれなかった。特に開催のアナウンスもなくひっそりとシーズンが終わった感じだ。
今年は似たようなイベントが無いかとネット検索しているとこんなものを発見。情報元は「旭川観光コンベンション協会」のコンベンションカレンダーから。いわゆる行事予定表のことなのだが、このページの8月31日に「市民サイクリング」と記され、内容が「■リベライン旭川パークほか ●旭川サイクリング協会」となっている。
経験から推察すると、場所と時期が似ているのでこれが「第5回の石狩川サイクリングイベント」なのかなぁと思ったが、旭川サイクリング協会さんからコメントを頂いたところよればこれは別のイベントで、旭川サイクリング協会が協力するサイクリングイベントとのこと。
ただ、こちらのイベントもママチャリでも参加可能なゆる〜いイベントだそうで、雰囲気的には(抽選会は無いものの)2年前に参加した石狩川サイクリングイベントに近いと思われる。昨今の自転車ブームからサイクリングというとロードバイクのガッチガチ系を想像する人もいると思うが、このイベント自体はそういう人が主体ではない設定のようだ。
近年、全国的にスポーツタイプの自転車がよく売れる傾向にあるがこの旭川でもその傾向があり市内のスポーツタイプを扱う自転車店のホームページなんかではそれを実感できる。すなわちこのイベントに参加できる潜在的な人数は結構多そうで、盛大になるかは告知次第といった感じがする。少しでも盛り上がったほうが良いのでこのブログが少しでもその集客にお力添いできるとうれしい。
一方、本題の第5回石狩川サイクリングイベントは、現時点で開催されるかは不明だ。せっかくの近隣市町村をからめたイベントなので、自転車を使って町おこしに利用する他自治体のように上手く行ってほしいものだが、どうも旭川市は告知不足というか宣伝不足というか下手な印象がある。どんなに良いイベントでも知られなければ意味がいないので、そういう意味ではやはり宣伝&告知は大事だと思う。
2015年04月01日
北海道の自転車事故 2014(平成26)年度
北海道警察のHPでは自転車の法律や安全運転を呼びかける下のようなページが公開されている。
自転車の指導取り締まり状況を見ると、24年から26年にかけて指導警告(すなわちイエローカードを渡して指導)は減少しているものの、検挙件数(赤切符)が増えている。これは徐々にルールを守る人が増えてきている一方で、警察の方も取り締まりを強化して以前よりも検挙する数自体(以前では見逃していた行為を取り締まったりなど)が増加しているものと推測する。
これ以外にも道警のホームページでは自転車の事故に絡むデータを公表している。昨年の平成26年度(2014年)分のデータが公表されているのでちょっと見てみよう。
まずは月別発生件数。4月から増加し12月にかけて減少し、1〜3月にかけては殆ど無いのは北海道の特徴で、冬期間は積雪により自転車に乗れない地域がほとんどなためである。ちょうど雪解けの4月頃から増加に転じ、完全に乗れるようになる5月、6月で徐々に増えていく傾向だ。
次に時間別。8〜10時と16〜18時にかけてが最も多い。これは通勤&通学時間帯である。
続いて曜日別。土日よりも平日が多い。
さらに事故類型。出会い頭が最も多い。
死傷者の年齢層。一番多いのは16〜19歳と20歳代。中高生〜大学生、20代の社会人といったところか。
死傷者の割合。やはり高校生が一番多い。
死傷者の通行目的。通勤や通学、買物が多いのが目につくがこれは自転車の利用目的としてどれも多いので、事故率も必然と多くなる。
最後に法令違反。4割が自転車側の違反に起因する。
と、このような感じでデータで見ると高校生の事故が一番多いことがよくわかり、最後のデータでもあるようにその原因の4割は自転車側の違反ということで、ルールを守らない自分勝手な運転が登下校時に事故を引き起こしていることがわかった。逆に高校生を重点的に対策すると、全体の事故を減らせることもこのデータから読み取れる。
高校生に対する自転車のルール厳守は、家庭での指導のほか学校での交通安全教室などが効果的だが、街中に出れば「その高校生の学校や親は一体何を指導してるのだろう?」と思うくらい一時停止の無視や赤信号無視、車道の逆走をよく見かける。学校ではやっているものの形式だけに終わり効果が無いのか、家庭でも親は「自分の子供はきちんと守っているから大丈夫」と思い込んで特になにも言ってないのだろうか。
どちらにせよ学校の対策が気になるところなので、今月中に交通安全教室の実情を市役所等に問い合わせして記事にすることにしよう。
自転車の指導取り締まり状況を見ると、24年から26年にかけて指導警告(すなわちイエローカードを渡して指導)は減少しているものの、検挙件数(赤切符)が増えている。これは徐々にルールを守る人が増えてきている一方で、警察の方も取り締まりを強化して以前よりも検挙する数自体(以前では見逃していた行為を取り締まったりなど)が増加しているものと推測する。
これ以外にも道警のホームページでは自転車の事故に絡むデータを公表している。昨年の平成26年度(2014年)分のデータが公表されているのでちょっと見てみよう。
まずは月別発生件数。4月から増加し12月にかけて減少し、1〜3月にかけては殆ど無いのは北海道の特徴で、冬期間は積雪により自転車に乗れない地域がほとんどなためである。ちょうど雪解けの4月頃から増加に転じ、完全に乗れるようになる5月、6月で徐々に増えていく傾向だ。
次に時間別。8〜10時と16〜18時にかけてが最も多い。これは通勤&通学時間帯である。
続いて曜日別。土日よりも平日が多い。
さらに事故類型。出会い頭が最も多い。
死傷者の年齢層。一番多いのは16〜19歳と20歳代。中高生〜大学生、20代の社会人といったところか。
死傷者の割合。やはり高校生が一番多い。
死傷者の通行目的。通勤や通学、買物が多いのが目につくがこれは自転車の利用目的としてどれも多いので、事故率も必然と多くなる。
最後に法令違反。4割が自転車側の違反に起因する。
と、このような感じでデータで見ると高校生の事故が一番多いことがよくわかり、最後のデータでもあるようにその原因の4割は自転車側の違反ということで、ルールを守らない自分勝手な運転が登下校時に事故を引き起こしていることがわかった。逆に高校生を重点的に対策すると、全体の事故を減らせることもこのデータから読み取れる。
高校生に対する自転車のルール厳守は、家庭での指導のほか学校での交通安全教室などが効果的だが、街中に出れば「その高校生の学校や親は一体何を指導してるのだろう?」と思うくらい一時停止の無視や赤信号無視、車道の逆走をよく見かける。学校ではやっているものの形式だけに終わり効果が無いのか、家庭でも親は「自分の子供はきちんと守っているから大丈夫」と思い込んで特になにも言ってないのだろうか。
どちらにせよ学校の対策が気になるところなので、今月中に交通安全教室の実情を市役所等に問い合わせして記事にすることにしよう。
2015年03月29日
イオンモール旭川 駐輪場
かねてから建設中だったイオンモール旭川駅前が3月27日にオープンした(プレオープンは24日から)。
どんなものかと興味があったので早速行ってみることに。ただし駐車場は激混みが予想されかつ気温も暖かいことから自転車で行くことにした。
公式アナウンスだと駐車場はこんな感じで車が約900台、自転車は約420台となっている。今回利用したのは赤丸の部分だが、これ以外にももう一箇所駐輪場が存在するようだ。
場所は上の画像地点から少し進むと自動車用の駐車場入口が見えてきて、駐輪場はすぐ手前にアナウンスの看板が見えてくる。
歩道のような部分をみちなりに進む。
ぶつかった奥を左に曲がるとこのような場所に出くわす。
出来たてとあってかなり綺麗だ。台数は駅前交番すぐ隣りの市営駐車場に比べると狭めだが、もう一つ駐輪場があることと、駅前駐輪場を利用しても不都合はない(店舗までの距離は遠くない)ので駐輪場不足にはならないと思う(ただし放置自転車が増えれば別問題だが)。
駐輪場すぐ隣は店舗入口だ。
イオンモール内部についえは他のブログに譲るが、既に存在するイオンモール旭川西に比べると店舗面積は1/3もしくは1/2程度の広さで、コンパクトながら必要十分な広さといったイメージを受けた。この中に1階に食品スーパーとスイーツやカフェなど、2階には丸井今井札幌のエムアイプラザと他テナント、3階もテナントで、4階にはイオンシネマとフードコート(とんかつの老舗、あさひ川井泉を含む)が入っており旭川観光に来た観光客、特にアジア圏からの観光客の立ち寄り先として機能しそうだ。
駅前イオンモールによって買物公園が衰退するとの噂もあるが、集客力に関してはピカイチでイオンモールによって集客したお客をどう買物公園に立ち寄らせるかが今後の課題となっていくだろう(というかやらないとダメだと思う)。これが出来るまではイオンモール旭川西が毎度のごとく週末は激混みだったので少しは分散されるのだろうか。
どんなものかと興味があったので早速行ってみることに。ただし駐車場は激混みが予想されかつ気温も暖かいことから自転車で行くことにした。
公式アナウンスだと駐車場はこんな感じで車が約900台、自転車は約420台となっている。今回利用したのは赤丸の部分だが、これ以外にももう一箇所駐輪場が存在するようだ。
場所は上の画像地点から少し進むと自動車用の駐車場入口が見えてきて、駐輪場はすぐ手前にアナウンスの看板が見えてくる。
歩道のような部分をみちなりに進む。
ぶつかった奥を左に曲がるとこのような場所に出くわす。
出来たてとあってかなり綺麗だ。台数は駅前交番すぐ隣りの市営駐車場に比べると狭めだが、もう一つ駐輪場があることと、駅前駐輪場を利用しても不都合はない(店舗までの距離は遠くない)ので駐輪場不足にはならないと思う(ただし放置自転車が増えれば別問題だが)。
駐輪場すぐ隣は店舗入口だ。
イオンモール内部についえは他のブログに譲るが、既に存在するイオンモール旭川西に比べると店舗面積は1/3もしくは1/2程度の広さで、コンパクトながら必要十分な広さといったイメージを受けた。この中に1階に食品スーパーとスイーツやカフェなど、2階には丸井今井札幌のエムアイプラザと他テナント、3階もテナントで、4階にはイオンシネマとフードコート(とんかつの老舗、あさひ川井泉を含む)が入っており旭川観光に来た観光客、特にアジア圏からの観光客の立ち寄り先として機能しそうだ。
駅前イオンモールによって買物公園が衰退するとの噂もあるが、集客力に関してはピカイチでイオンモールによって集客したお客をどう買物公園に立ち寄らせるかが今後の課題となっていくだろう(というかやらないとダメだと思う)。これが出来るまではイオンモール旭川西が毎度のごとく週末は激混みだったので少しは分散されるのだろうか。