2016年04月16日
ドン・キホーテのファットバイク
前回の記事ではホームセンターのファットバイクを扱ったが、ディスカウントストア大手である「ドン・キホーテ」にも低価格ファットバイクがあるとの情報を得たので実際に見に行ってみた。
ドン・キホーテのファットバイクは今年からでなく数年前から既に登場していたようで、ネットにも多数情報があるがあくまで今年(2016年に)店頭にあったファットバイクということを前置きしておく。
ドン・キホーテにあるファットバイクというのはいわゆるルック車(見た目だけで本来の機能は持ち合わせないパチもんの自転車)に分類されるファットバイクで、見た目は良く値段は手頃だが本物に比べると機能性で劣る乗り物だ。例えばこれで山や林道など本格的なオフロード走行をするとフレーム強度が足りなかったりで最悪フレームの破断事故につながる。なのでメーカー側は本体に悪路での走行を禁じる「悪路走行禁止シール」が貼られている場合がほとんど。
ただし、山や林道など悪路を走行せず、ママチャリと同じように街乗りオンリーであれば問題ないのでそういった使い方の人には嬉しい乗り物でもある。
ちなみに今回見に行った旭川の(MEGA)ドン・キホーテ は元々長崎屋だった店舗を買収後に改装したもので、長崎屋時代よりもあきらかに店内の通路スペースが狭い。まぁこの点はドン・キホーテの特徴なのでよくも悪くもだが...
さっそく店内の自転車コーナーへ。遠くからでもこの極太タイヤですぐわかるファットバイク。
価格表示の値札にも「目立つこと間違いなし!!」と店側もセールスポイントとしてるようだ。値段は写真のとおり44800円。前回記事にしたホーマックにあった「キャプテンスタッグのファットバイク267」に比べると1万5千円程度安いが、こちらは切り替え無しでかつ重量もさらに重いかもしれない(個人的に重量が重いファットバイクで切替なしは登り坂などで相当辛いのでオススメしない)。
ディスクブレーキ仕様なのは同じようだ。値札にはメーカーと車名が書いてあって「武田産業 ファットバイクシングルスピード260」とあった。気になったので調べて見ると...残念ながら情報が無くスペックまではわからず。
ただ、武田産業はファットバイク以外にも低価格のスポーツ自転車(ルック車)を作っている(作っていた?)ようで、恐らくはこれもファットバイクルックのたぐいだと思う。街乗りは問題ないが悪路ではフレーム強度に問題があるため本格的なファットバイクを買おうとしている人は要注意。
さて、他にもホーマックの時と同様に気になった自転車があったのでご紹介。ひとつはノーパンク仕様のシティサイクル。最近のシティサイクルのトレンドなんだろうか。いろんなところでこのノーパンク仕様を見かけるようになった。通勤・通学でパンクの心配が一切ない優れもの。
他にはピストバイク風のクロスバイク。数日前のチラシには「ピスクロ」と乗っていて特価の21800円(税抜き)だった。普段は29800円のようで、なるほど見た目はピスト風で中身はクロスバイクなので「ピスクロ」なのか?昔ながらの三角フレームにエアロダイナミック&派手なカラーホイールが特徴でパット見の印象はよさげ。
ただ切り替えは7段変速と大手メーカーの入門クロスバイクに比べるとちょっと貧弱。これも街乗りオンリーなら十分な仕様だろうか。
他にはハマー(HUMMER)の折りたたみもあった。数年前のと違うのは小径モデルでもなぜか極太タイヤを履いていること。路面抵抗が増えてペダリングが重たくなる気がするがのんびり乗る分には乗り心地が良くなって問題ないのかも。
こちらはハマーのマウンテンバイク。ご存知の方も多いと思うがこれは通称ルック車で有名なモデルで、悪路はフレーム強度の関係から走れない見た目だけの自転車。
ハマーが作っているのでなくハマーの名前を借りて他のメーカーが作っているパチもんだ。ただ、ファットバイク同様に街乗りオンリーであればまぁ問題はないので十分理解したうえで購入することが重要だ。
最後に変わった小径車。折りたたみ式でない小径モデルなのだが、後輪にホイールカバーが標準装備されていた。ホイールカバーというのは風の抵抗を少なくし直進性をアップさせるパーツだが、街乗りメインのこの手に付いていてもほぼファッションというか見た目重視に感じた。
ただ、ホイールカバーを付けた自転車、特に小径車のホイールカバー付きはあまり見ないので珍し物好きには良いのかも。ドン・キホーテの自転車は流行りのトレンドを取り入れる傾向があるので、巷では小径車も流行っているのかな?
ホームセンターに続いてドン・キホーテの自転車も覗いてみたが、ホームセンター同様に新しい発見がありちょっと面白かった。ファットバイクの存在は知っていたがピスト風クロスバイクのピスクロや、ホイールカバー付き小径車など流行りを真似した低価格自転車など、以前はマウンテンバイクのルック車だけだったこの手の安物に種類が増えていて新鮮だった。逆に言うとこういう低価格でもいろんなのが出てきたということはスポーツ自転車が流行っている証なのかもしれない。
ドン・キホーテのファットバイクとは
ドン・キホーテのファットバイクは今年からでなく数年前から既に登場していたようで、ネットにも多数情報があるがあくまで今年(2016年に)店頭にあったファットバイクということを前置きしておく。
ドン・キホーテにあるファットバイクというのはいわゆるルック車(見た目だけで本来の機能は持ち合わせないパチもんの自転車)に分類されるファットバイクで、見た目は良く値段は手頃だが本物に比べると機能性で劣る乗り物だ。例えばこれで山や林道など本格的なオフロード走行をするとフレーム強度が足りなかったりで最悪フレームの破断事故につながる。なのでメーカー側は本体に悪路での走行を禁じる「悪路走行禁止シール」が貼られている場合がほとんど。
ただし、山や林道など悪路を走行せず、ママチャリと同じように街乗りオンリーであれば問題ないのでそういった使い方の人には嬉しい乗り物でもある。
ちなみに今回見に行った旭川の(MEGA)ドン・キホーテ は元々長崎屋だった店舗を買収後に改装したもので、長崎屋時代よりもあきらかに店内の通路スペースが狭い。まぁこの点はドン・キホーテの特徴なのでよくも悪くもだが...
実店舗のファットバイクを視察
さっそく店内の自転車コーナーへ。遠くからでもこの極太タイヤですぐわかるファットバイク。
価格表示の値札にも「目立つこと間違いなし!!」と店側もセールスポイントとしてるようだ。値段は写真のとおり44800円。前回記事にしたホーマックにあった「キャプテンスタッグのファットバイク267」に比べると1万5千円程度安いが、こちらは切り替え無しでかつ重量もさらに重いかもしれない(個人的に重量が重いファットバイクで切替なしは登り坂などで相当辛いのでオススメしない)。
ディスクブレーキ仕様なのは同じようだ。値札にはメーカーと車名が書いてあって「武田産業 ファットバイクシングルスピード260」とあった。気になったので調べて見ると...残念ながら情報が無くスペックまではわからず。
ただ、武田産業はファットバイク以外にも低価格のスポーツ自転車(ルック車)を作っている(作っていた?)ようで、恐らくはこれもファットバイクルックのたぐいだと思う。街乗りは問題ないが悪路ではフレーム強度に問題があるため本格的なファットバイクを買おうとしている人は要注意。
さて、他にもホーマックの時と同様に気になった自転車があったのでご紹介。ひとつはノーパンク仕様のシティサイクル。最近のシティサイクルのトレンドなんだろうか。いろんなところでこのノーパンク仕様を見かけるようになった。通勤・通学でパンクの心配が一切ない優れもの。
他にはピストバイク風のクロスバイク。数日前のチラシには「ピスクロ」と乗っていて特価の21800円(税抜き)だった。普段は29800円のようで、なるほど見た目はピスト風で中身はクロスバイクなので「ピスクロ」なのか?昔ながらの三角フレームにエアロダイナミック&派手なカラーホイールが特徴でパット見の印象はよさげ。
ただ切り替えは7段変速と大手メーカーの入門クロスバイクに比べるとちょっと貧弱。これも街乗りオンリーなら十分な仕様だろうか。
他にはハマー(HUMMER)の折りたたみもあった。数年前のと違うのは小径モデルでもなぜか極太タイヤを履いていること。路面抵抗が増えてペダリングが重たくなる気がするがのんびり乗る分には乗り心地が良くなって問題ないのかも。
こちらはハマーのマウンテンバイク。ご存知の方も多いと思うがこれは通称ルック車で有名なモデルで、悪路はフレーム強度の関係から走れない見た目だけの自転車。
ハマーが作っているのでなくハマーの名前を借りて他のメーカーが作っているパチもんだ。ただ、ファットバイク同様に街乗りオンリーであればまぁ問題はないので十分理解したうえで購入することが重要だ。
最後に変わった小径車。折りたたみ式でない小径モデルなのだが、後輪にホイールカバーが標準装備されていた。ホイールカバーというのは風の抵抗を少なくし直進性をアップさせるパーツだが、街乗りメインのこの手に付いていてもほぼファッションというか見た目重視に感じた。
ただ、ホイールカバーを付けた自転車、特に小径車のホイールカバー付きはあまり見ないので珍し物好きには良いのかも。ドン・キホーテの自転車は流行りのトレンドを取り入れる傾向があるので、巷では小径車も流行っているのかな?
最後に
ホームセンターに続いてドン・キホーテの自転車も覗いてみたが、ホームセンター同様に新しい発見がありちょっと面白かった。ファットバイクの存在は知っていたがピスト風クロスバイクのピスクロや、ホイールカバー付き小径車など流行りを真似した低価格自転車など、以前はマウンテンバイクのルック車だけだったこの手の安物に種類が増えていて新鮮だった。逆に言うとこういう低価格でもいろんなのが出てきたということはスポーツ自転車が流行っている証なのかもしれない。
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