2016年04月10日
ホームセンターにもファットバイクが出現
ホームセンターにもファットバイクのルック車が出現
春といえば自転車。北海道の春先(5月末〜4月にかけて)では雪解けが進み自転車が乗れるようになることから、例年通りホームセンターでも自転車が大量に並べられる。
ホームセンターの自転車は一般的に低価格なママチャリやシティサイクル、折りたたみがメイン。これに見た目だけスポーティーな通称「ルック車」が加わる。
このルック車は時代の流行を反映してマウンテンバイクが流行った時はマウンテンバイクルック車が。クロスバイクが流行った時はクロスバイクルック車が登場、ロードバイクの時にもロードバイクルック車が登場した。
そして近年流行りといえばゴツイ極太タイヤが特徴のファットバイク。もしやホームセンターにもファットバイク(ルック車?)があるのではと期待して見に行ってみることにした。
ホーマックで売られているファットバイクのルック車
場所は市内でも大型店舗を構えるホーマックの旭川・春光店。元自動車学校だった土地に作った巨大な駐車場と店舗を兼ね備えるホームセンターだ。入り口にはシティサイクルやママチャリが並べられていたが、店内奥の自転車コーナーに行ってみると...
やっぱりありました。ファットバイク。
この極太タイヤの存在感は遠目でもかなり目立つ。メーカーは「キャプテンスタッグ」で値段は59800円。自転車名前は「ファットバイク267」となっていた。ネットで調べるとどうやら現行モデルではないらしくキャプテンスタッグ公式ページでは確認できなかった。一方で通販サイトでは同じものが確認でき、Amazonサイトや楽天市場によればスペックは...
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車体重量:17.8kg
フレーム:アルミ
タイヤ幅:26✕4.0インチ
ブレーキ:前後ディスクブレーキ
変速機:シマノラピッドファイヤー7速
グリップ:エルゴグリップ
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といった感じだ。ネット情報によれば5〜6万円台で売られているファットバイクは通称「ファットバイクルック車」というものらしく、激しい悪路などではフレーム強度の関係から走行できないようだ。今回のホームセンターにあったファットバイク267に「悪路走行禁止シール」があるか見忘れてしまったが値段的には多分ルック車なのかも。ただ、悪路を走らずのんびりと街乗りする程度であれば十分なので、そこまで悪いものでもな無い感じがする(あくまで管理人の感想)。
ただ気になったのは「ホームセンターで売られている自転車にしてはかなり高い」という点。今までのホームセンターで売られているルック車は高くても3〜4万円が限度だった(気がする)。それに比べこのファットバイクは6万前後とかなり高い。低価格がメインのホームセンターでは浮いた存在に感じた。
さて、ファットバイク以外にもシティサイクルやママチャリを見てきたのでいくつか紹介しよう。
まずはノーパンク仕様のシティサイクル。通勤や通学時にパンクはやっかいなトラブルで、これが一切ないノーパンク自転車は非常に便利。近年のホームセンターではこのノーパンク仕様を全面的に打ち出しているようで、今回訪れたホーマックでも店内の目立つ位置に置かれていた。
従来のチューブタイプとは全く異なり、スポンジのような素材をチューブと置き換えることで空気を一切使わず、鋭利な異物が刺さってもパンクしない(刺さったまま走行可能)というシロモノ。スポーツタイプでは空気圧の関係からこれは難しいと思うが、比較的のんびりとしたスピードのシティサイクルorママチャリならこれで十分でかつ普段使いでパンクがしないなら画期的な機能といえそう。
他には屋外にあった自転車。ここからはノーパンク仕様ではないが、カラーリングが個性的だった。この手のやつというとシルバーがメインでみんな一様に同じだから意外とウケルのかも。ダウンチューブにも「BEYOND」と良くわからないメーカーのロゴマークが入っており、ただそれだけだが雰囲気は良くてでいた。
こちらは鮮やかなカラーリングに加えフレームもちょっとレトロ感のある自転車。上記と同じくダウンチューブにはロゴ入でオシャレな感じがする。
クロスバイクの三角フレームに泥除け+かご+ライトの通勤仕様も。6段変速で値段は19800円だったが、個人的にはこれを買うならサイクルベースあさひの似たようなやつのほうが良いかもと感じた。
奥には従来型の安いシティサイクルもあった。ただ、円安の影響?なのか以前の激安時よりもちょっと値上げした感じを受けた。
戻って店舗内。子持ちのママさんに人気な小径タイプの電動アシスト車もあった。一般的な電動アシスト車+自転車用チャイルドシートに比べ低重心なため安定感が良くフラつきづらいそうだ。多分ヤマハのPass Kiss miniだろうか
というわけで、今年のホームセンターにはファットバイクがあったりカラーリングが個性的だったりと面白い発見があった。ま
たパンクの悩みから開放される「ノーパンク自転車」も印象的で普段使いなら便利な足として機能してくれそうだ。普段はスポーツタイプにしか興味がない人も、たまにはホームセンターの自転車を除いてみるのも面白いかもしれない。
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