旭川・生活暮らし情報お届けブログ(旧自転車通行ガイドblog版)

コメント欄にて情報提供いただきました。これによると今年(2021年)10月に閉店したビクトリアステーション旭川末広店の跡地に焼肉屋の「七輪焼肉 安安 」がオープンするとのこと。




しかもオープン日はまもなくとなる2021年12月下旬。この速さなら建物はそのままで、内外装を改装した居抜き出店となる模様。





末広店は大手外食チェーン店が「餃子の王将」ぐらいしかないので(※小さい飲食店はチラホラあるけど)、末広地区に住んでいる人には嬉しいお店になるかも。

ちなみに札幌にはこの「七輪焼肉　安安」が既に7店舗あり、今回オープンする旭川末広店は北海道での８店舗目にあたる。道北や道東、道南には未進出で旭川末広店は札幌圏以外への初出店の店舗ともなった。





オープンする「七輪焼肉　安安」。旭川では聞いたことのない焼肉屋で、管理人自身も全然知らないお店。ということで、このお店について調べてみた。

まずWikipediaによれば

七輪焼肉安安（しちりんやきにくあんあん）は、株式会社富士達が展開する焼肉チェーンストアである。店舗数は直営店が148店舗、FCが10店、「七輪焼肉Big安」直営店が1店舗(2019年8月1日現在)。

単品での価格上限を税抜490円に設定する[1]。肉もアルコールも税抜300円未満のメニューがあるなど低価格設定であるが、その代わりに有料で網の交換（1回税抜50円）、カットレモン（2切、税抜50円）などの価格設定もしている。

となっている。ちなみに旭川でも人気の「焼肉きんぐ」は全国で270店舗だから、およそその半分ぐらいの規模のチェーン店といったところ。

そしてお店の名前にもあるようにチェーン店でありながら七輪を使った焼肉屋で、低価格な価格設定の焼肉屋のようだ。なので、食べ放題がメインの「焼肉きんぐ」とは、ジャンル、価格設定、七輪などで差別化されている印象を受けた。



七輪で低価格と聞くと興味をそそられるのだが、では実際にどんな肉でどれぐらいの値段なのかを見てみよう。公式ページにはメニューが載っていて、以下の通りとなっている。


　

まずはメインの肉類。これを見ると牛、豚、鶏、ホルモンのほか羊もあり、値段は安いものでウィンナーあたりが190円代から。次が290円、390円、490円、一部590円と５段階設定。味付きジンギスカンやラム肩ロースがあるのも嬉しい。

なお、地域よってメニューが若干異なるようで、北海道地域のみこの羊肉の扱いがあった。その他の地域では羊が無くなり、「安安王道４種盛り合わせ」などが入れ替えでメニューに入っていた。


　

この他サイドメニューも豊富で、じゃがバター、にんにくバター、海鮮、漬物(ナムルなど)、サラダ、野菜、ご飯、スープ、デザートなどがある。

ドリンクのみ単品と120分飲み放題コースが存在し、これ以外にもソフトドリンクが飲み放題となるドリンクバーの設定もある。



これ以外に安安では肉やサイドメニュー、ご飯類がセットになったコースメニューも存在し、2500円と1600円の２種類から選べる。

単品で注文するよりはお得になっており、これにアルコールを含めたドリンク飲み放題が1300円。ソフトドリンクなら500円なので、安いコースメニュー＋ソフトドリンク飲み放題の組み合わせだと2100円(税込み)から堪能できそうだ。

安安がタッチパネルに対応してる！ (@ 七輪焼肉 安安 大塚店 in 豊島区, 東京都) https://t.co/MMKoKWKMZu pic.twitter.com/dznNnY60M3

— あいじゅう (@aijyu) May 18, 2019

なお注文はタッチパネルから行うそうで、最近のお店らしい合理的なシステムが導入されている(※旭川末広店でも導入されるかは現在のところ不明)。

本日12月8日(水)は藤沢店がお肉"ほぼ"半額に #七輪焼肉安安創業21周年記念 #お客様大感謝セール https://t.co/KDY5OIq7Bz

— 七輪焼肉安安【公式】 (@anan_yakiniku) December 8, 2021

また、時期によっては半額セールなどイベントもあるそうなので、さらにお特に利用できそうだ。



ざくっとメニューを見てみたが、七輪焼肉 安安は食べ放題ではない低価格なメニューに七輪を組み合わせた焼肉チェーン店。市内でも人気のきんぐと比べると食べ放題ではないが、一品あたりの単価が安く、コースメニューにすれば1600円で手軽に炭火の焼き肉を堪能できるのがポイントだと思う。

焼き肉きんぐは土日のランチだと1980円のがあったり、平日でも安いやつは2680円の食べ放題コースがあるが、ひとつ上のコースと比べると少し魅力が劣るため、実質2980円(税抜)のコースを選ぶ人が多いと思う。

肉は食べ放題にしては美味しく、「きんぐカルビ」などの名物メニュー、期間限定メニューなどもあり満足度も高いが、中には高く感じる人も居ると思う。

そして焼肉きんぐは火が炭火ではないガスコンロ。「低価格で炭火」という点は安安にアドバンテージがあると思う。また、食べ放題が苦手な人でも「安安」は単品注文か、セットコースかになるので利用しやすいと思う。

ただし、「安安」では「焼肉きんぐ」にあった小学生以下半額、小学生以下無料や、６５歳以上500円引きなどの年齢別割引が存在しない。その点も利用するターゲット層を絞っていると思う。

なのでメインターゲットとしては一人暮らしの独身とか、カップル、２人か３〜４人などの少人数グループがメインの対象となると思う。割引だけみると子供連れやシニア層に対する優遇はない感じがする。

UberHouse町田店★

今日はいい肉の日♪
近くの安安の焼肉ランチに行ってきました★

定食セットが650円〜(*'ω'*)
ほんとに安い！！！でも美味しい♪
焼肉好きな人はぜひぜひ行ってみて下さい！#町田　#賃貸　#今日は肉の日　#安安#お引越し　#ランチ　#焼肉　#定食#1000円以下　#安い pic.twitter.com/Ff34LJGic9

— ＵｂｅｒＨｏｕｓｅ町田 (@house_uber) November 29, 2021

なお、安安には焼肉きんぐにはない平日ランチメニューも存在する。一番安いカルビランチは650円からで、このランチには塩キャベツとごはんのおかわり無料付き。気軽に平日の焼肉ランチも楽しめそうだ。



旭川市内では昨年閉店したファミリーレストラン、「ヴィクトリアステーション旭川忠和店」が居抜きで焼肉屋の「おはこ」に生まれ変わったのが記憶に新しい。ファミレスや居酒屋は流行らず、かわりに焼肉屋が流行る。これがコロナ禍での定説となっている。

また、旭川は急速に高齢化が進む地域でもある。春光イオンの記事にも書いたが、令和３年４月１日現在の人口約33万人に占める65歳以上の割当は男性が30.7%、女性は37.3%。

国勢調査の高齢化率では平成２年が11.6%だったのに対し令和３年４月には34.2%に達するなど３人に１人が６５歳以上という極めて高い高齢化率となっている。さらに全国的に晩婚が進み１人世帯や子供の居ない夫婦、親と同居の子供の家族など核家族化も進んでいる。

コロナ禍に少子高齢化、核家族化という時代では昔ながらのファミリーレストランという、大家族や子供連れをターゲットとしたお店は流行りづらいという側面もある。そういった背景が旭川でも当てはまり、ファミリーレストランから焼肉屋への流れができていると思う。



七輪焼肉　安安　旭川末広店のオープン日は公式ページで「2021年12月下旬」となっているだけで、現在は詳細な日にちは発表されていない。特に問題なければ年内にオープンすると思うが、続報が分かり次第記事にしようと思う。

なお、既にアルバイトの募集は行われており、バイト募集ページには2021年12月28日オープン予定となっている。

---------------------------------------------------------------------------------------
※2021年12月15日追記　地元のフリーペーパー、ライナーの求人にて開店日が載っていました。これによると12月28日開店で間違いないようです。