2023年02月16日
【開店】さかい珈琲 アルティモール東神楽店
アルティモール東神楽にコーヒーチェーン店が誕生・その背景は?
東神楽のショッピングモール、「アルティモール東神楽」内に東海地方を中心に全国に展開する喫茶店チェーン店、「さかい珈琲」がオープンすることがわかった。
出典:さかい珈琲 ※画像はさかい珈琲の帯広南店
情報元によると手掛けるのは東神楽町でクリーニング業を手掛ける「北海道健誠社」。ここのフランチャイズ運営となる。
北海道健誠社は旭川市内でも「ランドリーム」を運営しているが、2022年5月には初のフランチャイズ店舗で、ホリエモンやザクザクカレーパンで有名の「小麦の奴隷」を旭神町にオープン。
今回の出店は同社にとって飲食系FC運営の第2弾となる。
ここ数年で隣接する旭川市では本州王手チェーン店の進出が相次ぎ、コメダ珈琲、むさしの森珈琲が各1店舗。スターバックスは新規店舗が増えて6店舗になるなど、カフェ戦争が勃発している。
東神楽はこれまで大手チェーン店の進出が無く、この「さかい珈琲」が初となる。
町の人口は約1万人で道内でも多い方ではないが、北海道第2の都市・旭川市に隣接し、特に出店するアルティモール東神楽は若い人が多い「ひじり野」地区にある。
東神楽町は「北海道で一番の住みやすい町」としても有名であり、人口増加率も2015年国勢調査の人口増加率で北海道内1位(10.1%)、40年間連続増加の町である。
アルティモール東神楽は車での来店をメインとしたショッピングモールで、こういった若者需要や隣接需要など背景にあるとみる。
さかい珈琲はアルティモール内のどこにできる?
さかい珈琲はラーメン鷹の爪がある店舗の真ん前の空きスペースに出店する。ここは以前、ランチやカフェメニューを提供するお店が入っていたが、コロナ渦のせいなのかいつの間にか閉店となっていた。
角地で見晴らしも良く、さかい珈琲などのカフェ店舗としてはいい場所だと思う。
なお、この記事を書いた当初は、ビッフェスタイルのOMP跡地が有力と見ていたが、こちらではなかったようだ。
OMPはコロナ渦の影響をもろに受け、休業などしていたが2022年に閉店。空きスペースとなっていた。
OMP跡地は依然として空きスペースのまま。
さかい珈琲のオープン日はいつ?
現在募集中の求人情報によれば、オープン日は2023年4月。
求人によれば研修開始が4月6日となっているので、はやくても2023年4月中旬〜下旬あたりのオープンと推測する。
その後の店舗前張り紙で、2023年4月下旬と告知された。
さかい珈琲とは?
さかい珈琲は岐阜県発症のコーヒーチェーン店で、2007年創業。かつては焼肉チェーン店の「焼肉屋さかい」を運営していたそうだが、2000年代のBSE騒動で経営に大ダメージ。
焼肉屋以外に活路を見出し「元町珈琲」を発足させるも事態は好転せず焼肉屋から撤退。焼肉屋さかいや元町珈琲は株式会社ジー・コミュニケーショングループの傘下となり、2007年に再参入したのが「さかい珈琲」とされている。
今では2023年2月現在で全国に33店舗。北海道はこのうち3店舗(帯広2店舗、札幌1店舗)を展開しており、むさしの森珈琲(全国62店舗)の半分程度の店舗展開となっている(※コメダ珈琲は全国972店舗)。
さかい珈琲のコンセプトは
いつでも、何度でも、最高のくつろぎ時間を。
ここはどこよりもくつろげる最高の憩いの場所。
普通だけど、普通じゃない。
空間も、コーヒーも、パンケーキも、食事も何もかもがちょっといい。
一つひとつにちゃんとこだわり、一つひとつを丁寧に。
小さな幸せと、ホッと安らげる心地よいくつろぎ時間をお届けします
となっており、特に「本格珈琲」とふわふわの「パンケーキ」が有名なカフェチェーン店である。
出典:さかい珈琲 ※パンケーキの「ストロベリーとベリー」
メニューもコーヒーやパンケーキ以外に「モーニング」、「ランチ」、オムライスやナポリタン、煮込みハンバーグなどの「食事メニュー」もありランチや食事目的での利用も可能のようだ。
東神楽やその近隣に在住で、カフェ好きの人にはうれしい新店舗である。
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