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2017年12月19日
学生の重大自転車事故 就活にも影響
2017年12月17日
横浜市鶴見区 河川敷で自転車と歩行者が衝突し死亡事故
2017年12月、横浜市の鶴見区にある河川敷で中学三年生の運転する自転車がそこを歩いていた79歳の女性に衝突する事故が発生。女性が死亡する事故が発生した。以下、NHK NEWS WEBから
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12日夕方、横浜市鶴見区で、中学3年の男子生徒が運転する自転車が歩いていた79歳の女性に衝突し、女性が死亡しました。
12日午後6時ごろ、横浜市鶴見区下末吉で、中学3年の男子生徒が運転する自転車が、正面から歩いてきた近くに住む崎山法子さん(79)に衝突しました。2人はいずれも病院に搬送されましたが、このうち崎山さんはおよそ3時間後に搬送先の病院で死亡しました。男子生徒は命に別状はないということです。
警察によりますと、現場は鶴見川沿いの幅5.5メートルの道路で、歩行者と自転車は通ることができますが、街灯はなく、当時、辺りは暗く見通しは悪い状況だったということです。
自転車の男子生徒は自宅に帰る途中で、警察は男子生徒から当時の状況を聴くなどして、事故のいきさつについて詳しく調べることにしています。
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事故の状況を分析すると発生した時間帯は午後6時。12月の午後6時というとすでに真っ暗で車の運転でも歩行者や自転車が居ないか神経を使う時間帯だ。加えて事件現場は河川敷。NHKの動画によれば事故現場はまわりの道路に街灯があるものの、河川敷そのものに街灯はないようで見通しがかなり悪いように見える(※キャプチャー画像は撮影カメラの照明で手前が明るく映っている)。
※参考 どんなライトなら夜のサイクリングロードを走れるか?
一般的にこういった街灯の無い河川敷を自転車で走る際はかなり明るめのライトで前方を照らし、そこを歩く歩行者に要注意して走行することが求められる。特に歩行者は暗めの服装や反射材がない場合闇夜に溶け込んで遠くからではその存在に気づきづらいため、いつ接触事故が起きても不思議ではない。このような悪条件と対応方法を念頭に入れつつ河川敷を走ることが求められるのだが、加害者は中学三年生。午後6時頃といえば部活帰りかもしくは遊んだ帰り道かもしれないが体力は小学生よりもあり自転車のスピードが出やすい。死亡事故に至っている点からも衝突時にそれなりにスピードが出ていたことが予想され、河川敷の危険性を熟知していなかった可能性が高い。
死亡事故に至ってしまったのは非常に残念だが、こういったニュースをきっかけに中高生を持つ親で自転車を利用している子供がいる場合は今一度、河川敷の危険性について再度認識しその走り方を見直すきっかけにしてほしいと感じだ。
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12日夕方、横浜市鶴見区で、中学3年の男子生徒が運転する自転車が歩いていた79歳の女性に衝突し、女性が死亡しました。
12日午後6時ごろ、横浜市鶴見区下末吉で、中学3年の男子生徒が運転する自転車が、正面から歩いてきた近くに住む崎山法子さん(79)に衝突しました。2人はいずれも病院に搬送されましたが、このうち崎山さんはおよそ3時間後に搬送先の病院で死亡しました。男子生徒は命に別状はないということです。
警察によりますと、現場は鶴見川沿いの幅5.5メートルの道路で、歩行者と自転車は通ることができますが、街灯はなく、当時、辺りは暗く見通しは悪い状況だったということです。
自転車の男子生徒は自宅に帰る途中で、警察は男子生徒から当時の状況を聴くなどして、事故のいきさつについて詳しく調べることにしています。
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事故の状況を分析すると発生した時間帯は午後6時。12月の午後6時というとすでに真っ暗で車の運転でも歩行者や自転車が居ないか神経を使う時間帯だ。加えて事件現場は河川敷。NHKの動画によれば事故現場はまわりの道路に街灯があるものの、河川敷そのものに街灯はないようで見通しがかなり悪いように見える(※キャプチャー画像は撮影カメラの照明で手前が明るく映っている)。
※参考 どんなライトなら夜のサイクリングロードを走れるか?
一般的にこういった街灯の無い河川敷を自転車で走る際はかなり明るめのライトで前方を照らし、そこを歩く歩行者に要注意して走行することが求められる。特に歩行者は暗めの服装や反射材がない場合闇夜に溶け込んで遠くからではその存在に気づきづらいため、いつ接触事故が起きても不思議ではない。このような悪条件と対応方法を念頭に入れつつ河川敷を走ることが求められるのだが、加害者は中学三年生。午後6時頃といえば部活帰りかもしくは遊んだ帰り道かもしれないが体力は小学生よりもあり自転車のスピードが出やすい。死亡事故に至っている点からも衝突時にそれなりにスピードが出ていたことが予想され、河川敷の危険性を熟知していなかった可能性が高い。
死亡事故に至ってしまったのは非常に残念だが、こういったニュースをきっかけに中高生を持つ親で自転車を利用している子供がいる場合は今一度、河川敷の危険性について再度認識しその走り方を見直すきっかけにしてほしいと感じだ。
2017年12月03日
北海道で自転車条例を制定 サイクルツーリズム推進で観光客を誘致
近年、自転車の安全利用やサイクリング推進などを目的に都道府県レベルでの条例制定を行うところが増えてきているが、管理人在住の北海道でも2018年の2月に条例提案&可決を目指すことがわかった。
情報元:北海道新聞
ただ、他の自治体と違って珍しい部分がありそれは「サイクルツーリズムの推進」が条例に盛り込まれる点。
背景には北海道での自転車観光を推進&促進したい意図があるようで、既に北海道開発局の開発連携推進課が先行して「北海道のサイクルツーリズム推進に向けた検討委員会」を立ち上げて活動中だ。また、開発局が参加し、一般社団法人 北海道商工会議所連合会が運営する「サイクル・ツーリズム北海道推進連絡会」のホームページではエリアごとのサイクルガイドマップ、ガイド、ホテル、サイクルショップなどが確認できるようになっていて、ガイドブックは英語や中国語(簡体字)にも対応している。北海道の自転車条例はこのような観光を目的としたサイクリングが盛り込まれそうだ。条例の主なポイントは北海道新聞によれば以下の通り
・地域の実情に応じた計画的な施策
・サイクルツーリズムの観光客への情報提供
・交通安全教育
・自転車専用道路の整備―などを規定。自転車の利用者には安全確保のためにヘルメット着用を求め、販売業者には購入者に防犯登録の必要性を説明するよう求める
ヘルメットに関しては義務化した兵庫県や大阪府に比べると「着用を求める」と弱めの内容だが、自転車条例を制定することで自治体レベルでの何らかの自転車に関する政策や活動が望めると思うので無意味ではないといったところか。ただ、北海道の地域柄として郊外の道路は自動車の流れ(スピード)が速い傾向があり、かつ安全に追い越さない(配慮が無い)ドライバーも結構居るため自転車利用者だけでなく、自動車のドライバーに対しても対応が必要になると感じた。特に危険な道路での警察による速度測定などポイント稼ぎではなく安全のための取り締まりも増やして地域全体でサイクルツーリズムを推進する必要がありそうである。
情報元:北海道新聞
ただ、他の自治体と違って珍しい部分がありそれは「サイクルツーリズムの推進」が条例に盛り込まれる点。
背景には北海道での自転車観光を推進&促進したい意図があるようで、既に北海道開発局の開発連携推進課が先行して「北海道のサイクルツーリズム推進に向けた検討委員会」を立ち上げて活動中だ。また、開発局が参加し、一般社団法人 北海道商工会議所連合会が運営する「サイクル・ツーリズム北海道推進連絡会」のホームページではエリアごとのサイクルガイドマップ、ガイド、ホテル、サイクルショップなどが確認できるようになっていて、ガイドブックは英語や中国語(簡体字)にも対応している。北海道の自転車条例はこのような観光を目的としたサイクリングが盛り込まれそうだ。条例の主なポイントは北海道新聞によれば以下の通り
・地域の実情に応じた計画的な施策
・サイクルツーリズムの観光客への情報提供
・交通安全教育
・自転車専用道路の整備―などを規定。自転車の利用者には安全確保のためにヘルメット着用を求め、販売業者には購入者に防犯登録の必要性を説明するよう求める
ヘルメットに関しては義務化した兵庫県や大阪府に比べると「着用を求める」と弱めの内容だが、自転車条例を制定することで自治体レベルでの何らかの自転車に関する政策や活動が望めると思うので無意味ではないといったところか。ただ、北海道の地域柄として郊外の道路は自動車の流れ(スピード)が速い傾向があり、かつ安全に追い越さない(配慮が無い)ドライバーも結構居るため自転車利用者だけでなく、自動車のドライバーに対しても対応が必要になると感じた。特に危険な道路での警察による速度測定などポイント稼ぎではなく安全のための取り締まりも増やして地域全体でサイクルツーリズムを推進する必要がありそうである。