旭川・生活暮らし情報お届けブログ(旧自転車通行ガイドblog版)

twitterのフォロワーさんから入った情報で、西御料地区にあるスーパー銭湯「御料乃湯」が2023年3月31日で閉店することが判明した。


※御料乃湯より

御料乃湯の公式ホームページにもこのように掲載されており、紛れもない事実のようだ。

旭川ではここ数年、花咲地区の「旭川健康ランド」や永山地区の「大雪乃湯」、春光地区の「花園湯」、末広地区の「亀乃湯」など大型銭湯や街銭湯が軒並み閉店・廃業しており、御料乃湯もこれに続く形。

全国的にもコロナ渦による急速な客足減少、燃料費や電気代高騰などの影響をうけて閉店・廃業が加速しており、旭川も例外ではないようだ。


御料乃湯の公式サイトによれば閉店の理由として

経営会社による事業撤退の申し出以来、別会社での運営を予定しておりましたが燃料高騰や施設の老朽化等々検討した結果、残念ながら閉館させていただく運びとなりました。

出典：御料乃湯

と書かれており、御料乃湯では運営会社の事業撤退と、燃料費の高騰や施設老朽化に伴う修繕費用などが閉店を決めた理由となったようだ。営業開始から１７年経過とのことで、このあたりが重しとなったか。

奇しくも健康ランドが閉店した際も施設維持などの費用も理由にあげていたが、銭湯施設では維持や設備投資の負担がかなり大きいようだ。

さらに2023年6月には北海道電力の電気代値上げも予定されており、光熱費のさらなる圧迫も経営判断に影響したと推測する。

なお閉館に伴い、入浴回数券の買取をフロントにて3月10日から31日の午後６時まで以下の通り実施する。

• 2021年8月発売の入浴券11枚綴りは１枚500円
• 2022年8月発売の入浴券１１枚綴りは1枚545円
• 通常販売で2023年4月1日以降に有効期限を迎えるものは1枚590円

となっている。入浴回数券をお持ちの方は閉館までに使い切るか返金してもらうかなど対応をお忘れずに。



銭湯が閉店を決める場所もある一方で、市内ではリニューアルして再度オープンするところも出ている。

直近では宮前通16丁目の「オスパー」が『SPA＆SAUNAオスパー』として1月28日にリニューアルオープン。昔ながらのお客から新規のお客さんまで評判は上々のようだ。

SPA＆SAUNA オスパー

先月末リニューアルオープンしたオスパー行ってきました
大浴場がキレイに一新！
寝湯は角度と深さがちょうどいいし、セルフロウリュサウナはアロマ水のいい香りを楽しみつつもしっかり汗かける暑さです
入館セットにプラス30円するだけでおにぎりが付いてくるのもなんか良かったです
#オスパー pic.twitter.com/zjiH0sMN5d

— かっつん⛷️ (@GS35oo) February 27, 2023

高砂地区の高砂温泉も2021年7月にリニューアルオープンし、営業を続けている。

旭川のサウナも行ってきました

お風呂のデパート♪
高砂温泉♪♫
風呂の種類いっぱいあって楽しい️ pic.twitter.com/EiF3q0KVwO

— ひまにっちキャンプクラブ (@himanichclub3) February 24, 2023

市内の入浴施設は絶対数が減りつつあるものの、生き残りをかけてリニューアルやキャンペーン、イベント実施、コラボ、SNS活用など様々な工夫をこらしている。

高砂温泉